豊かな自然に恵まれ、四季折々で美しい変化を見せることでも知られる富山県。

絶景スポットが多い富山県は、数々の人気アニメや漫画の舞台に選ばれています。

今回は、富山県が舞台となっているアニメや漫画を厳選して紹介！

作品のあらすじから聖地となっているスポットまで、詳しく解説します。

おおかみこどもの雨と雪｜富山県 中新川郡

「おおかみこどもの雨と雪」は、富山県中新川郡が舞台です。

作品概要

・制作会社　スタジオ地図

・監督　　　細田 守（ほそだ まもる）

・脚本　　　奥寺 佐渡子（おくでら さとこ）・細田守

・公開日　 　2012年7月21日

・上映時間　117分

簡単なあらすじ

ニホンオオカミの末裔「おおかみおとこ」と出会い、恋をした女子大生・花（はな）。

花はおおかみおとことの間に2人の子供をもうけますが、娘の雪（ゆき）と息子の雨（あめ）は、人間とオオカミ、両方の特徴を持つ「おおかみこども」でした。しかし、弟の雨が生まれた直後、おおかみおとこは亡くなってしまい、雪は1人で幼い姉弟を育てることになります。

おおかみこどもという秘密を持つ雪と雨を、人目の多い都会で育てるのは難しいと感じた花は、田舎へ引っ越すことを決意。

花たち一家は山里の古民家に移住し、新たな暮らしを始めます。

舞台となった場所・聖地

・古民家　花の家

花たちが住んでいた古民家のモデルです。細部まで映画と変わらない姿で人気の聖地となっています。

住所： 富山県中新川郡上市町浅生18

・滑川市立田中小学校

雨と雪が通った小学校のモデルです。

住所：富山県滑川市加島町207

・みくりが池

「先生」と呼ばれていたアカギツネが雨をつれてきた場所です。標高2,405mに位置しており、絶景が望めます。

住所：富山県中新川郡立山町芦峅寺

ゆるゆり｜富山県 高岡市

ゆるゆり第3期「ゆるゆりさん☆ハイ」は、富山県高岡市が舞台です。

作品概要

・制作会社　動画工房（第1期・第2期）、TYOアニメーションズ（第3期）

・監督　　　畑 博之（はた ひろゆき）

・脚本　　　畑 博之、深見 真（ふかみ まこと）、滝川 廉治（たきがわ れんじ）、加百 優喜雄（かど ゆきお）

・放送期間　 第1期：2011年7月 - 9月　第2期：2012年7月 - 9月　第3期：2015年10月 - 12月

・話数　　　 各期：全12話

簡単なあらすじ

赤座あかり（あかざ あかり）、歳納京子（としのう きょうこ）、船見結衣（ふなみ ゆい）、吉川ちなつ（よしかわ ちなつ）は、七森中学校に通う中学生。

4人は廃部になった茶道部の部室を使い、学校非公認の部活動「ごらく部」として活動しています。

とはいえ、ごらく部の主な活動は「好きなことをして遊ぶこと」！

ごらく部メンバーたちのゆるい日常を描く、青春学園ストーリーです。

舞台となった場所・聖地

・高岡古城公園

オープニングで登場した公園です。11～12話でも背景カットとして登場しました。

住所：富山県高岡市古城1-1-9

・千保川遊歩道

生徒会メンバー・杉浦綾乃（すぎうら あやの）と池田千歳（いけだ ちとせ）が、オープニングで歩いていた場所です。

住所： 富山県高岡市木津

・高岡駅

7話であかりとちなつが待ち合わせをした場所は、高岡駅がモデルになっています。

住所： 富山県高岡市下関町6-1

Another（アナザー）｜富山県 南砺市

「Another」は、富山県南砺市が舞台です。

作品概要

・制作会社　ピーエーワークス

・監督　　　水島 努（みずしま つとむ）

・脚本　　　檜垣 亮（ひがき りょう）

・放送期間　 2012年1月 - 3月

・話数　　　全12話

簡単なあらすじ

榊原恒一（さかきばら こういち）は「原発性自然気胸」という病を抱える中学3年生。

