2023/01/18
徳島県
徳島県が舞台・聖地となっている人気アニメやオススメ漫画7選を紹介!蟲師(むしし)・平成狸合戦ぽんぽこ・昭和元禄落語心中など
太平洋の大海原が広がる自然豊かな土地、徳島県。
徳島県は、伝説や秘境も多い魅力的な観光地であるため、数々の人気アニメや漫画の舞台に選ばれています。
この記事では、徳島県が聖地のアニメや漫画を7作品紹介!
作品概要や簡単なあらすじはもちろん、聖地となっているスポットを詳しく解説します。
蟲師(むしし)|徳島県三好市
『蟲師』の13話には、徳島県三好市に実在する橋が登場します。
作品概要
・制作会社 ART LAND(アートランド)
・監督 長濵 博史(ながはま ひろし)
・脚本 桑畑 絹子(くわはた きぬこ) 、伊丹 あき(いたみ あき)、山田 由香(やまだ ゆか)
・原作 漆原 友紀(うるしばら ゆき)
・放送期間 第1期:2005年10月~2006年6月 第2期:2014年4月~12月
・話数 第1期:全26話 第2期:全21話
・PV 「蟲師 続章」Blu-ray&DVD第一巻ロングPV
簡単なあらすじ
普通の人間には見えず、精霊や幽霊、妖怪のような存在である「蟲」。
ギンコは、蟲の研究者であること、蟲を招く特異体質であることから、蟲と人間とをつなぐ「蟲師」を生業としています。
どこにいても蟲を呼び寄せてしまうため一つの場所に留まっていられず、蟲よけの煙草をくゆらせながら全国を転々と旅するギンコ。
ギンコは、一方的に蟲を退治する他の蟲師とは異なり、可能な限り蟲と人間が共存できる世界を望んでいました。
蟲の仕業により苦しんだり困ったりしている人々を診て周りながら、ギンコは旅を続けます。
舞台となった場所・聖地
・祖谷のかずら橋
13話に登場する「一夜橋」のモデルは、日本三奇橋の一つとしても知られる祖谷のかずら橋です。
住所:徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
平成狸合戦ぽんぽこ|徳島県小松島市
『平成狸合戦ぽんぽこ』には、徳島県小松島市に実在する神社が登場します。
作品概要
・制作会社 スタジオジブリ
・監督・脚本・原作 高畑 勲(たかはた いさお)
・公開日 1994年7月16日
・上映時間 119分
簡単なあらすじ
たっぷりの自然にあふれ、多くのタヌキたちの楽園と化していた多摩丘陵。
しかし、高度経済成長の住宅需要により多摩ニュータウンの開発計画が進行し、多くの山々が切り開かれることになりました。
山が消滅しタヌキたちのエサ場が減ると、次第にタヌキ同士の小競り合いや合戦が頻発するようになります。
しかし重鎮タヌキから「ケンカなんかやっておる場合じゃない!」と諭され、タヌキたちは一丸となって開発計画の阻止を画策。
長らく使っていなかった別の者に化ける術「化け学」を学び直したほか、四国へ赴き現地の長老タヌキに救援を依頼しました。
人間に対抗するべく立ち上がったタヌキたちは、自分たちの住処を守ることができるのでしょうか。
本作は東京都多摩市が舞台の作品ですが、四国のタヌキに助けを求めるシーンで徳島県の金長神社が登場します。
舞台となった場所・聖地
・金長神社
六代目・金長タヌキ(きんちょうたぬき)が住んでいるのは、金長神社です。
住所: 徳島県小松島市中田町脇谷44
昭和元禄落語心中(しょうわげんろくらくごしんじゅう)|徳島県三好市
『昭和元禄落語心中』の11話には、徳島県三好市に実在する駅が登場します。
作品概要
・制作会社 スタジオディーン
・監督 畠山守(はたけやままもる)
・脚本 熊谷 純(くまがい じゅん)
・作者 雲田 はるこ(くもた はるこ)
