2022/08/19

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山梨県出身の有名漫画家4名・人気声優3名を一挙紹介|セーラームーン作者武内直子・エースをねらえ作者山本鈴美香、他

三浦友和や田原俊彦の出身地としても有名な山梨県。

そんな山梨県は、有名漫画家や人気声優の出身地としても有名なのはご存知でしょうか。

そこで今回は、山梨県出身の有名漫画家4名と人気声優3名について紹介していきます!



武内直子 |山梨県甲府市|美少女戦士セーラームーン

プロフィール

・名前               冨樫 直子(とがし なおこ)

・生年月日   1967年3月15日

・活動期間   1986年 -

・ジャンル   少女漫画

簡単な経歴


武内直子は、高校生の時に描いた学祭のポスターが非常にクオリティが高く、
同級生からは一目置かれる存在でした。

大学生になると、なかよし新人漫画賞で入選して、漫画家デビューを果たします。

大学を卒業してからは半年間、病院で勤務していましたが、1993年には「コードネームはセーラーV」という作品で一躍有名になります。

また、「美少女戦士セーラームーン」の連載も開始して、大ヒット作品となりました。

1999年には、「幽☆遊☆白書」や「HUNTER×HUNTER」などを手掛けた同じ漫画家の冨樫義博(とがし よしひろ)と結婚し、当時は大きな話題を集めました。

代表作品


「コードネームはセーラーV」、「美少女戦士セーラームーン」が代表作品です。

特に「美少女戦士セーラームーン」は、アニメやゲーム、ドラマにもなりました。
全世界での累計発行部数は3000万部を超えています。

可愛らしく個性のあるキャラクターに、魅了されたファンも少なくありません。




山本鈴美香|山梨県塩山市|エースをねらえ!

プロフィール

・名前               山本 鈴美香 (やまもと すみか)

・生年月日   1949年6月17日

・活動期間   1971年 -

・ジャンル   スポーツ・少女漫画

簡単な経歴

山本鈴美香は、大学でデザインの知識を学び、1971年に「その一言がいえなくて...」という作品で漫画家デビューを果たします。

1973年には週刊マーガレットより、テニスを題材とした作品「エースをねらえ!」の連載が開始されて大ヒット作品となり、約7年間、連載されました。

「エースをねらえ!」の連載が終了した後は、家族と一緒に出身地の山梨県塩山市に戻り、「神山会」という宗教の巫女となっています。

代表作品

「エースをねらえ!」が代表作品です。

これまでにアニメ化やドラマ化もされており、「エースをねらえ!」がキッカケでテニスを始めたという人も少なくありません。社会現象を起こした作品です。


吉沢やすみ|山梨県山梨市|ど根性ガエル

プロフィール

・名前               吉沢やすみ

・生年月日   1950年1月8日

・活動期間   1970年 - 2016年

・ジャンル   ギャグ漫画

簡単な経歴

吉沢やすみは、高校生の頃から同人作家として活動しており、「まんがマニア」という媒体に漫画を投稿していました。

高校を卒業してからは上京し、漫画家の貝塚 ひろし(かいづか ひろし)の影響で週刊少年ジャンプにギャグ漫画の「ど根性ガエル」を投稿します。すると、週刊少年ジャンプの編集長の目に留まり、1970年に「ど根性ガエル」で漫画家デビューを果たすのでした。

その後は大ヒットし、ジャンプの看板漫画になります。大ヒットしたことで、それなりの大金を得ることができましたが、ギャンブルにのめり込んでしまい、あっという間に失ってしまいます。漫画を描こうとしますが、スランプに陥り、なかなか制作することができませんでした。それからもギャンブルを辞めることができず、収入ゼロの状態が続きます。

しかし、1990年代に放送されていたテレビドラマ「ひとつ屋根の下」で、江口洋介がピョン吉Tシャツを着ていたことで、「ど根性ガエル」が再び注目を浴びるようになります。また、パチンコやCMなどにも起用されたことで、収入が安定するようになりました。

2016年には脳卒中となり入院しますが、なんとか一命を取り留めて元気に暮らしています。

代表作品

「ど根性ガエル」が代表作品です。アニメ化やドラマ化もされており、CMなどにも起用されています。

ピョン吉Tシャツに関してはCMなどの影響もあり、老若男女問わず多くの人から認知されています。

藤巻 忠俊|山梨県|黒子のバスケ

プロフィール

・名前               藤巻 忠俊(ふじまき ただとし)

・生年月日   1982年6月9日

・活動期間   2006年 -

・ジャンル   少年漫画

簡単な経歴

藤巻 忠俊は、大学中退後に本格的に漫画を描き始めます。ジャンプ十二傑新人漫画賞では、「GEKISHIN!虎徹」という作品で最終候補まで残ります。

その後、別の時期に開催されたジャンプ十二傑新人漫画賞で「黒子のバスケ」を投稿し、十二傑賞を受賞します。赤マルジャンプに「黒子のバスケ」が掲載されて、漫画家デビューを果たすのでした。

2009年に週刊少年ジャンプで「黒子のバスケ」の連載が開始され、大ヒット作品となります。

2012年には「黒子のバスケ」に対しての脅迫事件もありましたが、2013年に犯人が逮捕されます。2014年に連載が終了しますが、少年ジャンプ+で番外編が公開されるなど、長期に渡って愛された作品です。

