2023/04/06

大分県

大分県出身の有名漫画家8名を一挙ご紹介!

大分県は、俳優の竹内力やタレントの指原 莉乃の出身地として知られていますが、有名漫画家の出身地でもあります。

そこで今回は大分県出身の有名漫画家8名と、その代表作品について紹介していきます!

諫山創|大分県日田市|進撃の巨人

プロフィール

・名前               諫山 創(いさやま はじめ)

・生年月日   1986年8月29日

・活動期間   2009年 -

・ジャンル   少年漫画

・オフィシャルサイト・ブログ 現在進行中の黒歴史

簡単な経歴

諫山創は、2006年に講談社のMGP(マガジングランプリ)にて「進撃の巨人」という作品で応募して佳作に入選。


2008年に週刊少年マガジン新人漫画賞特別奨励賞を受賞し、翌年には「orz」という作品で週刊少年マガジン新人漫画賞を受賞したことで漫画家デビューを果たします。


その後、
別冊少年マガジンでは巨人と戦う作品「進撃の巨人」の連載が始まり、大ヒット。
2011年には講談社漫画賞少年部門を受賞します。


「進撃の巨人」は約10年間連載されて、2021年には野間出版文化賞を受賞。

諫山創はエゴサーチをよくしており、「進撃の巨人」の連載中にはファンの意見や指摘を参考にしたこともあったそうです。

代表作品

「進撃の巨人」が代表作品です。

これまでにアニメ化や実写映画化・ゲームにもなっています。

単行本は1億部を突破しており、日本だけではなく海外の人からも愛されています。

2020年には、地元の大分県日田市に10周年を記念して、作中に登場するエレン・ミカサ・アルミンの「少年期の銅像」が建てられました。

2021年3月にはJR日田駅前にリヴァイ兵長の銅像が建てられ、3月27日には「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」が大分県日田市大山町の道の駅・水辺の郷おおやまに建設されました。原画やオブジェなど、ここでしか見られない作品が多数展示されています。
進撃の巨人ファンは、是非一度訪れてみましょう。

夜宵草|大分県大分市|ReLIFE

プロフィール

・名前             夜宵草(やよいそう)

・生年月日   不明

・活動期間   2013年 -

・ジャンル   青年・学園漫画

簡単な経歴

夜宵草は、大学を卒業してから大分県大分市の会社に就職しますが、すぐに退職してフリーターになります。

その後はアルバイトや契約社員として働きながらインターネットに漫画を投稿。

2013年、コミックアプリ「comico」が開設された時にスカウトされて漫画家デビューを果たします。
同年、「ReLIFE」の連載が開始して大ヒット作品となるのでした。

代表作品

「ReLIFE」が代表作品です。

2013年から2018年までの約5年間連載が続き、これまでアニメや実写映画化もされています。
「ReLIFE」で登場する高校は、夜宵草が実際に通っていた学校がモデルです。

三条 陸|大分県|DRAGON QUEST -ダイの大冒険-

プロフィール

・名前             三条 陸(さんじょう りく)

・生年月日   1964年10月3日

・活動期間   1987年 -

・ジャンル   少年漫画

簡単な経歴

三条 陸は、大学生の時に漫画研究会に入部。

大学卒業後は玩具メーカーに就職し、恐竜などをモチーフとした玩具「ゾイド」の小説を執筆した経験もあります。
1986年にはアニメ監督の推薦でアニメの脚本家デビューし、1987年「スカイボンバー一直線」という作品で漫画家デビューも果たします。

その後は週刊少年ジャンプで編集の仕事にも携わり、「ドラゴンクエスト」の誕生を後押しした人物、鳥嶋 和彦(とりしま かずひこ)に誘われて「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」を手掛けることになりました。

2009年には「仮面ライダーW」、2013年には「獣電戦隊キョウリュウジャー」のシナリオを制作するなど、漫画家だけではなく、シナリオライターとしての一面も兼ね備えています。

代表作品

「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」が代表作品です。

累計発行部数は4700万部を突破しており、アニメやゲーム化もされています。

2020年にも再度アニメ化されており、子供から大人まで多くの人に愛されている作品です。

若杉 公徳|大分県豊後大野市|デトロイト・メタル・シティ

プロフィール

・名前             若杉 公徳(わかすぎ きみのり)

・生年月日   不明

・活動期間   1975年 -

・ジャンル   青年・ギャグ漫画

簡単な経歴

若杉 公徳は幼少期から漫画を描くのが好きで、大学生になると本格的に漫画家を目指すようになります。

週刊ヤングマガジンで佳作を受賞すると、「鉄人ガンマ」などの作品を手掛けた山本 康人(やまもと やすひ)のアシスタントを5年間経験。
2006年には、ヤングマガジンアッパーズという雑誌で、「アマレスけんちゃん」が掲載されて漫画家デビューを果たします。

その後、ヤングアニマルにて、ギャグ漫画「デトロイト・メタル・シティ」の連載がスタートして大ヒット作品となるのでした。

ちなみに若杉 公徳は「キン肉マン」の大ファンということもあり、自分の作品に「キン肉マン」に登場するキャラクターに似ている人物を何度か登場させたことがあると語っています。

代表作品

「デトロイト・メタル・シティ」が代表作品です。

アニメ化や実写映画にもなり、興行収入20億円を記録しています。

「このマンガがすごい!2007」では、オトコ編1位にも選ばれました。

作品に登場する主人公のギャップに多くの読者が驚いたはずです。

田辺節雄|大分県東国東郡|戦国自衛隊

プロフィール

・名前             田辺 節雄(たなべ せつお)

