2023/02/28
地域とコンテンツ
マンガ・アニメミュージアムの楽しみ方〜無料で読み放題も!?関東地方にある11施設をご紹介!〜
皆さんはマンガやアニメのミュージアムに行ったことがありますか?日本には大小合わせて30以上のマンガ・アニメに関する施設があります。
マンガ・アニメミュージアムの楽しみ方はさまざまです。
大規模なマンガミュージアムには、何万冊もの漫画が展示されており、その多くが無料もしくは入場料1,000円以下で自由に読むことができます。また、マンガ・アニメの歴史に触れたり、直筆のイラストを見たりと博物館として楽しむことも。ショップを併設している所もあるので、ミュージアム限定グッズも手に入ります。
マンガ・アニメファンは勿論、そうでない人も楽しめる要素がたくさんあるのです。今記事では、図書館的な施設から特定の作者の施設まで、関東地方にあるマンガ・アニメの関連施設を11箇所ご紹介します。ぜひ、お気に入りの場所を見つけて足を運んでみてください。
■東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム
荻窪駅から徒歩で約10分の場所にある「東京工業大学杉並アニメーションミュージアム」は、日本のアニメを総合的に学べる日本初の体験型施設です。施設の特徴は、アニメを制作する過程で必要なギミックやアフレコを実際に体験できる、参加型の施設であること。
年に3〜4回開催される企画展も人気で、現在は「映画ドラえもん展」を開催中です。(2023年4月2日まで)
営業時間:10:00〜18:00
定休日:毎週月曜日および年末年始(12月28日〜1月4日)※祝祭日にあたる場合はその翌日が休館日
入館料:無料
■東京アニメセンター IN DNP PLAZA SHIBUYA
アニメを通じて、リアルとバーチャルが融合した新たな体験価値を提供するためにつくられた「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」。
秋葉原UDXにあった施設が、日本動画協会と大日本印刷の共同運営のもと、渋谷にリニューアルオープンしました。「企画展エリア」では、リアルとバーチャルを取り入れた最先端の展示方法で話題のマンガやアニメ作品を鑑賞できます。
営業時間 11:00~20:30(2023/4/1以降は11:00~20:003/31まで)
定休日:年中無休(年末年始・施設点検日・展示入替日などで休館の場合あり)
入館料:ポップアップストアエリア、ストアエリアへのご入場には入場料、企画展の観覧に入場料が必要
■東映アニメーションミュージアム
「東映アニメーションミュージアム」は、練馬にある東映アニメーション大泉スタジオの1階にあります。
館内にある大型モニターには、これまで東映アニメーションでつくられた多くの作品が紹介されており、画面をタッチすれば映像も視聴できます。
プリキュアシリーズのフォトスポットや、おしりたんていのおもちゃで遊べるコーナーなどお子さんと一緒に楽しめる施設ですよ。現在は事前予約が必要になっているためご注意ください。
営業時間:午前の部11:00~13:00、午後の部14:00~16:00 ※事前予約制
定休日:毎週火曜日・水曜日、その他不定休
入館料:無料
■少女まんが館
少女まんが世界の永久保存を目指し、自宅を開放してつくられた私立図書館です。一般略称は、「女ま館」。「じょまかん」と読むそうです。
私立図書館だからといって侮れません。蔵書は寄贈を含めて約6万冊強にも及び、古いものでは明治時代に創刊された少女雑誌も置いてあります。
昭和レトロな雰囲気で懐かしの少女マンガや雑誌を読みたい方には、おすすめのスポットです。
営業時間:4〜10月の毎週土曜日(午後)
入館料:無料
■森下文化センター(田河水泡・のらくろ館)
江東区の森下文化センター内に常設されている「田河水泡・のらくろ館」には、昭和を代表する漫画家「田河水泡」にまつわる品々が展示されています。
田河の愛用品を揃えて、忠実に再現した書斎も一見の価値あり。田河水泡・のらくろ館の前にある「のらくろ広場」では、のらくろを始めとする田河の作品や、漫画評論等の書籍が自由に読めます。のらくろの懐かしく可愛らしいイラストに、思わずほっこりしてしまう施設です。
営業時間:9:00〜21:00
休館日:第1・3月曜日(ただし祝日の場合は開館)、年末年始(12/29~1/3)
入館料:無料
■長谷川町子美術館
「長谷川町子美術館」には、国民的アニメ「サザエさん」の作者である、長谷川町子が収集した美術品が展示されています。その数は780点以上!
