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2022/09/28

ゆかりのある有名人

福島県出身の有名漫画家6名・人気声優2名を徹底解説！

俳優やタレントとして活躍している西田敏行やお笑い芸人のあばれる君などの出身地としてもおなじみの福島県ですが、漫画家や声優の出身地としても有名です。

そこで今回は、福島県出身の有名漫画家6名・人気声優2名を徹底解説していきます！

笹川ひろし｜福島県｜ハクション大魔王

プロフィール

・名前：　笹川ひろし（ささがわひろし）

・生年月日：　1936年7月9日

・活動期間：　1958年 -

・ジャンル：　ギャグ・アクション漫画

簡単な経歴

笹川ひろしは、福島県で漆塗り職人になりましたが、漫画家への夢を諦めることができず、会津漫画研究会を結成。

「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」などを手掛けた手塚治虫（てづかおさむ）に自身の漫画を送り続けます。

1957年に想いが通じ、上京してから手塚治虫のアシスタントになりました。

その後、月刊誌の少年画報にて「探偵学校」が連載されて漫画家デビュー。

独立してからは「鉄腕ベビー」や「少年キング」などの作品を次々と生み出します。

1967年にはタツノコプロと共同制作することになり、「おらぁグズラだど」というコメディアニメの監督として就任。

反響を呼び、1969年にはギャグ作品「ハクション大魔王」の総監督にもなります。

1975年には「タイムボカンシリーズ」も担当することとなり、一躍人気を集めました。

1979年にタツノコプロを退社して個人事務所を設立しますが、タイムボカンシリーズの担当は継続。

また、1990年にはアニメ制作会社「アニメーション21」の立ち上げメンバーとしても参加し、「サラダ十勇士トマトマン」や「ポコニャン」などのアニメ作品を制作します。

しかし、バブルの崩壊により解散。

1994年からは再びタツノコプロへと復帰し、ディレクターなどさまざまな業務に携わっています。

代表作品

「ハクション大魔王」、「平成天才バカボン」などが代表作品です。

特に「ハクション大魔王」は、壺の前でくしゃみをすると魔法使いであるハクション大魔王が登場するという斬新な設定で、当時話題を集めました。

2020年の4月には、「ハクション大魔王2020」というタイトルで約50年ぶりにアニメが放送されています。

髙橋ヒロシ｜福島県河沼郡会津坂下町｜クローズ

プロフィール

・名前：　髙橋ヒロシ（たかはしヒロシ）

・生年月日：　1965年12月12日

・活動期間：　1989年 -

・ジャンル：　少年漫画

・オフィシャルサイト・ブログ：　髙橋ヒロシOFFICIAL WEBSITE

簡単な経歴

髙橋ヒロシは1989年に月刊少年コミックにて漫画家デビューを果たします。

1990年には、月刊少年チャンピオンで不良漫画「クローズ」の連載が開始され、大ヒット作品となります。

その後は「クローズ外」や「続クローズ外伝」などの作品も手掛け、
1998年にヤングキングより「QP」の連載もスタート。

2001年には、クローズの続編である「WORST」が月刊少年チャンピオンより連載が始まるなど、
まさに不良漫画の原点となる作品を作った人物と言えるでしょう。

代表作品

「クローズ」、「WORST」が代表作品です。

特に「クローズ」は2007年に実写映画化。

小栗旬が主役を務め、迫力のある喧嘩シーンが話題となりました。

「男性であれば、一度は喧嘩が強くなりたい」という欲望を忠実に再現した作品です。

荒井チェリー｜福島県｜未確認で進行形

プロフィール

・名前：　荒井チェリー（あらいチェリー）

・生年月日：　不明

・活動期間：　2003年 -

・ジャンル：　4コマ漫画

・オフィシャルサイト・ブログ：　荒井チェリー

簡単な経歴

荒井チェリーは、一迅社にて津島亮というネームで活動していましたが、
2003年からまんがタイムきららで荒井チェリーに改名。

その後、「三者三葉」という4コマ作品で再度デビューを果たします。

2009年にはラブコメ4コマ漫画の「未確認で進行形」の連載が開始してヒット作品となりました。

また、「- C -」というサークル名で同人誌活動も行っています。

2011年の東日本大震災で一時期連載をストップしていましたが、同年の7月に復帰。

2016年にはデビュー作品である「三者三葉」がアニメ化されました。

代表作品

「三者三葉」、「未確認で進行形」が代表作品です。

特に「未確認で進行形」は2014年の2月にアニメ化されており、
現在（2022年4月）も月刊ComicREXで連載されています。

10年以上に渡る長期連載作品です。

鈴木央｜福島県須賀川市｜七つの大罪

プロフィール

・名前：　鈴木央（すずきなかば）

・生年月日：　1977年2月8日

・活動期間：　1994年 -

・ジャンル：　少年漫画

・オフィシャルサイト・ブログ：　鈴木央のだらだらブログリターンズ - livedoor

簡単な経歴

鈴木央は、「Revenge」という作品がホップ☆ステップ賞にて佳作を受賞したことで漫画家デビューを果たします。

1996年には「SAVAGE」が週刊少年ジャンプに掲載され、1998年に「ライジングインパクト」の連載が開始。

その後は「Ultra Red」、「僕と君の間に」など、さまざまな作品を連載し、
2012年に週刊少年マガジンで「七つの大罪」の連載が始まると、大ヒット作品となります。

