2022/12/09
長崎県
長崎県にゆかりのある有名漫画家9選!経歴&代表作を紹介
国際都市として栄えてきた長崎県。
美しい山々や世界文化遺産、世界新三大夜景にも指定された美観など、人の心を動かす景色を多く持つ長崎県は、有名漫画家たちのゆかりの地でもあります。
この記事では、長崎県に縁深い有名漫画家を9人厳選!
プロフィールや経歴、代表作品を丁寧に紹介します。
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渡辺 航|長崎県|弱虫ペダル
プロフィール
・名前 渡辺 航(わたなべ わたる)
・生年月日 1971年3月9日
・活動期間 2001年 -
・ジャンル 少年漫画
・公式ブログ 「弱虫ペダル」今日も全力で走ります!!
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簡単な経歴
長崎県出身の渡辺航は、1986年頃から漫画の投稿を始めますが、入選しても作品連載のチャンスは掴めず長い下積み時代を過ごします。
2001年「ナツメハルオ」というペンネームで、講談社から漫画家デビュー。
しかし連載作品はすぐに打ち切りとなり、翌年からは現在のペンネーム「渡辺航」として活動を始めました。
『ゴーゴー♪こちら私立華咲探偵事務所。』『まじもじるるも』などを手掛け人気を積み上げたのち、2008年からは「週刊少年チャンピオン」にて『弱虫ペダル』の連載をスタート。
本作はコミックス累計発行部数2500万部を突破する大ヒット漫画となりました。
2022年4月現在も『弱虫ペダル』の連載は続いており、連載歴10年を超える長寿作品となっています。
代表作品
『弱虫ペダル』が代表作品です。
本作はテレビアニメ化やテレビドラマ化されたほか、永瀬廉主演で実写映画化もされました。
吉崎 観音|長崎県諫早市|ケロロ軍曹
プロフィール
・名前 吉崎 観音(よしざき みね)
・生年月日 1971年12月2日 -
・活動期間 1989年 -
・ジャンル 少年漫画
・公式Twitter @yosRRX
簡単な経歴
長崎県諫早市育ちの吉崎観音は、1989年に第24回小学館新人コミック大賞で佳作を受賞し、漫画家デビュー。
上京後はコンスタントに読切作品や短期連載作品を発表しながら、漫画家の克・亜樹(かつ・あき)や美内すずえ(みうちすずえ)のもとでアシスタントをして腕を磨きます。
1999年「月刊少年エース」にて『ケロロ軍曹』の連載をスタートさせると、日常と非日常が融合したギャグファンタジーな作風が大ヒット!
2004年には本作で小学館漫画賞児童向け部門を受賞し、一躍人気漫画家となりました。
『ケロロ軍曹』は、2022年4月現在も連載中です。
代表作品
『ケロロ軍曹』が代表作品です。
本作はテレビアニメ化や映画化され、社会的ブームを巻き起こしました。
新條 まゆ|長崎県佐世保市|快感♥フレーズ
プロフィール
・名前 新條 まゆ(しんじょう まゆ)
・生年月日 1973年1月26日
・活動期間 1994年 -
・ジャンル 少女漫画
・公式Twitter @shinjomayu
簡単な経歴
長崎県佐世保市出身の新條まゆは、1994年「少女コミック増刊号」に『あなたの色に染まりたい』という作品が掲載され漫画家デビュー。
短期連載作品をいくつか発表したのち、1997年『快感♥フレーズ』の連載を開始すると、過激な展開に読者人気が集まり一躍有名漫画家になりました。
その後も『悪魔なエロス』『覇王♥愛人』などヒット作を連発し、着実な人気を築きます。
2014年には漫画家をプチリタイヤすると発表し活動を縮小させていましたが、2021年からは本格的に執筆活動を再開。
2022年4月現在は「コミックシーモア」にて『虹色の龍は女神を抱く』を連載中です。
代表作品
『快感♥フレーズ』が代表作品です。
