2022/09/23

聖地巡礼(アニメ・漫画)

アニメ『ハイキュー!!』聖地巡礼スポット11選!ファンなら訪れたい舞台を紹介|岩手県軽米町がモデル!?

週刊少年ジャンプにて連載され、アニメ化や舞台化もされている大人気バレーボールアニメ作品『ハイキュー!!』。

本作に登場する場所や建物は、主に岩手県軽米町(かるまいまち)内をモデルに描かれており、軽米町は『ハイキュー‼』の聖地と呼ばれています。

この記事では、軽米町を中心に『ハイキュー‼』の聖地巡礼スポットを11か所解説!

作品の感動を体感できる聖地へ、ぜひ足を運んでみてくださいね。

『ハイキュー』とは?作品概要をチェック!

・原作者 古舘 春一(ふるだて はるいち)

・単行本 集英社より全45巻

・制作会社  Production I.G, Inc.(プロダクション・アイジー)

・監督 満仲 勧(みつなか すすむ)、佐藤 雅子(さとう まさこ)

・脚本 岸本 卓(きしもと たく)

・放送期間 第1期:2014年4月~9月、第2期:2015年10月~2016年3月、第3期:2016年10月~12月、第4期第1クール:2020年1月~4月、第4期第2クール:2020年10月~12月

・話数 第1期:全25話、第2期:全25話、第3期:全10話、第4期第1クール:全13話、第4期第2クール:全12話

・PV: 『ハイキュー!!』少年ジャンプ公式PV

『ハイキュー』のあらすじ

小学生だった日向翔陽(ひなた しょうよう)は、ある日、電気屋のディスプレイTVで高校バレー全国大会の様子を目にします。

そこには、日向と同じ小柄な体格をしながらも「小さな巨人」と呼ばれ、エースとして活躍する烏野高校の選手が映っていました。

小さな巨人に憧れバレーを始めた日向でしたが、入学した雪ヶ丘中学校のバレー部は廃部寸前で、思うように練習ができません。

それでも日向は諦めず、中学3年生の夏、後輩や友人を総動員してやっとの思いで大会に出場します。

しかし、天才セッター・影山飛雄(かげやま とびお)率いる強豪・北川第一中学校と対戦し、日向たちは1回戦であえなく惨敗。

日向は影山にリベンジを誓い、中学卒業後は憧れだった烏野高校に入学しました。

ですが影山も烏野高校に入学しており、バレー部に入部した2人は思いがけない形でチームメイトに!

当初は反発し合いケンカが絶えなかったものの、次第にお互いの能力を認め合うようになり、日向たちは共に全国大会を目指します。

『ハイキュー!!』原作者・古舘春一(ふるだて はるいち)さんとは?

古舘春一さんは2008年にJUMPトレジャー新人漫画賞で佳作を受賞し、翌2009年に漫画家デビュー。

2010年には初連載『詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。(きべんがくは、よつやせんぱいのかいだん。)』を発表します。

初連載が完結を迎えるとすぐに次回作に向けて動き出し、2011年には読切版『ハイキュー‼』を発表。

約1年間推敲を重ねたのち、2012年から『ハイキュー‼』の本格連載を開始しました。

なお、古舘さんは、漫画家になりたいと意識したころから「バレーボール漫画を描きたい」という夢を持っていたそうです。

中高とバレー部に所属していた古舘さんは自身のバレーボール人生に未練があり、漫画という形で再度バレーをやりたかったとインタビューで語っています。

『ハイキュー‼』の聖地・軽米町は古舘春一さんの出身地

『ハイキュー‼』の聖地・岩手県軽米町は、古舘さんの出身地でもあります。

本作の聖地巡礼スポットが軽米町という限定された地域に集約しているのは、古舘さんの郷土愛もあると思いますが、育った環境による理由も少なからずありました。

古舘さんが住んでいた当時、近くに電車が通っておらず、町の外へ出ることがほとんどなかったのです。

軽米町以外の町にあまり行ったことがなく土地勘がなかったため、古舘さんは故郷でよく知っている軽米町のスポットを多く作品に登場させました。

ただし、古舘さんは高校卒業後10年近く宮城県に住んでいたため、日向たちが通う学校は宮城県内にある設定になっています。

『ハイキュー』の聖地巡礼スポットを紹介

ここからは『ハイキュー‼』に登場する、聖地巡礼スポットを紹介していきます!