・放送期間 第1期:2016年1月~4月 第2期:2017年1月~3月
・話数 第1期:全13話 第2期:全12話
簡単なあらすじ
昭和50年代、漫才ブームやテレビに押され、落語人気は下火になっていました。
そんな中、元チンピラの与太郎(よたろう)は、刑務所の落語慰問会で見た八代目・有楽亭 八雲(ゆうらくてい やくも)の落語にひどく感銘を受けます。
八雲は「昭和最後の大名人」と称される、落語界きっての人気者でした。
出所後、与太郎は真っ先に寄席に向かい、拝み倒して八雲に弟子入りを志願。
八雲はこれまで一人も弟子を取ったことがありませんでしたが、気まぐれで与太郎を住み込み弟子として入門させます。
その後、芸を磨き三代目・有楽亭 助六(ゆうらくてい すけろく)を襲名した与太郎。
助六として人気落語家に上り詰めた与太郎は、師匠である八雲のため、そして自分のために「己の落語」を模索します。
舞台となった場所・聖地
・阿波池田駅
11話の冒頭、八雲が助六を探しにきた駅は、阿波池田駅です。
住所:徳島県三好市池田町サラダ
同居人はひざ、時々、頭のうえ。|徳島県美馬市
『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』の11話〜12話は、徳島県美馬市が舞台です。
作品概要
・制作会社 ゼロジー
・監督 鈴木 薫(すずき かおる)
・脚本 赤尾 でこ(あかお でこ)
・原作 みなつき原作、二ツ家あす(ふたつや あす)作画
・放送期間 2019年1月9日~3月
・話数 全12話
簡単なあらすじ
朏 素晴(みかづき すばる)は、23歳にして小説誌に連載をもつ新進気鋭のミステリー作家。
ある日、小説の題材を探していた素晴は、偶然出会った黒と白のはちわれが特徴的な野良猫から新作小説の着想を得ます。
連載の参考とするために野良猫を引き取り、自宅で飼うことにした素晴。
幼いころに読んでいた本から考案し、野良猫を陽(はる)と名づけた素晴は、せっせと陽の世話をします。
言葉によるコミュニケーションが取れない陽の一挙一動に振り回されつつも、素晴は次第に猫がいる暮らしに楽しみを見出すのでした。
一方、捨てられ野良猫として生きていた陽も、少しずつ素晴に心を開くようになり、1人と1匹の距離は徐々に縮まっていきます。
舞台となった場所・聖地
・脇町・うだつの町並み
11話で、徳島旅行をした素晴が散策した場所です。
住所:徳島県美馬市脇町大字脇町2
・眉山
素晴が立ち寄った描写はありませんでしたが、11話では眉山のカットが2回も登場しました。
住所:徳島県徳島市眉山町茂助ヶ原
・徳島あわおどり空港
12話、嵐のせいで欠航続きだった空港は、徳島あわおどり空港です。
住所:徳島県板野郡松茂町豊久朝日野16−2
境界の彼方 |徳島県三好市
『境界の彼方』の10話には、徳島県三好市に実在する駅が登場します。
作品概要
・制作会社 京都アニメーション
・監督 石立 太一(いしだて たいち)
・脚本 花田 十輝(はなだ じゅっき)
・原作 鳥居 なごむ(とりい なごむ)
・放送期間 2013年10月~12月
・話数 全12話
簡単なあらすじ
神原 秋人(かんばら あきひと)は、文芸部副部長の高校2年生。
人に害を成す怪物・妖夢の父と人間の母から生まれた半妖夢である秋人は、不死身という特異な体質を持っていました。
そんなある日秋人は、校舎の屋上から今にも飛び降りそうな高校1年生・栗山 未来(くりやま みらい)を見つけ助けようとします。
しかし未来の正体は、自分の血液を自在に操り妖夢討伐を生業とする異界士でした。
未来は秋人を邪悪な妖夢と見なして襲撃しますが、通常の人間では考えられないスピードで傷が治癒する秋人を討伐することはできません。