幼いころに母を亡くし父子家庭で育った恒一は、1998年の春、父親の海外出張を理由に祖父母宅に身を寄せることになりました。

祖父母宅から近い夜見山北中学校に転入した恒一ですが、登校初日からクラスの雰囲気に違和感を持ちます。

クラスには何かに怯えるような雰囲気が漂い、クラスメイトの見崎鳴（みさき めい）は仲間全員から無視されていたのです。

そんなある日、クラス委員長をしていた桜木ゆかり（さくらぎ ゆかり）が凄惨な死を遂げ、恒一は自分のクラスに伝わる「呪い」の存在を知らされます。

舞台となった場所・聖地

・ミラージュランド

0話で出てきた観覧車は、ミラージュランドの観覧車がモデルになっています。

住所：富山県魚津市三ケ1181-1

・福野駅周辺

亘一たちの下校シーンでたびたび登場する街並みのモデルです。

住所：富山県南砺市福野新町

・閑乗寺公園

12話で亘一と鳴が訪れた場所のモデルは、閑乗寺公園でした。

住所：富山県南砺市井波外五入会

クロムクロ｜富山県 中新川郡

「クロムクロ」は、富山県中新川郡が舞台です。

作品概要

・制作会社　ピーエーワークス

・監督　　　岡村 天斎（おかむら てんさい）

・脚本　　　檜垣 亮（ひがき りょう）

・放送期間　2016年4月 - 9月

・話数　　　 全26話

簡単なあらすじ

富山県には国連主導で作られた研究機関「国際連合黒部研究所」が置かれ、謎の遺物・アーティファクトの研究や、人型機動兵器・ジオフレームの実験が行われていました。

2016年の夏、研究所所長を母に持つ白羽由希奈（しらはね ゆきな）は、母の忘れ物を届けるために研究所を訪れます。

しかし突然、謎の飛行物体が落下し、そこから現れた無数のロボットによって研究所が襲撃されました。

そのとき、由希奈が触れたアーティファクトの「ザ・キューブ」から現れたのが、青馬 剣之介 時貞（おうま けんのすけ ときさだ）。

由希奈と剣之助は、宇宙からの侵略者と戦う運命に巻き込まれていきます。

舞台となった場所・聖地

・黒部ダム

国際連合黒部研究所がある場所は、黒部ダム周辺がモデルになっています。

住所： 富山県中新川郡立山町芦峅寺

・新湊大橋

2話や11話では、新湊大橋が背景カットに描かれました。

住所： 富山県射水市堀岡新明神

・富山市役所周辺

2話の戦闘が行われた場所は、富山市役所周辺です。

住所： 富山県富山市新桜町7-38

サクラクエスト｜富山県 南砺市

「サクラクエスト」は、富山県南砺市が舞台です。

作品概要

・制作会社　ピーエーワークス

・監督　　　増井 壮一（ますい そういち）

・脚本　　　横谷 昌宏（よこたに まさひろ）

・放送期間　2017年4月 - 9月

・話数　　　全25話

簡単なあらすじ

学校卒業を目前に控えた20歳の短大生・木春由乃（こはる よしの）は、就職活動に大苦戦。

そんなある日、由乃は以前登録した派遣会社から「地域町おこしの一環で国王をやってほしい」という依頼を受けます。

内容をよく確認しないまま軽い気持ちで依頼を引き受け、依頼先の間野山市に向かった由乃。

そこには、ミニ独立国「チュパカブラ王国」がありました。

ミニ独立国とは、地域の振興を目的とした宣伝の一環で架空の国家を作ること。

「チュパカブラ王国の国王」の仕事とは「間野山観光大使」だったのです。

しかし、かつては観光客でにぎわっていたチュパカブラ王国も、今ではすっかり寂れていました。

チュパカブラ王国の国王に就任した由乃は、仲間たちと協力して間野山を再び活気づける町興しを企画します。

舞台となった場所・聖地

・城端駅

由乃も使った間野山にある駅のモデルです。

住所：富山県南砺市是安

・八日町通り

4話で由乃たちが歩いた場所です。風情溢れる町並みは「残したい日本の音風景100選」にも選ばれています。

住所： 富山県南砺市井波