本作はコミックスの累計発行部数1000万部超えを記録し、テレビアニメ化もされました。
久保 ミツロウ|長崎県佐世保市|モテキ
プロフィール
・名前 久保 ミツロウ(くぼ ミツロウ)
・生年月日 1975年9月19日 -
・活動期間 1999年 -
・ジャンル 少女漫画・青年漫画
簡単な経歴
長崎県佐世保市出身の久保ミツロウは、漫画家の吉田まゆみ(よしだまゆみ)のアシスタント経験を経て、1996年『しあわせ5はん』という作品で漫画家デビュー。
デビューから暫くの間は「久保美津子(くぼみつこ)」というペンネームで主に少女漫画を執筆していましたが、作品作りが難航し苦悩します。
その後「久保ミツロウ」と改名し、作品発表の場を少年誌に移しました。
『3.3.7ビョーシ!!』『トッキュー!!』などの作品を発表したのち、2008年からは「イブニング」にて『モテキ』の連載をスタート。
リアルな恋愛描写に人気が集まり、本作は同誌の看板作品となりました。
また、漫画家活動と並行してメディア出演やアニメ原案などの仕事もこなし、マルチな才能を見せています。
代表作品
『モテキ』が代表作品です。
本作は、森山未來主演でテレビドラマ化、実写映画化されています。
丸尾 末広|長崎県諫早市|少女椿
プロフィール
・名前 丸尾 末広(まるお すえひろ)
・生年月日 1956年1月28日
・活動期間 1980年 -
・ジャンル 青年漫画
・公式サイト 丸尾地獄(Maruo Jigoku)
簡単な経歴
長崎県諫早市出身の丸尾末広は、1980年「エロス'81」に『リボンの騎士』という作品が掲載され漫画家デビュー。
デビュー直後から独創的なストーリーと美しい絵柄で注目されますが、1984年「漫画エロス」にて『少女椿』を連載すると、怪奇的な作風で熱狂的な人気を生みました。
本作は長年にわたり読み継がれているのが特徴で、国内だけでなくアメリカやフランスなど世界各国でも高く評価されています。
2007年には江戸川乱歩の小説『パノラマ島綺譚(パノラマとうきたん)』を漫画化し、手塚治虫文化賞新生賞を受賞しました。
2021年からは「月刊コミックビーム」にて『アン・グラ』を連載し、2022年3月号にて第一部完、2022年4月現在は第二部の発表が待たれています。
代表作品
『少女椿』が代表作品です。
本作は「鬼畜系」に分類される作品としては異例となる、アニメ映画化や実写映画化を果たしています。
内田 春菊|長崎県長崎市|南くんの恋人
プロフィール
・名前 内田 春菊(うちだ しゅんぎく)
・生年月日 1959年8月7日
・活動期間 1984年 -
・ジャンル 青年漫画
・公式サイト 内田 春菊 公式サイト|Shungicuのクはcu
簡単な経歴
長崎県長崎市出身の内田春菊は、バーのホステスや喫茶店のウェイトレス、印刷会社勤務の経験を経て『シーラカンスぶれいん』という作品で漫画家デビュー。
リアルでストレートなストーリー漫画や、独自の鋭い切り口が魅力のエッセイ漫画が人気を博し、瞬く間に売れっ子漫画家へと成長します。
1986年からは「ガロ」にて『南くんの恋人』を連載し、ファンタジーながらショッキングなストーリーでさらに知名度を上げました。
また、1993年からは小説家としても活動し各文学賞の候補作となっているほか、音楽活動や女優業など幅広い活躍を見せています。
代表作品
『南くんの恋人』が代表作品です。
本作はこれまで4度に渡りテレビドラマ化されており、時代に左右されない人気を誇っています。
ヨシノサツキ|長崎県五島市|ばらかもん
プロフィール
・名前 ヨシノ サツキ
・生年月日 1985年5月25日
・活動期間 2005年 -
・ジャンル 少年漫画
・公式Twitter @go_barakamon
簡単な経歴
長崎県五島市出身のヨシノサツキは、2005年「月刊少年ガンガン」の月例マンガ賞新GIガンガン杯で奨励賞を受賞。
