2023/05/16

鳥取県

鳥取県出身の人気漫画家4名と有名声優3名を紹介!

鳥取県はタレントのイモトアヤコやガンバレルーヤのまひろなどの出身地でもありますが、数多くの漫画家や声優の出身地としても有名です。

そこで今回は、鳥取県出身の人気漫画家4名と有名声優3名を紹介していきます。

青山剛昌|鳥取県東伯郡北栄町|名探偵コナン

プロフィール

・名前             青山 剛昌(あおやま よしまさ)

・生年月日   1963年6月21日

・活動期間   1986年 -

・ジャンル   少年漫画 

簡単な経歴

青山 剛昌は、幼少期の頃から漫画を描くのが好きで、小学生の卒業文集で「私立探偵専門の漫画家になりたい」と書いていました。

中学生になると美術の先生から絵を褒められたことで、美術関係の道を進むことを決意。
高校卒業後は美術の先生になることを目標に日本大学芸術学部へ入学します。

元々はアニメーターを目指していましたが、アニメ監督の矢野 博之(やの ひろゆき)に漫画家の方が儲かるという話を聞き、大学在学中に漫画家を目指すようになります。


週刊少年マガジンの編集部に定期的に作品を提出して佳作をもらったこともありましたが、編集長から絵柄が気に食わないと言われて週刊少年マガジンで連載することを諦めるのでした。

その後、本屋でたまたま見つけた週刊少年サンデーを読んで「タッチ」などの作品を描いたあだち 充(あだち みつる)のファンということもあり、一か八かで週刊少年サンデーの編集部へ連絡して当日に作品を持ち込みます。

これがキッカケで編集者から作品をみてもらえるようになり、1986年に小学館新人コミック大賞に入選。
漫画家デビューを果たしました。

1987年に週刊少年サンデー増刊号で「まじっく快斗」の連載が開始。

1988年にはアクション漫画「YAIBA」の連載がスタートすると、5年も続く人気作品となるのでした。

1944年には推理漫画「名探偵コナン」の連載がいよいよ始まります。
連載当初はあまり人気がありませんでした。

しかし、事件を解決するただの推理漫画ではなく、謎解き要素や恋愛要素なども含まれていることから徐々に話題となり、映画化やアニメ化されるほどの大ヒット作品となりました。

代表作品

「名探偵コナン」が代表作品です。

「名探偵コナン」は、2017年で1,000話目を迎えて、サンデーの中で史上最長の連載記録となっています。
現在(2021年3月)では、単行本が100巻目を迎え、全世界累計発行部数は2億5000万部を突破するほどの人気です。

老若男女に愛されている国民的漫画と言えるでしょう。

水木しげる|鳥取県境港市|ゲゲゲの鬼太郎

プロフィール

・名前             武良 茂(むら しげる)

・生年月日   1922年3月8日

・活動期間   1958年 - 2015年没(93歳)

・ジャンル   妖怪・戦争漫画

・オフィシャルサイト・ブログ 水木プロダクション公式サイトげげげ通信

簡単な経歴

水木しげるは、小さい頃から絵を描くのが上手で、学校のコンクールで金賞を受賞して新聞に掲載されたこともあります。

年齢を若くして仕事をすることになりますが、仕事についていくことができず、いくつもの会社をクビになります。
見かねた両親は絵の勉強に専念することを提案し、美術学校へと通うことになるのでした。

しかし、1941年に太平洋戦争が始まると、軍隊として戦場へ赴かなければいけなくなります。
後に戦争が終結し、生還した水木しげるは絵を描くことが好きだという感情を抑えきれず、1948年に武蔵野美術学校へ入学。

その後はスカウトされたことで専門紙芝居作家として活動するようになります。
1958年には「ロケットマン」という作品を出版し、漫画家デビュー。
漫画家になった当初はギャグ漫画やSF漫画・少女漫画などあらゆるジャンルの作品を描いていました。

