2022/10/17
地域とコンテンツ
石川県出身の有名漫画家6名・人気声優2名を一挙ご紹介!
俳優の鹿賀丈史やお笑い芸人のダンディ坂野の出身地としても有名な石川県。
そんな石川県は、有名漫画家や人気声優の出身地としても有名です。
そこで今回は、石川県出身の有名漫画家6名と人気声優2名について紹介していきます!
永井 豪|石川県輪島市|デビルマン
プロフィール
・名前 永井 潔(ながい きよし)
・生年月日 1945年9月6日
・活動期間 1967年 -
・ジャンル 青年漫画
・オフィシャルサイト・ブログ ダイナミック企画株式会社 オフィシャルサイト
簡単な経歴
永井 豪は、幼い頃に手塚治虫の「ロストワールド」という作品を読んだことで漫画家を目指すようになりました。
高校を卒業してからは、自分がこの世に生きているという証を残すために漫画家になることを決意。
大学を諦めて、出版社へ原稿を持ち込むという生活を1年以上継続していました。その結果、「サイボーグ009」や「仮面ライダー」を手掛けた石ノ森 章太郎に作品を見てもらう機会が訪れて、一緒に働くようになります。
石ノ森 章太郎のアシスタントが非常に忙しかったので、漫画を描いている時間がなかなか取れず、短編作品を描くようになりました。1967年にはテレビアニメ「ちびっこ怪獣ヤダモン」の漫画化企画を担当することになり、ギャグ漫画を多く手掛けるようになりました。
その後、秋田書店の編集長に評価されて、まんが王という月刊雑誌で「馬子っこきん太」という作品が初の連載作品となり、漫画化デビュー。
1968年には週刊少年ジャンプで「ハレンチ学園」が連載されて大ヒットします。しかし、この作品で取り扱った「スカートめくり」が当時メディアに取り上げられて、激しくバッシングされてしまいます。
ただバッシングされたことで永井 豪は更に注目を浴びて、「あばしり一家」や「ガクエン退屈男」などの作品をヒットさせます。1972年にはダークファンタジー作品「デビルマン」が連載されて、多くの読者を魅了しました。
それからは、「マジンガーZ」、「ドロロンえん魔くん」、「キューティーハニー」、「ゲッターロボ」など、現在でも知名度がある作品を数々と生み出しています。
2005年には大阪芸術大学キャラクター造形学科教授を務め、2009年には石川県輪島市に「永井豪記念館」が開設されました。
現在連載されている「週刊少年ジャンプ」、「週刊少年マガジン」、「週刊少年サンデー」、「週刊少年チャンピオン」全てに連載経験を持つ唯一の漫画家です。
代表作品
「デビルマン」、「マジンガーZ」、「キューティーハニー」が代表作品です。
「デビルマン」は、全世界累計発行部数5000万部を突破しており、アニメ化や実写映画にもなっています。
ストーリーが非常に斬新で、ダークファンタジーの代表作として多くのファンに語り継がれています。
乃木坂太郎|石川県七尾市|医龍-Team Medical Dragon-
プロフィール
・名前 乃木坂 太郎(のぎざか たろう)
・生年月日 1968年
・活動期間 1999年 -
・ジャンル 医療・歴史漫画
簡単な経歴
乃木坂 太郎は、1999年週刊少年サンデー増刊号にて「HOOP STAR」という作品が連載されて漫画家デビュー。
2002年にはビッグコミックスペリオールにて、医療を題材とした漫画「医龍-Team Medical Dragon-」の連載が開始されて大ヒット作品となります。
その他にも「幽麗塔」や「第3のギデオン」など、数多くの連載作品を手掛けてきました。
代表作品
「医龍-Team Medical Dragon-」が代表作品です。
2002年から2011年まで連載が続き、小学館漫画賞を受賞しています。
2006年にはテレビドラマ化もされてシーズン4まで続くなど、長年に渡って親しまれた作品です。
ヒロユキ|石川県|アホガール
プロフィール
・名前 ヒロユキ
・生年月日 1982年4月23日
・活動期間 2004年 -
・ジャンル ギャグ・コメディ漫画
簡単な経歴
ヒロユキは、「BLOODY MONDAY」などを手掛けた漫画家、恵 広史(めぐみ こうじ)の弟です。
東京アニメーター学院卒業後アニメーターになりますが、途中で辞めて漫画家になることを決意。
2004年にまんがタイムきららキャラットにて「ドージンワーク」という作品の連載が開始されて漫画家デビューを果たします。
その後、2008年に「マンガ家さんとアシスタントさんと」、2012年にはギャグ漫画作品「アホガール」が大ヒット作品となりました。
代表作品
「アホガール」が代表作品です。
週刊少年マガジンと別冊少年マガジンで連載されて、2017年にはアニメ化もされました。
アニメ化されたことで「アホガール」という作品を知った人も少なくありません。
やまむら はじめ|石川県松任市|神様ドォルズ
プロフィール
・名前 山村 哉(やまむら はじめ)
・生年月日 1968年5月1日
・活動期間 1991年 -
・ジャンル 青年漫画
簡単な経歴
やまむら はじめは、サイバーコミックスにて掲載された「マージナル・ミラージュ」という作品で漫画家デビューを果たします。
短編作品が多い中、1999年に「エンブリヲン・ロード」、2006年に「神様ドォルズ」の連載が開始されて大ヒット作品となります。2009年には「天にひびき」、2013年には「碧き青のアトポス」など、その後は多くの連載作品を手掛けています。
