2023/01/24

聖地巡礼

『すずめの戸締まり』聖地巡礼スポット13選! 宮崎、大分、愛媛、神戸、東京の舞台まとめ

2022年11月に全国公開された映画『すずめの戸締まり』

『君の名は。』『天気の子』などを手掛けた新海誠(しんかい まこと)監督の最新作である本作は、映画公開からたった3日で観客動員数133万人以上を記録し大ヒットしています。

また、劇中に登場する風景はモデルとなった場所が実在していることが多く、聖地巡礼するファンが後を絶ちません。

この記事では『すずめの戸締り』に登場した聖地巡礼スポットを13か所紹介します。

『すずめの戸締まり』の作品概要とあらすじ

作品概要

・制作会社  コミックス・ウェーブ・フィルム

・監督脚本  新海誠(しんかい まこと)

・日本公開日  2022年11月11日

・上映時間  122分

・PV  『すずめの戸締まり』予告【11月11日(金)公開】

あらすじ

岩戸鈴芽(いわと すずめ)は、九州の静かな町で暮らす、17歳の女子高校生。

ある日の登校中、すずめは「扉を探している」という青年・宗像草太(むなかた そうた)と出会います。

草太を追いかけて迷い込んだ廃墟で、古ぼけた扉を見つけたすずめ。

引き寄せられるかのようにすずめが扉に手を伸ばすと、扉の向こうには全ての時間が混ざりあったような不思議な空が広がっていました。

しかし「後ろ戸」(うしろど)と呼ばれる扉の向こう側からは災いが訪れるため、開いた扉は閉じなくてはいけません。

草太はそんな後ろ戸を閉めるために旅をしている「閉じ師」だったのです。

そこに人語を話す謎の猫・ダイジンが現れ、草太の姿をすずめが幼いころに使っていた椅子に変えてしまいました。

そのまま逃走したダイジンを追うため、そして椅子になってしまった草太を助けるため、すずめは日本各地を巡って扉を閉める「戸締りの旅」へ出かけます。


『すずめの戸締まり』監督・新海誠(しんかい まこと)さんとは?

新海誠さんは、1996年ごろからアニメーターとしての活動を開始。

2002年には、 監督・脚本・演出・作画・声の出演など、アニメ制作に必要な作業を全て1人でこなした短編映画『ほしのこえ』を発表し話題を集めます。

2007年には短編3本からなるオムニバス映画『秒速5センチメートル』で監督を務め、フューチャーフィルム映画祭では最高賞にあたる「ランチア・プラチナグランプリ」を受賞しました。

その後「今後は監督一本でやっていこう」と決意し、2016年に『君の名は。』を発表。
本作は日本映画で2番目の興行収入を記録し、新海誠さんは誰もが知る「国民的アニメ監督」になりました。

聖地巡礼は新海映画の醍醐味

風景描写の緻密さや美しさが特徴的で「新海ワールド」とも称される新海誠さんの作品。

そして新海誠さんの作品といえば、聖地巡礼も楽しみの一つです。


新海誠さんは実在する場所をモデルに映画製作を行うことが多く、新作映画の公開後には聖地となった場所を特定し足を運ぶファンが後を絶ちません。

そのため『すずめの戸締まり』公開前には、公式サイトや公式Twitterで聖地巡礼のマナーに関する注意喚起がされました。

聖地巡礼する際は、近隣住民の迷惑にならないようマナーある言動を心がけてくださいね。


『すずめの戸締まり』の聖地巡礼スポット13選

ここからは『すずめの戸締まり』に登場する聖地巡礼スポットを県別に紹介していきます!

油津港(あぶらつこう)

油津港周辺は、扉を探している草太とすずめが初めて出会った場所です。

きらきらと輝く水面に特徴的な形をした港はとても美しく、予告編に登場するや否や注目を集め「油津港では?」と話題になりました。

高台や坂道の頂上から油津港を見下ろすと、すずめが通学中に見ていた景色とそっくりの風景が楽しめますよ。

なお、油津港がある宮崎県日南市は、すずめが暮らす九州の小さな町、門波町(となみちょう)のモデルでもあります。

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住所:〒887-0001 宮崎県日南市油津2丁目7

旧豊後森機関庫(きゅうぶんごもりきかんこ)

旧豊後森機関庫は、すずめが最初の戸締まりをした場所です。

本作のキービジュアルやポスターの背景にも登場し、すずめの物語が始まるカギとなった場所でもあるため、ファンなら一度は訪れてほしい絶景ポイント。

生き生きと美しい芝生とノスタルジックな廃墟のコントラストは幻想的で、国の登録有形文化財と近代化産業遺産にも登録されています。

住所:〒879-4403 大分県玖珠郡玖珠町帆足242-7

湯平温泉(ゆのひらおんせん)

湯平温泉は、物語冒頭で草太を追いかけてすずめが入り込んだ、旧温泉街のモデルです。

『すずめの戸締まり』では、全国にあるいくつかの温泉街がモデルになっていますが、その中でも湯平温泉は特に忠実に描かれています。
趣きある石畳に赤提灯が印象的な湯平温泉の街並みは劇中でも目立っていたため、すぐにピンとくるでしょう。

また、実際に営業している温泉街なので、ひと風呂浴びて聖地巡礼の旅の疲れを癒してもいいですね。

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〒879-5112 大分県由布市湯布院町湯平356-1

大分県立臼杵高等学校(うすき こうとうがっこう)

