2022/11/25
地域と特産品
飛騨市は日本酒の町だった! 市内の3つの酒蔵をご紹介
岐阜県飛騨市は北アルプスをはじめとした山々から湧水が流れ、日本の中でも水が美味しく飲める町です。
県産米である「ひだほまれ」は大粒で低タンパク質なので酒造りにピッタリ。まさに日本酒に欠かせない水、米が揃った町なのです。
飛騨市には3つの酒蔵があり、地域をあげて「飛騨地酒ツーリズム」を実施中。「日本酒の町」と言っても過言ではありません。
この記事では、飛騨市にある3つの酒蔵の魅力について詳しくご紹介します。飛騨市を訪れる際の参考にしていただけたら幸いです。
伝統ある手作りの味が味わえる大坪酒造店
天保13年創業の大坪酒造店。店内に入ると築170年の酒蔵があり、どこか懐かしさを感じることができます。大坪酒造店は「時流に押し流されない誠意ある商品つくり」を理念とし、真摯に酒造りに励んでいます。
大坪酒造店の看板商品は、甘口の「飛騨娘」と辛口の「神代」。
「飛騨娘」は「上撰飛騨娘」、「原酒 飛騨娘」、「本醸造 飛騨娘(生貯蔵酒)」の3種類があり、中でも「上撰 飛騨娘」は甘口でしっかりとした飲み応えが特徴です。
一方「神代」は「上撰辛口神代」、「佳撰神代」の2種類があり、どちらもぬる燗でお楽しみ頂くのがおすすめです。
他にも「吟醸神代上澄」、「冬ごもり」、「大寒しぼり生酒」も季節限定酒として販売されるので是非チェックしてみてください!
季節限定酒が豊富な蒲酒造場
蒲酒造場は宝永元年(1704年)に創業した蔵元です。
飛騨古川の古い街並みにある小さな蔵ですが、お酒の種類はとても豊富で飲み比べも楽しめるのが特徴です。
数ある種類の中でも長く愛されているのが「白真弓」。
「人に寄り添い、その人の人生とともにある酒」という願いが込められたお酒です。
数々の品評会でも賞を受賞し、今や「飛騨古川を代表する酒」として名が知られています。
大吟醸、吟醸純米酒、本醸造、普通酒、スパークリング清酒など多くのラインナップがあり、どれもコクがあって且つ後味はスッキリした味わいなので日本酒が苦手な方でもお楽しみいただけます。
冷やして飲むのも良し、熱燗で飲むのも良し。お好みの飲み方でお召し上がりください。
重厚な蔵と新進気鋭の酒 渡辺酒造店
渡辺酒造店のはじまりは明治3年(1870年)に遡ります。5代目久右衛門章が京都で旅をしたおりに口にした酒の旨さが忘れられず、旨いい酒をとの一心で酒造りを始めました。
「米のいのちを生かすよう、まっすぐの醸す、心や人間性の酒造り」を追い求め、伝統と手作りを重視し、古い木の道具を使い、直に感じる香りや手触りを大切に作られています。
渡辺酒造店の看板商品は「蓬莱(ほうらい)」。蓬莱の上撰は寒い飛騨の冬に熱燗で呑むのが最高の淡麗旨口でこれからの時期にピッタリのお酒です。
純米吟醸 家伝手造りは2代コンクールを同時制覇した後、ANAの国際線ファーストクラスでも提供されています。
蓬莱大吟醸酒を使用したケーキや甘酒も人気があり、日本酒が苦手な方もお楽しみいただけます。
日本酒好きな家族や友人に飛騨酒造巡りギフトはいかが?
飛騨市の3つの酒蔵の味が楽しめるギフトがたまぽんギフトで登場!