岩手県立軽米高等学校

岩手県立軽米高等学校は、日向や影山たちが通う宮城県立烏野高校のモデルです。

本校は作者の出身校でもあり、古舘さんもここで3年間バレーボールに打ち込んでいました。

校内への立ち入りはできませんが、再現度の高い外観を見るだけでも『ハイキュー‼』ファンなら感動すること間違いなし。

校門近くに体育館があり、日向たちの練習風景が思い出されます。

住所:〒028-6302 岩手県九戸郡軽米町軽米第9地割34-1

兼田商店

兼田商店は、烏野高校バレー部OBで後にコーチを務める烏養繋心(うかい けいしん)がよく店番をしている坂ノ下商店のモデルです。

坂ノ下商店は、烏野高校生にとって憩いの場。

本編でもバレー部メンバーはもちろん、多くの一般生徒も下校時に立ち寄っていましたよね。

商店は高校の校門を出てすぐのところに位置しており、立地も作品の世界とリンクしています。

住所:〒028-6302 岩手県九戸郡軽米町軽米第9地割34-7

雪谷川(ゆきやがわ)河川敷

雪谷川河川敷は、烏野高校のライバル校・音駒高校の黒尾鉄朗(くろお てつろう)と孤爪研磨(こづめ けんま)が、幼い頃バレーボールの練習をしていた場所です。

周囲は人通りもあまり多くなくのんびりとした空気が流れ、時間帯によっては軽米高校の生徒が下校しています。

空気感・シチュエーションともに『ハイキュー‼』の雰囲気たっぷりで、作品の世界観に浸れるファン必見の聖地です。

住所:〒028-6302 岩手県九戸郡軽米町軽米

軽米町立軽米中学校

軽米町立軽米中学校は、東京遠征した際に登場した森然高校のモデルです。

校門前にある階段の光景は作品にそのまま登場しており、ファンなら一目見ただけでシーンと感動がよみがえってくるはず。

ただし学校は、写真撮影時の生徒の写り込みに配慮を求めているので、マナーを守って聖地巡礼してください。

住所:〒028-6302 岩手県九戸郡軽米町軽米6-17-1

歴史民俗資料館前

歴史民俗資料館(えぞと大自然のロマンの森)の前の道は、烏野高校のバレー部員たちが毎日走っているランニングコースです。

坂道になっており、まさにトレーニングするにはぴったりのコース。

ゆったり散策するだけでも、日向たちと一緒にトレーニングしている気持ちになれるでしょう。

住所:〒028-6302 岩手県九戸郡軽米町軽米第9地割53-1

舘坂電器商会

舘坂電器商会は、全国大会で活躍する烏野高校バレー部の試合をディスプレイTVで流していた電気屋のモデルです。

日向はここで「小さな巨人」に憧れ、バレーボールを始めました。

いわば物語の始まりとなった場所なため『ハイキュー‼』の聖地中の聖地といわれることも少なくありません。

2022年9月現在、店先にディスプレイTVは設置されていませんが、店構えそのものは作品とほぼ同じ。

ちなみに店名は、漫画では「三坂電器商会」、アニメでは「ユキガオカデンキ」でした。



住所:〒028-6302 岩手県九戸郡軽米町軽米第8地割81-3

たけさわストア

たけさわストアは、烏野高校バレー部OB・嶋田誠(しまだ まこと)が勤めている『しまだマート』のモデルです。

作中に登場した正面看板も要チェックですが、ここを訪れた際に絶対足を向けてほしいのがお店の裏側!

お店の裏手スペースは、ミドルブロッカーの山口忠(やまぐち ただし)が、島田にジャンプフローターサーブの特訓を受けた聖地です。

自販機の場所や窓の位置なども正確に再現されており、思わず胸が熱くなるでしょう。



住所:〒028-6302 岩手県九戸郡軽米町軽米第8地割12

軽米町民体育館

軽米町民体育館は、中学生だった日向と影山が初めて言葉を交わした市民体育館のモデルです。

試合に負けた日向は、この場所の階段部分で影山にリベンジを誓いました。

また、バレーボール教室の手伝いをしていた及川徹(おいかわ とおる)と影山が出会った場所でもあります。

特徴的な階段や体育館の外装は作品のままと評判で『ハイキュー‼』ファンなら絶対に訪れてほしい聖地です。



〒028-6302 岩手県九戸郡軽米町軽米第6地割34-1

カメイアリーナ仙台(旧 仙台市体育館)

カメイアリーナ仙台は、春高バレーの県予選会場として作品に登場した場所です。

ここで烏野高校は強豪校・青葉城西高校と対戦し、白熱の試合を見せました。

なお、カメイアリーナ仙台では、スポーツボランティアが館内を案内してくれる無料見学ツアーを開催!

『ハイキュー‼』に登場した場所や施設の裏側を見せてくれるだけでなく、参加者には「ハイキュー!! × カメイアリーナ仙台」限定のパンフレットがプレゼントされます。

ただし、開催日はあらかじめ決まっているため、ツアーに参加したい場合は事前に日程をチェックしてください。



住所:〒982-0032 宮城県仙台市太白区富沢1丁目4-1

墨田区総合体育館

墨田区総合体育館は、東京予選大会の会場となった場所です。

正面玄関の階段は作中でも登場しており、外観の作りもほとんどそのまま。

階段を一目見れば、音駒高校と梟谷学園が対峙するシーンが思い浮かぶ人も多いでしょう。



住所:〒130-0013 東京都墨田区錦糸4丁目15-1

金田一温泉

物語の舞台として作品に登場したわけではありませんが、金田一温泉は青葉城西高校のミドルブロッカー・金田一勇太郎(きんだいち ゆうたろう)の名前の由来となった場所です。

本作に登場するキャラクターは、東北の温泉地をモチーフに名付けられていることが少なくありません。

そしてその中でも金田一温泉は、軽米行きのバスで気軽にアクセスできることから、軽米町で聖地巡礼した多くのファンが立ち寄るようになり、新たな聖地となったのです。

温泉街の旅館によっては、聖地巡礼に訪れたファンのためにハイキューグッズを集めているところもあり、ファン心をくすぐります。



住所:〒028-5711 岩手県二戸市金田一

まとめ

『ハイキュー‼』に登場する、聖地を11か所紹介しました。

本作の聖地は岩手県軽米町に密集しており、1日でたくさんのスポットを巡れるところも魅力です。

また、軽米町は聖地巡礼にきたファンを歓迎してくれており、町のいたるところに『ハイキュー‼』のイラストやグッズがありますよ!

町を散策するだけでも作品の世界観を堪能できるので、よければ聖地巡礼に訪れてみてくださいね。

ただし、聖地巡礼する際は地元の方の暮らしを尊重し、マナーある言動を心がけましょう。

ライター:ごとう ゆき



<参考資料>

ハイキュー!!.com

ハイキュー!! 古舘春一先生インタビュー | バレーボールマガジン



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