同年『ソルドソウル500』という作品で漫画家デビューを果たします。
デビュー翌年には『聖剣伝説 PRINCESSofMANA(せいけんでんせつ プリンセスオブマナ)』で初連載を掴みますが、連載と並行して手掛けた読切作品『ばらかもん』が高い評価を獲得。
読切作品の人気を受けて2009年からは「ガンガンONLINE」にて『ばらかもん』の連載がスタートしました。
作者の出身・在住地をテーマにした本作は大ヒットを収め、テレビアニメ化もされています。
代表作品
『ばらかもん』が代表作品です。
本作連載終了後にはスピンオフ作品『はんだくん』が連載されました。
小玉 ユキ|長崎県佐世保市|坂道のアポロン
プロフィール
・名前 小玉 ユキ(こだま ゆき)
・生年月日 9月26日 -
・活動期間 2000年-
・ジャンル 少女漫画
・公式Twitter @yukicdm
簡単な経歴
長崎県佐世保市出身の小玉ユキは、2000年「CUTiE Comic」に『柘榴』という作品が掲載され漫画家デビュー。
デビュー当時のペンネームは「コダマユキ」でしたが、2005年に現在のペンネーム「小玉ユキ」に改名しています。
一時は掲載誌が相次いで休刊・廃刊となりアルバイト生活を送っていましたが、彼女の作品を偶然目にした出版編集者が声をかけ、2007年「月刊フラワーズ」にて『坂道のアポロン』を連載スタート。
作者の出身地を舞台にした本作は人気を博し、2012年には第57回小学館漫画賞一般向け部門を受賞しました。
2022年4月現在は「月刊フラワーズ」にて『青の花 器の森』を連載中です。
代表作品
『坂道のアポロン』が代表作品です。
本作はテレビアニメ化されたほか、知念侑李主演で実写映画化もされました。
柴田 亜美|長崎県|南国少年パプワくん
プロフィール
・名前 柴田 亜美(しばた あみ)
・生年月日 1967年5月24日
・活動期間 1984年 -
・ジャンル 少年漫画
・公式サイト 柴田亜美公式サイト|かげろうの墓
簡単な経歴
長崎県出身の柴田亜美は、企業のイラストレーターとして働きながら、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場』にて執筆を始めます。
プロになる誘いがあったものの断っていましたが、ある日私生活でむしゃくしゃしていた際、編集者から「漫画を描かないか」と誘われ思わず承諾。
1991年「月刊少年ガンガン創刊号」にて『南国少年パプワくん』の連載を開始し、プロ漫画家デビューを果たしました。
『南国少年パプワくん』は連載開始直後から人気を集め、テレビアニメ化も実現。
その後に手掛けた『ジバクくん』『PAPUWA』などの作品も高く評価されました。
2021年からは画家デビューも果たし、自由な発想と色使いが特徴的な作品を発表しています。
代表作品
『南国少年パプワくん』が代表作品です。
プロデビュー後初の作品であるにもかかわらず、本作はコミックス累計発行部数600万部以上を記録しています。
まとめ
長崎県にゆかりのある漫画家を9人紹介しました。
異国情緒あふれ独自の文化が息づく長崎県は、独創的な作風が特徴の漫画家を多く輩出しています。
この記事で紹介した漫画家や作品で気になるものがあった方は、ぜひ一度手に取ってみてくださいね!
参考資料
TVアニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』 公式サイト
南くんの恋人~my little lover | オフィシャルサイト
南国少年パプワくん | 作品紹介 | NIPPON ANIMATION
ライター:たまぽん通信編集部 shoji suzuki
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