臼杵高校は、すずめが通う高校のモデルとなった学校です。

配色や特徴的な柱が、作中の学校と酷似しています。

また、臼杵高校横にある祇園踏切は、物語冒頭ですずめが草太のことを思いながらぼんやりしていた場所。

聖地巡礼する際は、ぜひ高校と踏切のセットで訪れてみてくださいね。

住所:〒875-0042 大分県臼杵市海添2521(臼杵高校)

〒875-0042 大分県臼杵市海添2305-6(祇園踏切)

佐賀関港

佐賀関港は、すずめと草太が四国に渡るため、九四オレンジフェリーに乗り込んだ港です。

ただし、すずめたちが乗り込んだ九四オレンジフェリーは、実際は佐賀関港からは出航していないので要注意。
九四オレンジフェリーは、佐賀関港ではなく臼杵港から出航しています。


すずめたちも見た港の景色を楽しみたいなら佐賀関港、すずめたちと同じ九四オレンジフェリーに乗りたいなら臼杵港に向かってくださいね。

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住所:〒879-2201 大分県大分市大字佐賀関750(佐賀関港)

〒875-0034 大分県臼杵市板知屋(臼杵港)

八幡浜駅(やわたはまえき)~関川駅

ダイジンを追いかけたすずめと草太は、九四オレンジフェリーで愛媛県に向かった後、JR八幡浜駅から電車に乗り関川駅に降り立ちます。

八幡浜駅のホームの形状は劇中とほとんど同じで、雰囲気たっぷり!

また、電車を降りた直後に見える駅の待合室は、関川駅の待合室とよく似ています。

住所:〒796-0031 愛媛県八幡浜市江戸岡1丁目11-5(八幡浜駅)

〒799-0722 愛媛県四国中央市土居町北野(関川駅)

大谷池沿いの道路

西条市の大谷池付近の道路は、民宿「あまべ」で働く少女・海部千果(あまべ ちか)とすずめが出会った場所です。

高速道路の橋と湖が同時に拝めるロケーションは劇中の風景とそっくりで、自然豊かな景色に癒されます。

住所:〒799-1102 愛媛県西条市小松町南川

大鳴門橋

すずめが四国から神戸へ渡る際に通ったのが大鳴門橋です。

大鳴門橋を歩いている際、ダイジンが神戸にいることが判明しましたよね。


新海誠さんは
「かつて大きな震災に遭い、乗り越えて、今は普通の生活を楽しそうに送っている神戸の人々とすずめに出会ってほしい」
と考えて、すずめを神戸に向かわせたといいます。

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住所:〒656-0503 兵庫県南あわじ市福良丙947-22

神戸おとぎの国

神戸おとぎの国は、劇中で登場した「神戸ゆめの国」のモデルです。

ダイジンを追いかけたすずめたちは、扉から現れ災いをもたらす存在・ミミズに遭遇し、今は閉園し廃墟となった神戸ゆめの国の観覧車でミミズと対決しました。

観覧車のデザインや近くにあるコースターの位置関係は劇中とほぼ同じで、ファンなら胸が高鳴ること間違いなしです。

住所:〒651-1522 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢2150 フルーツフラワーパーク内

東山商店街・二宮商店街

東山商店街・二宮商店街は、劇中で登場した「九宮筋商店街」のモデルです。

九宮筋商店街には、旅の途中で出会ったルミさんが働くスナックがありましたよね。


九宮筋商店街は、入口の街並みは東山商店街、中の風景は二宮商店街と、近隣の2つの商店街の景色がミックスされています。

ちなみに、すずめに遭遇したダイジンが逃げ込んだ通路は、二宮商店街内にある「二宮市場」です。

住所:〒652-0042 兵庫県神戸市兵庫区東山町2丁目11-9(東山商店街)

〒651-0094 兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町4丁目6-13(二宮商店街)

東京駅

新神戸駅から新幹線に乗り込んだすずめと草太は東京駅に到着し、乗り換えを行って御茶ノ水駅に向かいました。

なお、東京駅は宮崎県へ帰る際、すずめが草太の友人・芹澤朋也(せりざわ ともや)に別れの挨拶をした場所でもあります。

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住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目

順天堂大学医学部附属順天堂医院

順天堂大学病院は、草太の祖父・宗像羊朗(むなかた ひつじろう)が入院している病院です。

劇中でも「順天堂」の文字が見えていましたし、天上の高さや併設されたカフェなどから、間違いないといわれています。

ただし、聖地巡礼する際は入院している患者さんや働く医療従事者の迷惑にならないよう、施設内には立ち入らないでください。

住所:〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目1-3

牛ヶ淵

牛ヶ淵は、東京の後ろ戸があった場所です。

地下で目を覚ましたすずめは、スマホのGPSを使って牛ヶ淵にいることを確認していましたよね。

また、小説版ではハッキリと「ここって、皇居の下?」とすずめが言っています。

住所:〒102-0091 東京都千代田区2


まとめ

『すずめの戸締まり』に登場する、聖地を13か所紹介しました。

本作の聖地は日本各地に分散されているのがポイント。

1日で全ての聖地を巡ることはできませんが、すずめのように時間をかけてコツコツ旅をするのも素敵です。

温泉地に遊園地・商店街とスポットのジャンルも幅広く、聖地巡礼と一緒に観光を楽しんでもいいでしょう。

『すずめの戸締まり』の聖地巡礼をする際は、この記事で紹介した場所も参考にしつつ、マナーを守って楽しんでくださいね。

ライター:たまぽん通信編集部  ごとう ゆき

参考資料

映画『すずめの戸締まり』公式サイト

Makoto Shinkai Works 新海誠作品ポータルサイト

「すずめの戸締まり」主人公が訪れる神戸の街、新海誠監督「必然的に登場」 : 読売新聞オンライン

Wikipedia「すずめの戸締まり」