・道の駅　井波

5話で登場した木彫りの七福神像がある場所です。巨大な七福神像はインパクト抜群で一見の価値あり！

住所：富山県南砺市北川730

true tears（トゥルー ティアーズ）｜富山県 南砺市

「true tears」は、富山県南砺市が舞台です。

作品概要

・制作会社　ピーエーワークス

・監督　　　西村 純二（にしむら じゅんじ）

・脚本　　　岡田 麿里（おかだ まり）

・放送期間　2008年1月 - 2008年3月

・話数　　　全13話

簡単なあらすじ

酒蔵を営む家のひとり息子として生まれながらも、絵本作家を志す高校1年生・仲上眞一郎（なかがみ しんいちろう）。

眞一郎は、自身の父と母、そして両親を亡くし仲上家に引き取られた幼馴染・湯浅比呂美（ゆあさ ひろみ）の4人で暮らしていました。

ある日、眞一郎は学校の裏庭で、隣のクラスの女子生徒・石動乃絵（いするぎ のえ）と出会います。

祖母と死別して以来一切泣けなくなり、涙を取り戻そうとしているという乃絵。

眞一郎・比呂美・乃絵の3人の関係を軸に描かれる、青春ストーリーです。

舞台となった場所・聖地

・南砺市立城端中学校

眞一郎たちが通う学校は南砺市立城端中学校がモデルになっています。

住所： 富山県南砺市泉沢700

・フューチャーシティ ファボーレ

4話で眞一郎が訪れたショッピングモールは、フューチャーシティ ファボーレでした。

住所： 富山県富山市婦中町下轡田165-1

・たこ焼きはちはち

眞一郎より1つ年上の幼馴染・安藤愛子（あんどう あいこ）が切り盛りする今川焼き屋「あいちゃん」のモデルになったお店です。

住所：富山県高岡市中川1丁目3-15

ほしのふるまち｜富山県 氷見市

「ほしのふるまち」は、富山県氷見市が舞台です。

作品概要

・出版社　 小学館

・作者　　　 原 秀則（はら ひでのり）

・発行期間　 2006年 - 2008年（不定期連載）

・巻数　　　 全7巻

簡単なあらすじ

堤恒太郎（つつみ こうたろう）は、東京の進学校に通う高校生。

しかし、恒太郎は進学校の授業についていけず、このままでは3年生に進級できないという危機に直面します。

両親の計らいで、遠縁の親戚がいる富山県氷見市に引っ越し、地元の氷見ヶ丘高校で進級することになった恒太郎。

氷見市に1人やってきた恒太郎は落ち込みを隠せませんが、そんな彼の前に現れたのが一ノ瀬渚（いちのせ なぎさ）でした。

渚は、恒太郎の隣家に住む同級生で、夢や家族のために頑張る健気な少女。

努力家の渚の姿に勇気づけられた恒太郎は、いつしか渚に惹かれていきます。

舞台となった場所・聖地

・薮田バス待合所（海側）

通学や遊びに行く際に、恒太郎たちがいつも利用していたバス停です。

住所：富山県氷見市薮田

・垂姫神社（たらしひめじんじゃ）

恒太郎と渚が初詣のために訪れた神社です。

住所： 富山県氷見市薮田299

まとめ

富山県が舞台の人気アニメ・オススメ漫画を紹介しました。

山と海、両方の魅力を堪能できる富山県は、多くの名作アニメや漫画の聖地になっています。

富山県を訪れた際には、ぜひ本記事で紹介したアニメ聖地に足を運んでみてくださいね。

＜参考＞

映画「おおかみこどもの雨と雪」

アニメ「ゆるゆり」スペシャルサイト

Another | アニメーション制作会社 P.A.WORKS 公式HP

TVアニメ「クロムクロ」公式サイト

TVアニメ「サクラクエスト」公式

TVアニメ「true tears」公式サイト

ほしのふるまち | 書籍 - 小学館

Wikipedia「富山県を舞台とした作品一覧」

ライター：たまぽん通信編集部　ごとう　ゆき

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