・生年月日   1949年1月28日

・活動期間   不明

・ジャンル   SF漫画

簡単な経歴

田辺節雄は、高校を卒業してから就職しますが漫画家・望月 三起也(もちづき みきや)に誘われてアシスタントをすることになります。

1971年に独立して、「どろんこシュート」という作品が月刊少年チャンピオンに掲載されて漫画家デビュー。
少年画報社新人漫画賞を受賞した経験もあります。

1975年には、プレイコミックで自衛隊が戦国時代にタイムスリップする漫画「戦国自衛隊」で話題を集めます。

その後も「謀殺のチェス・ゲーム」、「滅びの笛」など数多くの作品を描きました。

代表作品

「戦国自衛隊」が代表作品です。

1975年・2000年・2013年と長いスパンを空けながら連載が続き、1975年と2005年には実写映画としても公開されています。

戦国時代に自衛隊を掛け合わせるという斬新な設定にワクワクしたファンも少なくありません。

惣領 冬実|大分県別府市|MARS

プロフィール

・名前             惣領 冬実(そうりょう ふゆみ)

・生年月日   1959年1月6日

・活動期間   1982年 -

・ジャンル 少女漫画

・オフィシャルサイト・ブログ fuyumis

簡単な経歴

惣領 冬実は幼い頃から絵を描くのが好きで、専門学校に在籍中、お金を稼ぐ目的で小学館主催の新人賞に応募しました。

その結果、佳作を受賞して別冊少女コミックで「陽だまりの訪問者」という作品が掲載され、漫画家デビュー。

1996年には恋愛漫画「MARS」の連載が開始されて大ヒット作品となります。
その後は青年誌モーニングへと活躍の場を移して、歴史漫画「チェーザレ 破壊の創造」や「マリー・アントワネット」などの作品を手掛けています。

代表作品

「MARS」、「チェーザレ 破壊の創造」が代表作品です。

特に「MARS」は、ドラマ化や実写映画化もされています。

日本よりも前に台湾でドラマ化されており、国内だけではなく海外からも愛されている作品です。

衛藤ヒロユキ|大分県竹田市|魔法陣グルグル

プロフィール

・名前             衛藤 浩幸(えとう ひろゆき)

・生年月日   1月19日

・活動期間   1990年  -

・ジャンル   少年漫画

簡単な経歴

衛藤ヒロユキは、学生時代に漫画に興味を持ち始めて、武蔵野美術大学に進学します。
大学では、漫画研究会に入部して本格的に漫画を描き始めるようになります。

出版社が募集している新人賞などにも積極的に応募し、「時計屋の娘 SEKUNDEN ZEIGER GENT TICK TICK TICK」という作品が入賞。

1985年に漫画家デビューを果たします。
様々な事情があり、漫画家としての活動を一旦休止する時期もありましたが、1992年に復帰。

月刊少年ガンガンでギャグとファンタジーを組み合わせた「魔法陣グルグル」の連載が開始されると、10年以上続く大ヒット作品となりました。

その後はスピンオフ作品を描きながら、2012年に「魔法陣グルグル2」連載が始まり、現在(2022年3月)も続いています。

代表作品

「魔法陣グルグル」が代表作品です。

シリーズ累計発行部数は1400万部を突破し、これまでアニメやゲームにもなっています。

ガンガンONLINEで現在も連載されているので、気になる人は見てみましょう。

方倉陽二 |大分県豊後大野市|まじかるハット

プロフィール

・名前             方倉 陽二(かたくら ようじ)

・生年月日   1949年3月14日

・活動期間   1976年 - 1997年没(48歳)

・ジャンル   児童漫画

簡単な経歴

方倉陽二は、高校卒業後にCOMと呼ばれる雑誌に漫画を投稿し始め、話題を集めます。

1970年には「ドラえもん」の作者・藤子 不二雄(ふじこ ふじお)のアシスタントを行い、1976年に独立。
その後は「アカンベー」という作品で漫画家デビューを果たします。

子供に人気の雑誌、コロコロコミックでのんきくん」、「まじかるハット」などの作品を手掛けて子供から絶大な人気を得ました。

しかし、1997年に打ち合わせ時にいきなり倒れてクモ膜下出血であることが判明。
48歳という若さでこの世を去りました。

数多くの別れを惜しむ声があり、2013年には地元の大分県豊後大野市で「方倉陽二マンガ原画展」が開催されました。

代表作品

「まじかるハット」が代表作品です。

「まじかるハット」は、コロコロコミックの他にも小学1年生や小学2年生など、数多くの雑誌に掲載されました。
1989年にはアニメ化もされています。

まとめ

大分県出身の有名漫画家8名と代表作品について紹介しました。

今回紹介した漫画家の作品はどれもオススメです。

この記事の中から気になる作品を見つけたら、一度読んでみてはいかがでしょうか。

参考資料

sensagent|出身都道府県別漫画家一覧

Wiki|諫山創

Wiki|夜宵草

Wiki|三条 陸

Wiki|若杉 公徳

Wiki|田辺節雄

Wiki|惣領 冬実

Wiki|衛藤ヒロユキ

Wiki|方倉陽二

現在進行中の黒歴史

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ライター:たまぽん通信編集部 shoji suzuki


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