2023/03/22
聖地巡礼(アニメ・漫画)
福岡県にゆかりのある有名漫画家9選!経歴&代表作を紹介
国際便が数多く就航し「アジアとの玄関口」とも呼ばれている福岡県。
九州地方最大の人口を擁する福岡県は、あらゆるジャンルの著名人をたくさん輩出しており、多くの人気漫画家ゆかりの地でもあります。
この記事では、福岡県出身の有名漫画家たちを9人厳選して紹介し、プロフィールや経歴、代表作品を詳しく解説していきます。
松本 零士|福岡県久留米市|銀河鉄道999(ぎんがてつどうスリーナイン)
プロフィール
・名前 松本 零士(まつもと れいじ)
・生年月日 1938年1月25日
・活動期間 1954年 -
・ジャンル SF漫画
・公式サイト 松本零士 零時社 オフィシャルサイト
簡単な経歴
福岡県久留米市出身の松本零士は、小学生時代に漫画家を志し、高校1年生だった1954年「漫画少年」に『蜜蜂の冒険』が掲載され漫画家デビュー。
デビュー後は高校に通いながら「毎日小学生新聞」に数多くの漫画を執筆し、高校卒業後は主に少女漫画を手掛けます。
しかし、ほどなくして少女漫画が描けなくなるスランプに陥り、少年漫画や青年漫画に進出しました。
1971年「週刊少年マガジン」で『男おいどん』を連載すると、若者たちの群像劇が人気を博し徐々にファンを獲得。
1974年にはテレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト』のスタッフとして声がかかり、本作のヒットにより一躍知名度を上げました。
1977年からは「少年キング」にて『銀河鉄道999』の連載を開始し、テレビアニメ化、劇場アニメ化される大ヒット作品に!
本作は不朽の名作として現代でも高い人気を得ています。
代表作品
『銀河鉄道999』が代表作品です。
本作は第23回小学館漫画賞を受賞し、松本零士ブームを巻き起こしました。
吾峠 呼世晴|福岡県|鬼滅の刃(きめつのやいば)
プロフィール
・名前 吾峠 呼世晴 (ごとうげ こよはる)
・生年月日 1989年5月5日
・活動期間 2014年 -
・ジャンル 少年漫画
簡単な経歴
福岡県出身の吾峠呼世晴は、2013年に『過狩り狩り(かがりがり)』という作品を制作。
本人は本作を世に出さないつもりでしたが、家族から後押しされダメ元で「週刊少年ジャンプ」に投稿し、第70回JUMPトレジャー新人漫画賞の佳作を受賞します。
2014年には「少年ジャンプNEXT!!」に『文殊史郎兄弟(もんじゅしろうきょうだい)』が掲載され漫画家デビュー。
しかし、その後いくつか読切作品を発表するも人気は振るわず、ついにはネームすら通らなくなってしまいました。
そこで原点回帰として『過狩り狩り』にあった「大正時代」「鬼」「刀」という要素を盛り込み『鬼滅の刃』を考案。
本作は2016年から「週刊少年ジャンプ」で連載され、社会現象になるほどの爆発的ヒットを記録しています。
代表作品
『鬼滅の刃』が代表作品です。
本作は2019年にテレビアニメ化され、2022年6月現在は続編となる新作アニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』の制作が決定しています。
石田 スイ|福岡県|東京喰種トーキョーグール
プロフィール
・名前 石田 スイ(いしだ スイ)
・生年月日 1986年[1]12月28日
・活動期間 2010年 -
・ジャンル 青年漫画
・公式Twitter @sotonami
簡単な経歴
福岡県出身の石田スイは、2010年にヤングジャンプ月例第113回MANGAグランプリで準優秀賞を受賞し漫画家デビュー。
翌年には「週刊ヤングジャンプ」にて『東京喰種トーキョーグール』の連載を開始しました。
初連載作品であるにもかかわらず、完成度の高い本作はたちまち同誌の人気看板作品に!
