2023/06/20
インタビュー
岩手県の製麺所・小山製麺(おやませいめん)の麺がおいしい理由とは?

先日販売が開始された
『岩手めんこいテレビプレゼンツ 製麺所から直送! 岩手三大麺&東北ラーメンギフト』BOX。
商品を取り扱っていただいている小山製麺(おやませいめん)の専務取締役・高橋智之さんに、特別インタビューが叶いました。![]()
周辺地域(岩手県・奥州市)、小山製麺のこれまでについて
――NYタイムズの記事の件(※)もあって、いま「岩手県」は日本の中で注目されている場所ですよね?
そうですね。
NYタイムズの記事では特に県庁所在地の盛岡市が取り上げられていましたが、当社のある奥州市(おうしゅうし)は盛岡市から車で1時間ほど南方にある場所で、奥州藤原氏ゆかりの土地です。
――奥州藤原氏というと、平泉や中尊寺金色堂などが有名ですね。
はい。平泉の中尊寺にも多くの観光客が訪れていて、当社は中尊寺から車で20分くらいの所にあります。
――小山製麵さんがどのように始まったのか、沿革や歴史について教えてください。
創立は昭和35年(1960年)です。
この地で創業した経緯は「小麦の栽培が盛んだったから」と聞いています。
創業者は私の祖父で、現在は私の父が二代目として会社を経営しています。
当社最初のヒット製品は「とろろうどん」から始まりました。
――「とろろうどん」と言えば、今も小山製麺さんの中で人気の高い商品ですね!
はい。当初から今でも「つるつるの食感」が人気で、当社一番の売れ筋製品です。
小山製麺ならではの「特徴」とは?
――製麺所と言っても色々ですが、御社は特にどんな特徴があるとお考えですか?
そうですね、主に3つあると思っています。
どれもおいしい!
うどんを始め、そうめん・そば・冷麺など、たくさんの種類の麺を製造していますが、
どの製品も原料にこだわり、おいしさを追求しています。
多品種小ロットで手広く販売
根本にある考え方は「多くの人に、おいしく楽しく麺を食べてもらいたい」というもの。
お客さんを飽きさせない工夫として、新商品も次々と発売します。
営業などが中心になって、毎回多くの意見を出し合って作成しています。
岩手県内での知名度
県内では、ある程度のシェアや知名度はあると自負しています。
多種多様な麺のお店との繋がりも大事にしていて、「東家」さん・「オガタ」さんなど
古い付き合いがあるところも多いですね。
――東家さんはNYタイムズの記事にも登場していたそうですね!
そうなんです。20年前からのお付き合いですし、私どもも嬉しくなりました。
未来・これからの展望
――では、今後の展望を教えてください。
まずは国内市場で、もっと知名度を上げて広めていきたいですね。
岩手県内はまだしも県外に行くと、どうしてもその県のご当地製麺所があるので
「どこのお店?」
となってしまいがちです。
讃岐うどんが今や全国区になっているように、盛岡三大麺や小山製麺も頑張りたいですね。
――そうなんですね!
実は最近、盛岡冷麺を埼玉県のコンビニエンスストアやスーパーでも見かけるようになりました。
全国的に盛岡冷麺ブームが来ているのかもしれませんね! 当社も頑張ります。![]()
それと、海外展開も増やしていきたいところです。
実は海外20か国ほどで販売しているのですが、まだ多くはありませんので......
栄養成分表示やアレルギーなど各国で事情がかなり違うので、ハードルも高いんですよね。
とはいえ少子高齢化で国内市場が縮小される可能性も高いので、もっと海外に打って出たいと思っています。
――最後に、今最も力を入れていることを教えてください。
やっぱり日々気を付けているのは食品安全ですね。
一度でも問題を起こすと買ってもらえなくなってしまうので、細心の注意を払って製造しています。
――そうなんですね、食の世界はシビアですよね......勉強になります。
本日はお忙しい中、ありがとうございました!
以上、小山製麺のおいしさの秘密をインタビューさせていただきました!
自分が思っていた以上に
「色々工夫をしながら製造・商品開発・管理に奮闘されている」
という印象を受けました。
日本各地でコツコツ努力している事業者さんを応援するのがたまぽんギフトの役目でもあると考えているので、
直接お話できてとても参考になります。
今後も、折を見てインタビューをしていきたいと思っています。
ライター:たまぽんギフト編集部 sugamari
※ アメリカのニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が2023年1月12日に発表した「2023年に行くべき52カ所」に盛岡市が選ばれたこと。詳しくは以下の記事へ
▶NYタイムズ「世界で行くべき52か所」に盛岡市が選出|記事内で東家さんが紹介されました!
引用・参考URL
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