1960年には、兎月書房(とげつしょぼう)より「墓場鬼太郎」シリーズの執筆を開始して、「幽霊一家」という作品が妖奇伝という雑誌で連載が開始されました。
その中で「鬼太郎」というキャラクターが誕生し、後の「ゲゲゲの鬼太郎」になります。

しかし、最初は全く人気が出ず、すぐに打ち切りとなりましたが、熱狂的なファンの要望により再開。
徐々に人気作となるのでした。

人気漫画家としての地位を築き上げて講談社漫画賞も受賞したことから、1966年に水木プロダクションを設立。
水木しげるの影響によって、世間は妖怪ブームとなります。

その後も数多くの妖怪を描き続け、水木しげる=妖怪漫画家として認知されるようになりました。

2003年には故郷でもある鳥取県境港市で水木しげる記念館が開館。
その後も「水木しげるの古代出雲」や「水木しげるの泉鏡花伝」など、様々な作品を生み出していきます。

2015年の11月11日に自宅で転倒したことで硬膜下血腫になり、11月30日にこの世を去りました。
亡くなった後、東京都調布市は命日の11月30日を「ゲゲゲ忌」と名付けてイベントなどを開催しています。

代表作品

「ゲゲゲの鬼太郎」が代表作品です。
これまでにアニメ・映画・小説・ドラマなど多くの媒体で取り上げられています。

まさに「ゲゲゲの鬼太郎」は妖怪マンガの元祖とも言える作品です。

谷口ジロー|鳥取県鳥取市|孤独のグルメ

プロフィール

・名前             谷口 治郎(たにぐち じろう)

・生年月日   1947年8月14日

・活動期間   1971年 - 2017年没(69歳)

・ジャンル   青年漫画 

簡単な経歴

谷口ジローは、高校を卒業してから就職しますが、漫画家を目指すために仕事を辞めて上京。

漫画家・石川 球太(いしかわ きゅうた)のアシスタントとして働きながら1971年に「嗄れた(しゃがれた)部屋」という作品で漫画家デビューを果たします。

その後は青年漫画やSFなど様々な作品を描き、「歩くひと」や「遥かな町へ」という作品がヨーロッパで認知されたことでルイ・ヴィトンが刊行する雑誌の一部を担当した経験もあります。

1997年にはグルメ漫画「孤独のグルメ」の作画を担当し、大ヒット作品となりました。
しかし、2017年に多臓器不全により亡くなりました。

代表作品

「孤独のグルメ」が代表作品です。
1997年に連載が始まり、2015年まで続いた長期作品となっています。

2012年にドラマ化されて、2015年には台湾でもドラマシリーズになるなど、世界からも注目されている作品です。

ながとしやすなり|鳥取県鳥取市|うちゅう人田中太郎

プロフィール

・名前             ながとしやすなり

・生年月日   1966年8月31日

・活動期間   1988年 -

・ジャンル   ギャグ漫画 

簡単な経歴

ながとしやすなりは19歳で上京すると、「あしたのジョー」などを描いたちばてつやのアシスタントになります。

30歳で漫画家デビューし、釣り漫画の連載が開始されますが、雑誌そのものが休刊してしまいます。
その後はギャグ漫画をメインに描き、1998年に月刊コロコロコミックで「うちゅう人 田中太郎」の連載が開始。

ヒット作品となり、小学館漫画賞も受賞しました。

代表作品

「うちゅう人田中太郎」が代表作品です。

6年間連載が続き、2000年にはアニメ化、2001年にはゲームが発売されています。

下田 麻美(声優)|鳥取県鳥取市|はねバド!「芹ヶ谷薫子(せりがやかおるこ)」役

プロフィール

・名前             下田 麻美(しもだ あさみ)

