2023/03/17

秋田県

秋田県出身の有名漫画家7名を一挙ご紹介!

モデルの佐々木希や女優の加藤夏希の出身地としても有名な秋田県。

そんな秋田県は、人気漫画家の出身地としても有名なのはご存知でしょうか。

そこで今回は、秋田県出身の有名漫画家7名について紹介していきます!

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 矢口 高雄|秋田県横手市|釣りキチ三平

プロフィール

・名前             髙橋 髙雄(たかはし たかお)

・生年月日 1939年10月28日  

・活動期間 1969年 - 2020年没(81歳)

・ジャンル 青年・釣り漫画

・オフィシャルサイト・ブログ 漫画家 矢口高雄の公式サイト

簡単な経歴

 矢口 高雄は、幼少期の頃に「西遊記」や「のらくろ」という漫画の影響で、漫画を読むのが趣味となりました。

それからは、漫画を購入するために仕事をするという日々を送り、手塚治虫が描いた「流線型事件」、「メトロポリス」は人生において特に影響を与えた漫画だったと語っています。

高校を卒業すると、銀行に勤務するようになりますが、同僚がキッカケで漫画を描くようになりました。

描き始めた当初は、いくら応募しても評価を得ることができませんでしたが、「ゲゲゲの鬼太郎」を描いた漫画家、水木しげるに評価されて、様々なアドバイスをもらうようになります。

そして、1969年に月刊漫画ガロで「長持唄考」という作品が掲載されて、漫画家デビューを果たします。

その後、数多くの読み切り作品を掲載してから銀行を退職。

週刊少年サンデーでは、「鮎」という作品が掲載されました。

自分の趣味が釣りということから、1973年に釣りをテーマにした「釣りキチ三平」の連載が開始されると、大ヒット作品となります。

10年間も連載が続き、その後は自分の生き様を描いた作品「オーイ!!やまびこ」や「9で割れ!!」などの作品を多く生み出しました。

1995年には、「横手市増田まんが美術館」が開館して、名誉館長に就任します。

2001年には「釣りキチ三平 平成版」の連載が開始されましたが、体力の衰えにより、完結することはありませんでした。

2020年11月20日に膵臓癌により、病院で亡くなりました。

代表作品

「釣りキチ三平」が代表作品です。

アニメ化や映画化もされており、累計発行部数は5000万部を突破しています。

人気があった作品だからこそ、「釣りキチ三平 平成版」を完結して欲しかったというファンの声も多かったはずです。

高橋 よしひろ|秋田県雄勝郡東成瀬村|銀牙 -流れ星 銀-

プロフィール

・名前             高橋義廣(たかはし よしひろ)

・生年月日   1953年9月18日

・活動期間   1971年 -

・ジャンル   少年漫画

簡単な経歴

高橋 よしひろは、「巨人の星」を描いた川崎のぼるや「牙王」を描いた石川球太の影響を受けて小学6年生から漫画を描くようになりました。

中学校を卒業すると工場に就職して、様々な職を経験しながら漫画家を目指すようになります。

1971年に上京すると、「サラリーマン金太郎」の作者、本宮ひろ志のアシスタントを務めます。

週刊少年ジャンプの手塚賞に応募して一度落選しましたが、編集者の目に留まり、掲載されることになりました。

その後、1973年に「おれのアルプス」という作品で手塚賞の佳作を受賞。

1976年には、週刊少年ジャンプで「悪たれ巨人」、月刊少年ジャンプで「白い戦士ヤマト」の同時連載もするなど、徐々に頭角を現します。

1983年には熊犬を主人公とした漫画「銀牙 -流れ星 銀-」の連載が開始されて大ヒット作品となりました。

2021年には、矢口高雄の跡を継いで、「横手市増田まんが美術館」の2代目名誉館長に就任しています。

代表作品

「白い戦士ヤマト」、「銀牙 -流れ星 銀-」が代表作品です。

特に「銀牙 -流れ星 銀-」はアニメ化もされており、累計発行部数は1000万部を超えています。

また、フィンランドで握手会が開催されるなど、国境を超えて人気の作品です。

遠藤 浩輝|秋田県秋田市|EDEN 〜It's an Endless World!〜

プロフィール

・名前             遠藤 浩輝(えんどう ひろき)

・生年月日 1970年11月3日

・活動期間 1995年 -

・ジャンル 青年漫画

簡単な経歴

遠藤 浩輝は、最初は画家を目指して美大に進学しますが、モチベーションが下がり、漫画を描き始めるようになります。

1995年に、「カラスと少女とヤクザ」という作品がアフタヌーン四季賞で入賞して、漫画家デビューを果たします。

2作目の作品「きっとかわいい女の子だから」でも四季賞を受賞。

数多くの読み切り作品を掲載した後、1997年に月刊アフタヌーンにて、SF漫画「EDEN 〜It's an Endless World!〜」の連載を開始します。

大ヒット作品となり、11年も連載が続きました。

その後も「オールラウンダー廻」や「ソフトメタルヴァンパイア」など、数多くの作品を生み出しています。

代表作品

 

「EDEN 〜It's an Endless World!〜」、「オールラウンダー廻」が代表作品です。

特に「EDEN 〜It's an Endless World!〜」は近未来を描いた作品となっており、ワクワクしながら読んでいたファンも多いはずです。

ちなみに「EDEN 〜It's an Endless World!〜」は、「新世紀エヴァンゲリオン」に影響を受けて作られた作品と言われています。


小池一夫|秋田県大仙市|子連れ狼

プロフィール

・名前             俵谷 星舟(たわらや せいしゅう)