仕方なく秋人討伐を諦めた未来でしたが、やがて2人は大地主である名瀬(なせ)家を巻き込んだある事件に関わっていきます。
舞台となった場所・聖地
・大歩危駅
10話、未来が列車に乗るシーンで登場した駅のモデルは、JR大歩危駅です。
住所:徳島県三好市西祖谷山村徳善西
みのりスクランブル!|徳島県徳島市
『みのりスクランブル!』は、徳島県徳島市が舞台の作品です。
作品概要
・制作会社 ufotable(ユーフォーテーブル)
・監督 野中 卓也(のなか たくや)
・脚本 平松 正樹(ひらまつ まさき)
・原作 ちはや深影(ちはや みかげ)
・公開日 2011年11月5日
・上映時間 40分話
簡単なあらすじ
たまきは、ペンギン研究所の博士を父に持つ女の子。
しかし、父に南極へ連れていかれたことがきっかけで、たまきはペンギンに強い苦手意識を持っていました。
そんなたまきのペンギン嫌いを克服するため父が夜なべで制作したのが「ペンギン嫌い克服装置」のみのりです。
みのりは、人間とペンギンの長所を併せ持つペンギン型アンドロイド。
「女の子でありペンギン」というかわいい容姿とは裏腹に、無邪気すぎる性格を持つみのりは、起動後あちこちで大暴れします。
舞台となった場所・聖地
・アスティとくしま
たまきの父が講演を行った会場のモデルは、アスティとくしまという観光コンベンションセンターです。
住所:徳島県徳島市山城町東浜傍示1番地1
・西新町商店街
たまきたちが暮らす街にある「あおば商店街」のモデルは、西新町商店街です。
住所:徳島県徳島市東新町1丁目16
鉄子の旅|徳島県三好市
『鉄子の旅』の10話には、徳島県三好市に実在する駅が登場します。
作品概要
・制作会社 グループ・タック
・監督 永丘 昭典(ながおか あきのり)
・脚本 相馬 和彦(そうま かずひこ)
・原作 菊池 直恵(きくち なおえ)
・放送期間 2007年6月~2007年9月
・話数 全13話
簡単なあらすじ
キクチこと菊池 直恵(きくち なおえ)は、鉄道にまったく興味がない女性漫画家。
ある日、漫画雑誌編集者からトラベルライターと共に旅をするレポート漫画の仕事を依頼されたキクチは「昼食は駅弁」を条件に仕事を引き受けます。
そして訪れた取材当日、軽い旅行気分で現地に向かったキクチでしたが、そこで待っていたのは重度の鉄オタライター・横見 浩彦(よこみ ひろひこ)でした。
「鉄道は単なる移動手段」としか思っていないキクチにひたすら鉄道知識を刷り込み、観光もグルメもない過酷な鉄道旅へと連れまわす横見。
キクチは連載開始当初、横見にも横見が計画する旅にも不満の声をあげますが、鉄道の知識が増えるにつれ少しずつ旅を楽しむようになっていきます。
舞台となった場所・聖地
・坪尻駅
10話に登場した坪尻駅は、駅前に道らしい道がなく、国内トップクラスの秘境駅として人気があります。
住所:徳島県三好市池田町西山立谷
まとめ
徳島県が聖地のアニメや漫画を7作品紹介しました。
昔ながらの自然が際立つスポットを多く有する徳島県は、数々の人気アニメで聖地として登場しています。
本記事で気になる作品やスポットがあった方はもちろん、旅行などで近くを訪れた際には、ぜひ徳島県のアニメ聖地へ足を運んでみてください!
参考資料
平成狸合戦ぽんぽこ - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI
Wikipedia:徳島県を舞台とした作品一覧
ライター:たまぽん通信編集部 ごとう ゆき
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