2023/06/23

熊本県

熊本県出身の有名歌手・アーティスト紹介まとめ|熊本の現役シンガーソングライターが紹介します!

熊本城や阿蘇山、天草といった観光地があり、あか牛や新鮮な魚介、野菜などの食材にも恵まれた熊本県。この土地から、すばらしい歌手やアーティストも数多く誕生しています。

今回は、熊本在住の現役シンガーソングライター・嘉悦なつ美が、熊本出身の歌手・アーティストをシンガーソングライターの視点でご紹介します!

WANIMA|KENTA、KO-SHIN:天草市(倉岳町)、FUJI:熊本市

KENTA(Vo&B)、KO-SHIN(G&Cho)、FUJI(Dr&Cho)のメンバー全員が熊本出身のスリーピース・ロックバンド。Hi-STANDARD・横山健のレーベルPIZZA OF DEATH RECORDSとマネジメント契約し2014年10月、1stミニアルバム「Can Not Behaved!!」でメジャーデビュー。以降、CMソングとして話題の「ともに」「やってみよう」などをリリース。2017年第68回 NHK紅白歌合戦に初出場。

2022年9月3日〜9月4日、熊本県農業公園カントリーパークでWANIMA初主催のフェス『 1CHANCE FESTIVAL 2022』を開催。

シンガーソングライター目線でひとこと

ポジティブな歌詞と笑顔のライブパフォーマンスで元気を与えてくれるバンド。
主催の『 1CHANCE FESTIVAL 2022』の出演者は、ONE OK ROCK、マキシマム ザ ホルモン、MONGOL800、10-FEET、[Alexandros]、INI、MY FIRST STORY、AK-69、Creepy Nuts、Def Tech、Saucy Dog、UVERworldと超〜豪華!才能ももちろんだけど、これだけのアーティストを揃えられるのは人望も厚いんだろうなあ。熊本での開催ありがとうございます!

概要

ジャンル:パンク・ロック
活動期間:2010年〜
公式サイト:https://wanima.net

代表曲

『ともに』

2016年リリースのセカンドシングル「JUICE UP!!」収録曲で、「8×4ボディフレッシュ」CMソング。翌年この楽曲でNHK紅白歌合戦に初出場しました。

『シグナル』

2作目のフル・アルバム「Everybody!!」収録。NHK『WANIMA 18祭』制作曲。ロッテ「爽」CMソング。

森高千里|熊本市

歌手、マルチプレイヤー。1986年夏、大塚製薬が主宰した「第1回ポカリスエット・イメージガールコンテスト」でグランプリを受賞、翌年に歌手としてメジャーデビュー。1989年、南沙織の楽曲「17才」をカバーしブレイク。

かわいいルックスと歌のみならず、ギターやベース、ドラムなどをこなすマルチプレイヤーでもある。特にドラムの腕前は、吉田拓郎から「その辺のドラマーより全然うまい」と高く評価されたほどであり、泉谷しげるのバンドにドラムとして参加したこともある。

父はロカビリーバンド「オレンジ・ヒル」で活動していた森高茂一、夫は俳優の江口洋介。

シンガーソングライター目線でひとこと

アイドルのイメージが強かったけど、マルチプレイヤーだとは驚き!なんでもチャレンジするところが素敵です。

作詞もされていて、「私がオバさんになっても」など、歌詞の世界観も独特ですばらしい。幼少期に聞いたポンキッキーズの楽曲の歌詞もインパクトがすごかったです。天才ですか?

概要

生年月日:1969年4月11日

ジャンル:J-POP

活動期間:1987年〜

公式サイト:http://www.moritaka-chisato.com/

代表曲

『私がオバさんになっても』

1992年6月25日に発売された16枚目のシングル。日本テレビ系ドラマ『まったナシ!』主題歌。

『渡良瀬橋』

森高が発表したシングルで初めて自ら楽器演奏を行った楽曲。MVではピアノ、ドラム、リコーダーを演奏している姿を見ることができる。



石川さゆり|飽田村(現・熊本市南区)

日本を代表する女性演歌歌手の一人。しかし、1973年「かくれんぼ」でアイドル歌手としてデビューした当時はブレイクしなかった。それを払拭するように歌に没頭することを決め、歌うことを基礎から学び直した。

1977年、「津軽海峡・冬景色」で大ブレイク。同年末の「第19回日本レコード大賞」歌唱賞、「FNS歌謡祭」グランプリなど数々の音楽賞を受賞、さらに「第28回NHK紅白歌合戦」へも念願の初出場を果たした。

1980年代に入ってからも「波止場しぐれ」(1985年 第27回日本レコード大賞・最優秀歌唱賞)、「天城越え」(1986年 第28回日本レコード大賞・金賞)等と、ヒット曲を世に送り出した。

シンガーソングライター目線でひとこと

演歌って歌うのが本当に難しい。それを歌い上げる石川さん、尊敬しかないです。すぐにブレイクしたわけではない、いろいろな苦労あってこその深みのある歌声なのでしょうね。