・生年月日   1936年5月8日

・活動期間   1960年代 - 2019年没(82歳)

・ジャンル   劇画

・オフィシャルサイト・ブログ 小池一夫 公式ブログ - LINE BLOG

簡単な経歴

小池一夫は、幼少期から同級生よりも体が大きく、本を読むのが好きでした。

大学生の頃には一度、小説家を目指しますが、挫折してしまいます。

その後、ゴルフ場で勤務しますが、偶然目にした少年マガジンに、さいとうプロダクションの原作者募集を発見して応募。

見事採用され、その後はさいとうプロダクションに所属します。

「ゴルゴ13」などの原作を担当した後、1970年に独立して「ノスパイプ戦線」という作品で漫画家デビューを果たします。

「スタジオシップ(現・小池書院)」という会社を設立して従業員を増やしたことで数多くの漫画を生み出すようになります。

1970年代になると、「子連れ狼」や「御用牙」などの連載が開始されて、月に15本の同時連載を抱えていました。

その中でも「子連れ狼」は大ヒット作品となり、海外でも注目を浴びました。

1984年には、小説家としてもデビューを果たします。

その後は漫画家の育成にも力を入れるようになり、「小池一夫劇画村塾」を開設するなど、漫画家以外の活動も精力的でした。

2003年には、「新・子連れ狼」の連載も開始しています。

様々な功績を残しましたが、2019年4月に肺炎で亡くなりました。

代表作品

「子連れ狼」が代表作品です。

テレビや映画、ゲームにもなりました。

国内のみならず、海外からも人気の作品となり、英語版も出版されて累計発行部数は全世界で1100万部以上を記録しています。

板垣雅也|秋田県|流星のロックマン

プロフィール

・名前             板垣 雅也(いたがき まさや )

・生年月日 1975年4月2日 -

・活動期間   2005年 -

・ジャンル   格闘・少年漫画

簡単な経歴

板垣 雅也は、2004年「公園一周」という作品で小学館新人コミック大賞を受賞します。

その後、別冊コロコロコミックにて「ワレワレハウチュウジンダ!!」という作品で漫画家デビュー。

2005年には月刊コロコロコミックで「マスカレード」、2006年にはロックマンシリーズでおなじみの「流星のロックマン」の連載が開始されました。

代表作品

「流星のロックマン」が代表作品です。

「流星のロックマン」は、ロックマンシリーズの中でも最新作となっており、ゲームでプレイした人も多いはずです。

クリスタルな 洋介|秋田県|お酒は夫婦になってから

プロフィール

・名前             佐藤洋介(さとう ようすけ)

・生年月日   1980年3月31日

・活動期間   2005年 -

・ジャンル   少年漫画

簡単な経歴

クリスタルな 洋介は、2005年に数多くの読み切り漫画を作り、2008年には月刊少年サンデーでラブコメディ漫画「オニデレ」の連載を開始します。

2012年には「ひめはじけ」、2013年には「M・ゲーム」の連載をスタートさせるなど、短期間でいくつもの作品を生み出してきました。

2015年には、やわらかスピリッツにて「お酒は夫婦になってから」の連載を開始して、大ヒット作品となります。

代表作品

「オニデレ」、「お酒は夫婦になってから」が代表作品です。

「お酒は夫婦になってから」は、4年間連載が続き、2017年にはアニメ化もされました。

累計発行部数は25万部を突破しています。

土田 世紀|秋田県横手市|編集王

プロフィール

・名前             土田 世紀(つちだ せいき)

・生年月日   1969年3月21日

・活動期間   1986年 - 2012年没(43歳)

・ジャンル   青年漫画

簡単な経歴

土田 世紀は、それほど漫画に興味はありませんでしたが、絵を描くのが得意で、学生の頃に科学技術庁長官賞を受賞した経験もあります。

高校生から本格的に漫画を描き始め、1986年には月刊アフタヌーンで「未成年」という作品を掲載して、四季賞を受賞します。

1993年には編集者を題材として漫画「編集王」や「同じ月を見ている」の連載が開始されて大ヒット作品となりました。

2017年には、「俺節」という作品が舞台化されています。

しかし、土田 世紀は20代の頃からアルコールがないと生活できない体になっており、2012年に肝硬変によって自宅で亡くなりました。

代表作品

「編集王」が代表作品です。

2000年にはドラマ化もされており、ネプチューンの原田泰造が主演を務めています。

「編集王」をキッカケに、原田泰造のドラマ出演が増えたと言われています。

まとめ

秋田県出身の有名漫画家7名について紹介しました。

今回紹介した7名の有名漫画家は秋田県を代表する人物です。

この記事をキッカケに、気になった作品があれば、一度見てみてはいかがでしょうか。



引用

sensagent|出身都道府県別漫画家一覧

Wiki|秋田県出身の人物一覧

漫画家 矢口高雄の公式サイト

小池一夫 公式ブログ - LINE BLOG

Wiki|矢口 高雄

Wiki|高橋 よしひろ

Wiki|遠藤 浩輝

Wiki|小池一夫

Wiki|板垣雅也

Wiki|クリスタルな 洋介

Wiki|土田 世紀


ライター:たまぽん通信編集部 shoji suzuki

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