やまむら はじめの作品のほとんどが「男性主人公に対して尊敬する年上の女性が登場する」という特徴があります。
またバイクや鳥、音楽鑑賞などが趣味で、一時期は作中に鳥が多く登場していたこともありました。
代表作品
「神様ドォルズ」が代表作品です。
単行本は全12巻発売されて、2010年にはテレビアニメ化もされました。
彩花 みん|石川県七尾市|赤ずきんチャチャ
プロフィール
・名前 彩花 みん(あやはな みん)
・生年月日 1969年2月3日
・活動期間 1991年 -
・ジャンル 少女・ギャグ漫画
簡単な経歴
彩花 みんは1991年、少女漫画雑誌りぼんにて「われらハイスクールヒーロー」という作品が掲載されて漫画家デビューを果たします。
1992年には「赤ずきんチャチャ」の連載が開始。8年も続く大ヒット作品となります。
2012年には「赤ずきんチャチャN(エヌ)」の連載が開始されて、その他にも数々の短編作品を手掛けています。
代表作品
「赤ずきんチャチャ」が代表作品です。
1994年にはアニメ化もされて、2012年に続編である「赤ずきんチャチャN」が連載されるなど、
多くのファンから「チャチャ」と呼ばれて愛された作品です。
宮下 英樹|石川県七尾市|センゴク
プロフィール
・名前 宮下 英樹(みやした ひでき)
・生年月日 1976年
・活動期間 2001年 -
・ジャンル 格闘技・歴史漫画
簡単な経歴
宮下 英樹は大学に通いながら出版社へ原稿を送り、編集者から漫画アシスタントを勧められます。
アシスタントとして働きながら漫画を描き続けた結果、2001年に週刊ヤングマガジンで「春の手紙」という作品が掲載されて漫画家デビューを果たします。
2002年には「ヤマト猛る!」という作品の連載が開始。あまりヒットしませんでしたが、2004年に戦国時代を描いた作品「センゴク」の連載が開始して大ヒット作品となり、その後はシリーズ化しました。
代表作品
「センゴク」が代表作品です。
2004年に連載が開始されてから、第2部「センゴク天正記」、第3部「センゴク一統記」、第4部「センゴク権兵衛」と続いています。
シリーズ累計発行部数は1059万部を超えるほどの人気作品です。(2022年2月時点)
新谷 良子(声優)|石川県金沢市|アマガミSS「桜井梨穂子」役
プロフィール
・名前 新谷 良子(しんたに りょうこ)
・生年月日 1981年3月31日
・活動期間 2001年 -
・所属事務所 ビーボ
・オフィシャルサイト・ブログ 新谷良子オフィシャルblog 「はぴすま だいありー 」
簡単な経歴
新谷 良子は幼い頃からセーラームーンに憧れており、「ときめきメモリアル」のラジオドラマを聴いたことがきっかけで声優を目指します。高校卒業後、日本工学院専門学校の演劇俳優科声優コースへと進学。
在学中には声優の清水 愛(しみず あい)と坂本 美里(さかもと みさと)の3人で「めぇめぇもぉ」を結成して、イベントやラジオにも参加していました。
ゲームやトレーディングカードを取り扱う会社「株式会社ブロッコリー」が主宰した「プリズムパレット」というゲーム作品のオーディションでグランプリを受賞。
その後、「ギャラクシーエンジェ」のヒロイン役を決めるオーディションに合格して、「ミルフィーユ・桜葉」役を演じ、声優デビューを果たします。それからはテレビやラジオなどで司会を務めたり歌手デビューするなど、活躍の場を広げていきました。
2004年にはファンクラブ「PINK☆ROCKS」を設立。
2010年には「アマガミSS」で桜井梨穂子(さくらいりほこ)役を演じ、2014年には「魔法少女大戦」で犬鷲由里(いぬわし ゆり)役を演じるなど、数多くのキャラクターを演じています。
代表作品
「アマガミSS」、「魔法少女大戦」が代表作品です。
特に「アマガミSS」は、2009年にPlayStation 2で発売されて、あまりの人気にアニメ化もされました。
当時の男性であれば、自分の好きなキャラクターを選んでキュンキュンした人も多いはずです。
髙木俊(声優)|石川県|天体戦士サンレッド「サンレッド」役
プロフィール
・名前 髙木俊(たかぎ しゅん)
・生年月日 1981年3月17日
・活動期間 2001年 -
・所属事務所 無し
・オフィシャルサイト・ブログ OREIROBLOG
簡単な経歴
髙木俊は2001年に「テニスの王子様」で声優デビューを果たします。
2005年には、大人気声優の宮野真守(みやのまもる)と「SMILY☆SPIKY」を結成。
アニメーション監督の岸 誠二(きし せいじ)が手掛ける作品に出演することが多く、2008年には「天体戦士サンレッド」で、主人公の「サンレッド」役を演じています。
現在は舞台俳優としても活躍しています。
代表作品
「天体戦士サンレッド」が代表作品です。
アニメは2008年から2010年まで続き、漫画は2004年から2015年まで連載されるなど、長期に渡って多くの人に愛された作品です。
まとめ
石川県出身の有名漫画家6名と人気声優2名について紹介しました。
今回紹介した漫画家や声優は、いずれも石川県を代表する人物です。
この記事をキッカケに、気になった漫画家や声優がいましたら、一度その作品を見てみてはいかがでしょうか。
ライター:shoji suzki
<参考資料>
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