そしてお美しい。こんなお着物の似合う女性になりたいものです。

概要

生年月日:1958年1月30日

ジャンル:演歌

活動期間:1973年〜

公式サイト:石川さゆりオフィシャルウェブサイト (ishikawasayuri.com)

代表曲

『津軽海峡・冬景色』

1977年にリリースされた、石川さゆりの言わずと知れた名曲。この曲で大ブレイクを果たし、日本を代表する演歌歌手となった。

『ウイスキーが、お好きでしょ』

サントリーウイスキーといえばこの楽曲。1990年に石川さゆりがSAYURI名義で発表した楽曲。現在に至るまで、サントリーのCMでゴスペラーズや竹内まりやなど、さまざまなアーティストがカバーしている。

村下孝蔵|水俣市

「初恋」「踊り子」「ゆうこ」など、恋愛がテーマの数々のヒット曲を生み出したシンガーソングライター。中学時代にベンチャーズと、実家の映画館で観た「エレキの若大将」加山雄三さんに強い影響を受けてギターを始める。

1979年、第1回CBSソニーオーディションで中国地区の最優秀アーティストとなり、1980年、27歳の時にシングル「月あかり」でプロデビュー。1983年、30歳にして発表した5枚目のシングル「初恋」がオリコンチャートで最高3位を記録する大ヒットとなる。

1999年6月24日、高血圧性脳内出血により死去。46歳没。

シンガーソングライター目線でひとこと

ギターと歌唱力はんぱない。音程のズレなさ、声の伸び、うっとりします。そして日本語を大切にした詩の美しいこと。

最後まで流行りに流されず、寡黙に、そして愚直に自分のスタイルを貫いたシンガーソングライター村下孝蔵さん、かっこいいです。

概要

生年月日:1953年2月28日

ジャンル:フォーク、ニューミュージック

活動期間:1980年〜1999年

公式サイト:https://www.sma.co.jp/s/sma/artist/140?ima=0000&fbclid=IwAR3G2ATvtyY7kPY6iI8PbBPRmCRra6U4S5kwvQiFZtjEciSJeIwxXcASdNo#/news/0

代表曲

『初恋』

オリコン3位を記録した大ヒット曲。2013年、水俣市の商店街「ふれあい一番街」に初恋の歌碑が2013年に建立され、商店街ストリートの名称も「初恋通り」に改名された。

『踊り子』

1983年、デビュー4年目6枚目のシングル。前作の初恋に続き、約10万枚を売り上げるヒット曲となった。

島津亜矢|植木町(現:熊本市北区)

"歌怪獣"の異名を持つ演歌歌手。その卓越した歌唱力から、幼少期より数々のグランプリを受賞し、NHKのオーディションを最高得点で合格。1986年、15歳で「袴をはいた渡り鳥」でデビュー。

15年後、2001年「第52回NHK紅白歌合戦」に「感謝状・母へのメッセージ」で初出場。14年後の2015年「第66回NHK紅白歌合戦」に「帰らんちゃよか」で復帰。以降4年連続出場を果たしている。

自身のヒット曲がある一方、カバーアルバム『SINGER』シリーズでは「糸」「レイニーブルー」「Pretender」「First Love」「白日」などの幅広いJ-POPを歌いこなしている。

シンガーソングライター目線でひとこと

声のハリ、伸び、そして歌い回しの緩急、まさに歌怪獣。カバーって実はとても難しいんですよね。原曲の歌い回しにもっていかれたり、ただ歌詞をなぞる感じになったり。それを自分の歌にして歌いこなす島津さん、さすがです。最近の移動中の音楽は島津さんのカバーアルバム「SINGER」シリーズになりました。

概要

生年月日:1971年3月28日

ジャンル:演歌

活動期間:1986年〜

公式サイト:https://www.shimazu-aya-koenkai.com

代表曲

帰らんちゃよか

歌詞は全編が熊本弁で、「帰らんちゃよか」とは「帰らなくてもいいよ」という意味。都会で働く子どものことを気遣う親心を歌っている。2015年「第66回NHK紅白歌合戦」歌唱曲。

『感謝状・母へのメッセージ』

離れて暮らす母への、口に出せずにいた感謝の想い。この楽曲で2001年「第52回NHK紅白歌合戦」初出場を果たした。

八代亜紀|金剛村(現:八代市)

演歌歌手、女優、タレント、画家。中学卒業後、熊本のバスガイドとして勤務していたが15歳で上京。音楽学院に通い、3年後銀座のクラブ歌手となる。同クラブで歌っていた五木ひろしから芸能プロダクションを紹介され、1971年「愛は死んでも」でデビュー。オーディション番組「全日本歌謡選手権」で10週連続勝ち抜きでグランドチャンピオンとなり、レコードが売れ始める。1979年に初の男歌「舟唄」が大ヒットし、1980年に発表した「雨の慕情」で日本レコード大賞を受賞。NHK紅白歌合戦では2年連続大トリを務め、「演歌の女王」と称されるようになる。