2020年に連載が終了しますが、2021年からは続編である「黙示録の四騎士」が連載されています。

代表作品

「七つの大罪」が代表作品です。

連載終了時点で累計発行部数は3700万部を突破しており、これまでにゲームやアニメ・映画化にもなっています。

2015年には、講談社漫画賞で少年部門を受賞しました。

弐瓶勉｜福島県郡山市｜シドニアの騎士

プロフィール

・名前：　弐瓶勉（にへいつとむ）

・生年月日：　1971年2月26日

・活動期間：　1995年 -

・ジャンル：　青年漫画

簡単な経歴

弐瓶勉は高校を卒業後、建築会社で現場監督などをしていましたが、集団行動が自分に向かないと思い退職。

渡米して絵について学んだ後、数多くの作品を出版社に持ち込み、
1995年にアフタヌーン四季賞で審査員特別賞を受賞します。

その後、「地雷震」や「スカイハイ」などの作品を手掛けた髙橋ツトムのアシスタントを経験してから月刊アフタヌーンにて「BLAME!」の連載がスタート。

2009年にはSFアクション漫画「シドニアの騎士」の連載が開始してヒット作品となりました。

2017年には月刊少年シリウスにて「人形の国」の連載も開始しています。

代表作品

「シドニアの騎士」が代表作品です。

2015年に談社漫画賞の一般部門・2016年に星雲賞のコミック部門をそれぞれ受賞しています。

アニメ化もされており、国内だけでなく海外からも支持されている人気の作品です。

かみやたかひろ｜福島県いわき市｜OH!MYコンブ

プロフィール

・名前：　神谷孝広（かみやたかひろ）

・生年月日：　1961年3月21日

・活動期間：　1980年 -

・ジャンル：　ギャグ漫画

簡単な経歴

かみやたかひろは、19歳の若さで週刊ヤングマガジンにて漫画家デビューを果たします。

「珍念くん」や「笑笑キョンシー」などさまざまな作品を手掛け、
1990年には料理漫画である「OH!MYコンブ」の連載が開始すると、ヒット作品となりました。

また、1994年には月刊コミックボンボンで少年向けギャグ漫画の「へろへろくん」が連載されて、
自身や友人を作中に何度か登場させたこともあります。

2021年には続編である「OH!MYコンブミドル」がモーニングで連載されましたが、2022年に終了しました。

代表作品

「OH!MYコンブ」が代表作品です。

1991年にはアニメ化されており、原作や原案は「AKB48」や「坂道シリーズ」のプロデューサーとして有名な
秋元康が担当しています。

保志総一朗（声優）｜福島県会津若松市｜黒子のバスケ「笠松幸男」役

プロフィール

・名前：　保志総一朗（ほしそういちろう）

・生年月日：　1972年5月30日

・活動期間：　1994年 -

・所属事務所：　アーツビジョン

・オフィシャルサイト・ブログ：　保志総一朗 - KING AMUSEMENT CREATIVE

簡単な経歴

保志総一朗は、高校2年生の時に「魔女の宅急便」でトンボ役を演じた山口勝平に興味を持ち始めたことがきっかけで
声優に興味を持ちます。

その後、専門学校東京アナウンス学院放送の声優科に入学して、1994年に声優デビュー。

1998年に「聖ルミナス女学院」で田波龍三（たなみりゅうぞう）役、1999年に「無限のリヴァイアス」で相葉祐希（あいばゆうき）役、2002年に「機動戦士ガンダムSEED」でキラ・ヤマト役などを演じました。

2003年と2006年にアニメグランプリ声優部門でグランプリを受賞。

歌手としても活躍しており、シングルアルバムの「Shining Tears」は累計4万枚の販売に成功しています。

その後の声優活動においても、2012年に「黒子のバスケ」で笠松幸男（かさまつゆきお）役や「中二病でも恋がしたい!」で一色誠（いっしきまこと）役など、数多くの作品で主力となるキャラクターを演じています。

代表作品

「黒子のバスケ」、「中二病でも恋がしたい!」が代表作品です。

特に「黒子のバスケ」は累計発行部数3100万部を突破しており、映画化にもなっています。

バスケットボールを題材とした作品でありながらも、常軌を逸したプレーの数々に多くの視聴者が魅了されました。