本作連載終了後は続編『東京喰種トーキョーグール:re(トーキョーグール リ)』を手掛け、こちらも高く評価されます。
2021年からは「となりのヤングジャンプ」にて『超人X(ちょうじんエックス)』を発表し、2022年6月現在も連載中です。
代表作品
『東京喰種トーキョーグール』が代表作品です。
本作はテレビアニメ化や実写映画化され、コミックスの累計発行部数は4700万部を突破しています。
奥 浩哉|福岡県福岡市|GANTZ(ガンツ)
プロフィール
・名前 奥 浩哉(おく ひろや)
・生年月日 1967年9月16日
・活動期間 1988年 -
・ジャンル 青年漫画
・公式Twitter @hiroya_oku
簡単な経歴
福岡県福岡市出身の奥浩哉は、1988年にヤングジャンプ青年漫画大賞に準入選し漫画家デビュー。
デビュー作『変』をリメイクし、1992年からは「週刊ヤングジャンプ」にて『変[HEN]』の連載を開始します。
2000年からは「週刊ヤングジャンプ」で『GANTZ』の連載をスタート。
本作は、現実と非現実が交錯する世界観や死と隣り合わせの緊張感が話題を呼び、瞬く間に大ヒットを記録しました。
その後も『いぬやしき』や『GIGANT(ギガント)』など、ヒット作を連発しています。
代表作品
『GANTZ』『いぬやしき』が代表作品です。
特に『GANTZ』は、テレビアニメ化のほか、二宮和也と松山ケンイチ主演で実写映画化もされました。
末次 由紀|福岡県|ちはやふる
プロフィール
・名前 末次 由紀(すえつぐ ゆき)
・生年月日 1975年9月8日
・活動期間 1992年 -
・ジャンル 少女漫画
・公式Twitter @yuyu2000_0908
簡単な経歴
福岡県出身の末次由紀は、中学1年生ごろから出版社に漫画の投稿を開始。
高校1年生だった1992年、第14回なかよし新人まんが賞で佳作を受賞し漫画家デビューしました。
以降は主に「別冊フレンド」でコンスタントに作品を発表し、順調にキャリアを積みます。
しかし2005年、自身の漫画に他作品からの構図盗用があったことが発覚し活動を停止。
2007年「BE・LOVE」に読切作品を発表し活動を再開すると、翌年には競技かるたを題材とした作品『ちはやふる』を連載しました。
本作は2022年6月現在まで連載が続く長期人気作となっており、コミックスの累計発行部数は2700万部を突破しています。
代表作品
『ちはやふる』が代表作品です。
本作は第35回講談社漫画賞少女部門を受賞し、競技かるた人口の拡大にも貢献しています。
きうち かずひろ|福岡県福岡市|BE-BOP-HIGHSCHOOL(ビー・バップ・ハイスクール)
プロフィール
・名前 きうち かずひろ
・生年月日 1960年9月14日
・活動期間 1983年 -
・ジャンル 少年漫画
・公式Facebook 木内一裕・きうちかずひろサイト/Facebook
簡単な経歴
福岡県福岡市出身のきうちかずひろは、1983年に第8回ちばてつや賞優秀新人賞(ヤング部門)を受賞し漫画家デビュー。
同年「週刊ヤングマガジン」に『BE-BOP-HIGHSCHOOL』を連載すると、ヤンキーにスポットを当て不良高校生の日常をリアルに描いた作風が、中高生を中心に大ブレイク!