看板商品をはじめ、季節限定のお酒もございます。
蒲酒造場 飛騨乃やんちゃ酒
やんちゃ酒は数々の賞を受賞している酒です。
飛騨地方では昔から酒を常温で飲むことは行儀が悪いことであるとされてきました。
そんな時に好まれる酒の一つが「やんちゃ酒」です。
常温の時はさっぱりとしたキレがあり、やや辛口ながらも米のうまみが感じられます。
熱燗だと米の旨味が増して優しい甘味が楽しめます。常温と熱燗で表情が変わる。これこそがやんちゃ酒の魅力です。
渡辺酒造店 飛騨のどぶ
圧倒的にごり濃度を誇る「飛騨のどぶ」。国内最多8品目金賞受賞しており、人気のある季節酒です。
とろっとした口当たりで口の中に広がる重厚な甘さがあり、凝縮された米の旨みが伝わってくる濃厚なにごり酒です。アルコール度数が高いため、お酒が得意な方はストレートで、自信のない方はロックや炭酸割りでお楽しみください。
渡辺酒造店 蓬莱 蔵元の隠し酒
国内外の品評会で屈指の入賞・受賞歴を誇る人気の酒。
日本酒本来の味の成分である吟味・旨みを引き出し、辛口ながらお米の旨みや甘味があり芯が感じられる一品です。
冷酒から熱燗まで幅広い温度帯で楽しむことができます。
蒲酒造場 とろ~りにごり原酒 初物
新米自己味の出来立てほやほやのにごり酒は、ほんのりとした甘みとまろやかな口当たりが特徴です。
そのまま飲むのはもちろん、ロックや炭酸割りもおすすめです。
雪のように白く、クリームのようにとろりと滑らかな濁りの新酒原酒。是非お試しください。
大坪酒造店 本醸造冬ごもり(にごり酒)
まろやかでコクがある芳醇な甘みが魅力の本醸造冬ごもり(にごり酒)。
甘みをより感じさせるために発酵を早めに止め、下垂せずに原酒のまま蔵出しをしています。濃すぎず軽すぎず、まろやかな味わいが口の中に広がります。
クリスマスやお正月が控えているこの時期。
日本酒好きなご家族や友人に贈ってみてはいかがでしょうか?
たまぽん編集部 ながい
カテゴリ一覧
- 地域別(都道府県別) (29)
- 北海道 (24)
- 青森県 (7)
- 岩手県 (21)
- 宮城県 (4)
- 秋田県 (4)
- 山形県 (4)
- 福島県 (4)
- 茨城県 (6)
- 栃木県 (4)
- 群馬県 (5)
- 千葉県 (5)
- 東京都 (4)
- 埼玉県 (7)
- 山梨県 (6)
- 神奈川県 (5)
- 新潟県 (4)
- 富山県 (3)
- 石川県 (7)
- 福井県 (11)
- 長野県 (5)
- 静岡県 (6)
- 岐阜県 (13)
- 愛知県 (6)
- 三重県 (4)
- 京都府 (5)
- 奈良県 (4)
- 大阪府 (3)
- 滋賀県 (5)
- 和歌山県 (3)
- 兵庫県 (7)
- 岡山県 (3)
- 広島県 (8)
- 鳥取県 (5)
- 島根県 (3)
- 山口県 (4)
- 香川県 (6)
- 徳島県 (9)
- 高知県 (5)
- 愛媛県 (6)
- 福岡県 (4)
- 佐賀県 (6)
- 大分県 (4)
- 熊本県 (23)
- 宮崎県 (4)
- 長崎県 (7)
- 鹿児島県 (7)
- 沖縄県 (4)
- 地域とコンテンツ (85)
- 地域と特産品 (37)
- tamapon Giftについて (106)
- インタビュー (5)
- ギフトシーン (17)
- スタッフブログ (103)
月別アーカイブ
- 2024年11月 (14)
- 2024年10月 (15)
- 2024年9月 (12)
- 2024年8月 (14)
- 2024年7月 (14)
- 2024年6月 (1)
- 2024年5月 (3)
- 2024年4月 (7)
- 2024年3月 (8)
- 2024年2月 (8)
- 2024年1月 (8)
- 2023年12月 (16)
- 2023年11月 (14)
- 2023年10月 (8)
- 2023年9月 (14)
- 2023年8月 (15)
- 2023年7月 (19)
- 2023年6月 (22)
- 2023年5月 (20)
- 2023年4月 (18)
- 2023年3月 (26)
- 2023年2月 (22)
- 2023年1月 (20)
- 2022年12月 (26)
- 2022年11月 (23)
- 2022年10月 (30)
- 2022年9月 (35)
- 2022年8月 (16)
- 2022年7月 (5)
- 2022年6月 (9)
- 2022年5月 (31)
- 2022年4月 (11)
- 2022年3月 (5)
- 2022年2月 (7)
- 2022年1月 (4)