代表作品

「黒子のバスケ」が代表作品です。

アニメ化やゲーム化もされて、番外編は映画化にもなりました。現実ではあり得ないような異次元のプレーが話題となり、日本だけではなく海外の人からも愛された作品です。

斉藤壮馬(声優)|山梨県甲府市|アカメが斬る!「タツミ」役

プロフィール

・名前               斉藤壮馬(さいとう そうま)

・生年月日   1991年4月22日

・活動期間   2010年 〜

・所属事務所   81プロデュース

・オフィシャルサイト・ブログ 斉藤壮馬(SOMA SAITO) OFFICIAL WEBSITE

簡単な経歴

斉藤壮馬は高校生活では、環境にあまり馴染めず、不登校の時期もありました。

その時に自宅でアニメや映画を鑑賞する時間が増えて、SFアニメ「ぼくらの」がキッカケで声優を目指すようになります。

2008年には、81オーディションで優秀賞を受賞します。また、2009年には全国高等学校総合文化祭の朗読部門で審査員特別賞を受賞するなど着実に実績を積み上げていきます。

早稲田大学に進学後、声優養成所に通い、ゲーム作品「剣と魔法と学園モノ。2G」で声優デビューを果たします。2013年に81プロデュースジュニアに所属すると、2014年の「ハイキュー!!」で山口 忠(やまぐち ただし)役を演じます。

また、同じ年に「アカメが斬る!」で主人公であるタツミ役を演じるなど、注目を浴びるようになります。2015年には声優アワードで新人男優賞を受賞。その後も様々なアニメで声優を担当して、ソロアーティストデビューもするなど、華々しい活躍を遂げます。

2022年には「ブルーロック」で千切豹馬(ちぎりひょうま)役を演じることが決まっているなど、今後の活躍に目が離せません。

代表作品

数多くの大ヒット作品がありますが、その中でも「アカメが斬る!」が代表作品です。

「アカメが斬る!」は、シリーズ累計発行部数410万部を記録しています。「アカメが斬る!」をキッカケに、斉藤壮馬を知ったという人も少なくありません。

高森奈津美(声優)|山梨県甲府市|アイドルマスター シンデレラガールズ「前川みく」役

プロフィール

・名前               高森 奈津美(たかもり なつみ)

・生年月日   1987年2月14日

・活動期間   2009年 〜

・所属事務所   プロ・フィット

・オフィシャルサイト・ブログ 高森奈津美 - プロ・フィット

簡単な経歴

高森奈津美は、プロ・フィット声優養成所に所属しており、2009年にアダルトゲームである「WHITE ALBUM」にて声優デビューを果たします。

2010年には「ジュエルペット てぃんくる☆」で桜あかり役、2012年には「Another」にて見崎 鳴(みさき めい)役を演じるなど、様々な人気キャラクターの声優を担当しています。

また、山梨県富士吉田市の観光PRキャラクター「桜織(さおり)」のキャラクターボイスを担当するなど、幅広く活躍しています。

代表作品

「アイドルマスター シンデレラガールズ」が代表作品です。

THE IDOLM@STERシリーズの3作目となる作品で、「アイドルマスター シンデレラガールズ」は全26話で放送されました。

スマートフォンゲームとしても登場しており、ユーザーは推しメンを決めて好きなキャラクターを応援しています。

金丸 淳一(声優)|山梨県甲府市|デジモンテイマーズ「秋山遼」役

プロフィール

・名前               金丸 淳一(かねまる じゅんいち)

・生年月日   1963年10月27日

・活動期間   1985年〜

・所属事務所   81プロデュース

・オフィシャルサイト・ブログ Kanemaru Junichi Official Web 金丸淳一オフィシャルウェブ

簡単な経歴


金丸 淳一は大学生の頃に、スタジオDJのバイトでスカウトされて、「うる星やつら」のアフレコに参加します。
その後も何度かオファーがあり、テレビ番組のナレーターなどを任されるようになりました。

1991年には「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」にて、主人公の風見ハヤト役を演じ、声優デビューを果たします。1994年には「ママレード・ボーイ」で須王銀太(すおう ぎんた)役を演じ、2001年には「デジモンテイマーズ」で秋山 遼(あきやま りょう)役を演じます。

アニメ以外にゲームやドラマCDなどでも活躍し、英語を勉強していたことから英語を話すキャラクラーを演じた経験もあります。

代表作品

「デジモンテイマーズ」が代表作品です。

デジモンシリーズの3作品目にあたり、これまでに映画化やトレーディングカードにもなっています。日曜の9時から放送されていたため、子供に大人気の作品でした。

まとめ

山梨県出身の有名漫画家や人気声優について紹介しました。

今回紹介した漫画家や声優以外にも、山梨県出身の人物は数多く存在します。

今回の記事をキッカケに、気になった漫画家の作品や山梨県出身の声優が担当しているアニメを視聴してみてはいかがでしょうか。



たまぽん通信編集部:shoji suzuki




<参考資料>

sensagent|出身都道府県別漫画家一覧

Wiki|山梨県出身の人物一覧

Wiki|武内直子

Wiki|山本鈴美香

Wiki|吉沢やすみ

Wiki|藤巻 忠俊

Wiki|斉藤壮馬

Wiki|高森奈津美

Wiki|金丸 淳一

斉藤壮馬(SOMA SAITO) OFFICIAL WEBSITE

高森奈津美 - プロ・フィット

Kanemaru Junichi Official Web 金丸淳一オフィシャルウェブ