画家としても活躍しており、フランスの由緒ある「ル・サロン」展に1998年から5年連続入選し、日本の芸能人として初の正会員になった。

シンガーソングライター目線でひとこと

超大御所ですよね。コンサートやテレビ出演など、精力的に活動されている中、刑務所の慰問や東日本大震災、熊本地震の支援活動など、さまざまなボランティア活動もされている八代さん。お人柄の良さも、これだけ人気であり続けている理由なのだと思います。

概要

生年月日:1950年8月29日

ジャンル:演歌、歌謡曲、ジャズ

活動期間:1971年〜

公式サイト:http://yashiro.mirion.co.jp/

代表曲

『船唄』

「お酒はぬるめの燗がいい 肴はあぶったイカでいい」の歌い出しで有名。1979年の第21回日本レコード大賞・第10回日本歌謡大賞ノミネート曲。

『雨の慕情』

第21回日本レコード大賞金賞。「雨雨ふれふれもっとふれ」の手のひらを天に向ける振り付けは本人が考案したものである。

水前寺清子|熊本市中央区

熊本市中央区にある子飼商店街で生まれる。芸名の水前寺は熊本の水前寺成趣園から、清子は熊本ゆかりの戦国武将・加藤清正からそれぞれ取られている。

15歳の時に出場した「コロムビア歌謡コンクール」に出場し2位となる。1964年「涙を抱いた渡り鳥」で念願のデビュー。1965年NHK紅白歌合戦に初出場。1968年 「三百六十五歩のマーチ」が100万枚の大ヒット。1970年からは民放ドラマ史上最高の視聴率56.3%を記録した『ありがとう』に主演。1994年発売となった清涼飲料水「C.C.レモン」のCMソング「C.C.レモン」を歌ったことで話題に。

NHK紅白歌合戦には1965年(16回)から1986年(37回)まで22回連続出場。その内紅組の司会を4回務めたことがあり、ムービーメーカー的存在であった。

シンガーソングライター目線でひとこと

ちょっとうまくいかないとき、脳内で「一日一歩 三日で三歩 三歩進んで 二歩さがる」が流れます。一歩ずつ進んでいるんだなとまた前に進む力をくれる楽曲です。水前寺さんの歌い方がまたいい!女優としても売れたのに、音楽に専念したいと人気ドラマを降板したのも、音楽人としてかっこいいです。

概要

生年月日:1945年10月9日

ジャンル:演歌、歌謡曲

活動期間:1964年~

公式サイト:水前寺清子 オフィシャルウェブサイト (chita365.net)

代表曲

三百六十五歩のマーチ

1969年第11回日本レコード大賞大衆賞受賞。第41回選抜高等学校野球大会の入場行進曲にも採用された。

『ありがとうの歌』

水前寺清子主演の人気ドラマ「ありがとう」第1 - 3シリーズの主題歌。

伴都美子(Do As Infinity)|矢部町(現・山都町)

90年代の音楽シーンで大きな存在感を放っていたDo As Infinityのボーカル。「深い森」や「君がいない未来」など、人気アニメ『犬夜叉』のオープニングやエンディングソングに数多く起用された。所属レコード会社はエイベックス・エンタテインメント、レーベルはavex trax。

2016年4月に起きた熊本地震を機に、「歌うことで故郷の力になりたい」と熊本市へ移住。2022年4月1日、約14年ぶりとなるソロシングル「遠路」が配信限定でリリース。

シンガーソングライター目線でひとこと

歌唱力、世界観、美貌ともに素晴らしいボーカリスト。伴さんが熊本に移住後、お会いする機会があり、だっご(熊本弁:すごく)美人でクールかっこよかったです。生歌も、ザ・伴都美子という、芯のある歌声がすばらしかった!

個人的には「本日ハ晴天ナリ」が好きです。

概要

生年月日:1979年1月9日

ジャンル:J-POP、ロック

活動期間:1999年〜

公式サイト:Do As Infinity(ドゥ・アズ・ インフィニティ) OFFICIAL WEBSITE (d-a-i.com)

代表曲

『柊』

2003年11月6日にリリースされた17枚目のシングル。ドラマ『恋文 〜私たちが愛した男〜』主題歌として起用。Do As屈指の名バラード。

『陽のあたる坂道』 

2002年2月27日にリリースされた12枚目のシングル。ドラマ『初体験』主題歌とTOSHIBA携帯電話「V302T」のCMソングに起用。


まとめ

「熊本県出身の有名歌手・アーティスト」を8組紹介させていただきました。シンガーソングライターとしてのコメントも添えさせていただきましたがいかがだったでしょうか。

歌手なのでもちろんかもしれませんが、歌唱力が凄すぎる方ばかり、もはや全員歌怪獣(公表されていませんが、Aimerさんも熊本出身だとか)!熊本県民として誇らしいです。

今後の活躍も応援していきたいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ライター:シンガーソングライター嘉悦なつ美

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