・生年月日   1986年1月30日

・活動期間   2005年 -

・所属事務所   アーツビジョン   

・オフィシャルサイト・ブログ 下田麻美 Special Website

簡単な経歴

下田 麻美は、声優事務所のアーツビジョンが毎年開催していた「アーツビジョン無料新人育成オーディション」に合格。

アーツビジョンに所属して2005年に「THE IDOLM@STER」というゲームにて双海 亜美(ふたみ あみ)役と双海 真美(ふたみ まみ)役を演じて声優デビューを果たします。

2008年には「今日の5の2」というアニメでヒロインである小泉チカ役を演じ、2009年にはソロアルバムの発売やニコニコ動画のチャンネル開設など、多方面でも精力的に活動しました。
その他にも「私がモテてどうすんだ」で中野あまね役、「はねバド!」で芹ヶ谷薫子(せりがやかおるこ)役など数々のキャラクターを演じています。

代表作品

「私がモテてどうすんだ」、「はねバド!」が代表作品です。

特に「はねバド!」はコミックス累計発行部数180万部を突破しており、この作品がキッカケでバドミントンを始めたという人も多かったはずです。

近藤孝行(声優)|鳥取県|テニスの王子様「大石秀一郎」役

プロフィール

・名前             近藤 孝行(こんどう たかゆき)

・生年月日   1978年6月5日

・活動期間   1998年 -

・所属事務所   BLACK SHIP   

・オフィシャルサイト・ブログ 近藤孝行オフィシャルサイト

簡単な経歴

近藤 孝行は鉄道会社を辞めて代々木アニメーション学院を卒業。

2000年に「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」で本田ヒロト役を演じていましたが、急病のため、降板することになりました。
しかし、その後は体調が回復し、2001年に「テニスの王子様」大石秀一郎(おおいし しゅういちろう)役、2002年には「ホイッスル!」で藤代 誠二(ふじしろ せいじ)役を演じています。

所属事務所を転々としており、2019年にBLACK SHIPに所属しました。

代表作品

「テニスの王子様」が代表作品です。

これまでに映画やゲーム化もされており、2022年の7月に「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP」が放送されます。

テニスとは思えない迫力のある描写が話題となり、スポーツ漫画でありながら知らない人はいないほどの作品です。

西墻 由香(声優)|鳥取県|イナズマイレブン「風丸一郎太(かぜまるいちろうた)」役

プロフィール

・名前               西墻 由香(にしがき ゆか)

・生年月日   11月21日

・活動期間   1990年代 -

・所属事務所   賢プロダクション   

・オフィシャルサイト・ブログ 西墻 由香にしがき ゆか - 賢プロダクション

簡単な経歴

西墻 由香は、アミューズメントメディア総合学院のスクールデュオ出身で、2008年には「イナズマイレブン」で風丸一郎太役を演じています。

2015年には、「おおきく振りかぶって」で三橋廉(みはし れん)役や「Free!」で葉月 渚(はづき なぎさ)役を演じた代永 翼(よなが つばさ)と結婚したことで話題となりました。

代表作品

「イナズマイレブン」が代表作品です。
「イナズマイレブン」はこれまでに映画化やゲーム化にもなっており、「イナズマイレブンGO」などのシリーズ作品も登場しています。

日本以外でも東南アジアやオーストラリアなど20か国以上で放送されているなど、世界中で人気の作品です。

まとめ

鳥取県出身の人気漫画家4名と有名声優3名について紹介しました。

今回紹介した人気漫画家と有名声優に関連する作品をまだ見たことがない人は、この記事をキッカケに見てみてはいかがでしょうか。



参考資料

sensagent|出身都道府県別漫画家一覧

Wiki|青山剛昌

Wiki|水木しげる

Wiki|谷口ジロー

Wiki|ながとしやすなり

Wiki|下田 麻美

Wiki|近藤孝行

Wiki|西墻 由香

水木プロダクション公式サイトげげげ通信

下田麻美 Special Website

近藤孝行オフィシャルサイト

西墻 由香にしがき ゆか - 賢プロダクション


ライター:たまぽん通信編集部 shoji suzuki

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