本作はOVA化やテレビドラマ化などメディアミックスも多数行われ、今でも根強い人気があります。
1991年には映画監督デビュー、さらに2004年には小説家デビューも果たし、現在は幅広い分野で活躍中です。
代表作品
『BE-BOP-HIGHSCHOOL』が代表作品です。
本作は「不良モノ」の金字塔的存在といわれ、連載歴20年に渡る人気作となりました。
小林よしのり|福岡県福岡市|おぼっちゃまくん
プロフィール
・名前 小林 よしのり(こばやし よしのり)
・生年月日 1953年8月31日
・活動期間 1976年 -
・ジャンル ギャグ漫画
・公式サイト 小林よしのりオフィシャルwebサイト
簡単な経歴
福岡県福岡市出身の小林よしのりは、学生時代から漫画家になることを夢見る少年でした。
高校卒業後は漫画家・石ノ森章太郎(いしのもり しょうたろう)に弟子入りし漫画家になるつもりでしたが、担任から大学進学をすすめられ福岡大学へ入学。
福岡大学の学生だった1975年に『ああ勉強一直線』が「週刊少年ジャンプ」に掲載され漫画家デビューしました。
その後、同誌で連載した『東大一直線』がヒットを記録し上京しますが、人気は低迷。
しかし1986年「月刊コロコロコミック」にてギャグ漫画『おぼっちゃまくん』を手掛けると、子どもたちから絶大な人気を集め、再び人気漫画家として返り咲きました。
1992年からは作風を一転させ「SPA!」で『ゴーマニズム宣言』を発表すると、難しい社会問題にも果敢に切り込む姿勢が大人たちからも支持されます。
近年は漫画家として活躍する傍ら、テレビの討論番組やラジオなどにも出演しています。
代表作品
『おぼっちゃまくん』『ゴーマニズム宣言』が代表作品です。
特に『おぼっちゃまくん』はテレビアニメ化されたほか、1989年には第34回小学館漫画賞児童向けを受賞しています。
篠塚 ひろむ|福岡県|ミルモでポン!
プロフィール
・名前 篠塚 ひろむ(しのづか ひろむ)
・生年月日 1979年3月27日
・活動期間 1999年 -
・ジャンル 少女漫画
簡単な経歴
福岡県出身の篠塚ひろむは、高校生時代から出版社へ漫画を投稿するもデビューにはつながらず、一般企業に就職。
漫画家になる夢は諦めていましたが、旧友と再会したことをきっかけに漫画への情熱が再熱し、1999年「ちゃおDX」に『卓球少女』が掲載され漫画家デビューしました。
数本の読切作品を手掛けたのち、2001年から「ちゃお」で『ミルモでポン!』を連載開始。
ファンタジーな世界観にラブコメ要素を取り入れた本作は高く評価され、テレビアニメ化されると人気がさらに高騰、大ヒット作品となります。
その後も『恋するプリン!』『プリプリちぃちゃん!!』などヒット作を連発し、人気漫画家として確固たる地位を築きました。
2021年からは「ちゃお」で『ポンポコロボ アト&スゥ』を発表し、2022年6月現在も連載中です。
代表作品
『ミルモでポン!』が代表作品です。
「ちゃお」本誌では、アニメ化以降の扉絵は毎月カラーで掲載され、爆発的人気を誇りました。
小箱 とたん|福岡県福岡市|スケッチブック
プロフィール
・名前 小箱 とたん(こばこ とたん)
・生年月日 非公開
・活動期間 2001年 -
・ジャンル 4コマ漫画
・公式Twitter @Kobako_Totan
簡単な経歴
福岡県福岡市出身の小箱とたんは、2001年「ガンガンパワード」に『史上最大の虫退治』が掲載され漫画家デビュー。
当時は「瀬尾ことば(せおことば)」というペンネームでした。
デビュー後は「月刊少年ガンガン」や「ガンガンパワード」にて読切作品を発表していましたが、2002年には「月刊コミックブレイド」に移籍し『スケッチブック』の連載をスタート。
美術部に所属する主人公たちの日常をゆるく描いた本作は人気を博し、その後17年にも渡る長期人気作となりました。
代表作品
『スケッチブック』が代表作品です。
本作は『スケッチブック 〜full color's〜』というタイトルでテレビアニメ化もされました。
まとめ
福岡県出身の有名漫画家を9人紹介しました。
福岡県には今回紹介しきれなかった人気漫画家が他にもたくさんいるので、よければ調べてみてくださいね!
また、今回の記事で気になる作品や作家が見つかった方は、ぜひ一度作品を読んでみてください。
参考資料
スケッチブック ~full color's~ - マッグガーデン
ライター:たまぽん通信編集部 ごとう ゆき
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