美術館の向かいにある記念館には、サザエさんの世界がそのまま再現された「磯野家の茶の間」もあります。記念館を堪能した後は、ぜひ館内にあるショップやカフェに立ち寄ってみてください。漫画版サザエさんの懐かしい絵柄入りグッズが手に入りますよ。
営業時間:10:00〜17:30
休館日:月曜日(祝日の場合は、その翌日)、展示替期間、年末年始
入館料:一般900円
■三鷹の森ジブリ美術館
開演当時から人気で、チケットの入手が困難なことでも有名な「三鷹の森ジブリ美術館」。
宮崎駿館主とジブリ美術館が「子供たちに見て・触れて・感じて欲しい」との思いをこめてつくった図書閲覧室には、ジブリ作品以外にもおすすめの絵本・児童書が多数置いてあります。
「となりのトトロ」のネコバスルームや「天空の城ラピュタ」のロボット兵の像など、スタジオジブリファンにはたまらない展示ブースもあり、テンション上がること間違いなしです。
営業時間:土日祝は10時~19時、平日10時~17時、大型休暇期間:10時~18時(2023年4月1日からは全日10時~18時)
休館日:火曜日(祝日の場合は、その翌日)、展示替期間、年末年始
入館料:大人・学生1,000円
■豊島区立トキワ荘マンガミュージアム
手塚治虫をはじめとするマンガの巨匠たちが住んでいた伝説のアパート「トキワ荘」。解体後35年たっても、漫画家にとっての聖地と呼ばれるこのアパートは、「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」として生まれ変わりました。
1Fの「マンガラウンジ」では、トキワ荘ゆかりのマンガ家の作品を自由に閲覧可能です。2F部分では、昭和20〜30年代のマンガ家の生活がリアルに再現されています。
トキワ荘跡近くにある休憩・案内施設「豊島区トキワ荘通りお休み処」でも、マンガの閲覧やグッズの購入ができるのでぜひ立ち寄ってみてください。
営業時間:午前10時~午後6時
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、その他年末年始、展示替え期間
入館料:特別企画展期間中は全館有料
■川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
海外でも不動の人気を誇る「ドラえもん」のミュージアムは、作者である藤子・F・不二雄と縁の深い川崎市にあります。
「子どもたちへ恩返しをしたい」という藤子先生の思いを引き継ぎ、「遊びゴコロ」「SF-すこしふしぎ-」「コミュニケーション」などをテーマにした、マンガの世界を存分に楽しめるテーマパークとなっています。門外不出の原画や貴重な資料などファン必見の展示物のほか、「Fシアター」ではオリジナルの短編映像も見られます。
お土産に、ギフトコーナー「藤子屋」で販売しているどら焼きを買ってみるのもおすすめです。
営業時間:10:00~18:00
休館日:HPの休館日カレンダーでご確認ください
入館料:大人・大学生 1,000円
■さいたま市立漫画会館
漫画会館は、日本近代風刺漫画の祖である北沢楽天(きたざわらくてん)の晩年の邸宅跡地に、昭和41年に建てられた漫画に関する美術館です。
北沢楽天とは、それまで「ポンチ絵」と呼ばれていた風刺画を、芸術価値のある「漫画」たらしめた最初の職業漫画家と言われています。館内には、北沢楽天が晩年つかっていたアトリエも。約8,000冊ものコミックスや漫画に関する書籍が収蔵されており、開室の際は無料で読むことができます。
営業時間:10:00~18:00
休館日:月曜日(休日は開館し、翌平日が休館)、年末年始(12月28日から1月4日)
入館料:無料
■横浜アンパンマンこどもミュージアム
最後にご紹介するのは、お子様連れなら1度は訪れてみたいスポット「横浜アンパンマンこどもミュージアム」。
アンパンマンの世界を思いっきり楽しむ有料フロアと、グッズやフードが楽しめる無料のフロアで構成されています。館内には、工作をしたり写真撮影をしたりと子供たちが楽しめる仕掛けがいっぱい。アンパンマンが登場する特別ステージは、子供たちも大喜びです。
営業時間:1F 10:00~18:00、2・3F 10:00~18:00
休館日:元日(他に館内改装・保守点検等による臨時休業あり)
入館料:2,200〜2,600円(2・3Fのみ有料、事前チケット購入が必要)
以上、関東地方にあるマンガ・アニメミュージアムをご紹介しました。
いまや「海外に誇るべきサブカルチャー」として高く評価されている日本のマンガやアニメ。その注目度は高く、国立大学でも研究センターが設置され「マンガ学」ができるほどです。
まずはお気に入りの作者のマンガ・アニメミュージアムを訪れて、作品の歴史や背景など、さらに奥深い世界を知るのもおもしろいかもしれませんね。
ライター:たまぽん通信編集部 いなば
参考記事
【完全版】全国にあるマンガミュージアムまとめ | まんがseek(漫画データベース)
アンパンマンとおうたであそぼ♪|イベント|横浜アンパンマンこどもミュージアム
https://www.city.saitama.jp/004/005/002/003/001/001/1001.html
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