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2023/06/29

徳島県

徳島県にゆかりのある有名漫画家9選！経歴＆代表作を紹介

四国の東端に位置し、阿波踊りや鳴門の渦潮などでも有名な徳島県。

海・川・山の自然にあふれ豊かな感性を育むのにぴったりな徳島県は、多くの有名漫画家の出身地でもあります。
この記事では、徳島県にゆかりのある有名漫画家を9人厳選して紹介！

プロフィールや経歴、代表作品まで、丁寧に解説していきます。

柴門ふみ｜徳島県徳島市｜あすなろ白書

プロフィール

・名前柴門ふみ（さいもんふみ）

・生年月日 1957年1月19日

・活動期間 1979年 -

・ジャンル少女漫画

簡単な経歴

徳島県徳島市出身の柴門ふみは、徳島市立高等学校を卒業後、お茶の水女子大学に入学し漫画研究会に所属。

同人活動や漫画家・弘兼憲史（ひろかねけんし）のアシスタント経験を通じて漫画製作を学びます。
1979年「少年マガジン増刊号」に『クモ男フンばる！』を発表し漫画家デビューを果たすと、1981年には学園ロマコメ漫画『P.S. 元気です、俊平』を連載しヒット！

その後『東京ラブストーリー』や『あすなろ白書』など、数々の名作恋愛漫画を手掛け「恋愛の巨匠」と呼ばれるほど確固たる地位を築きました。
2022年2月現在は「ビッグコミックスピリッツ」にて『薔薇村へようこそ』を連載中です。

代表作品

『東京ラブストーリー』『あすなろ白書』が代表作です。

2作品ともテレビドラマ化され、最終回の視聴率は30％超えの大ヒットを収めました。
また『あすなろ白書』は、第37回小学館漫画賞を受賞しています。

竹宮惠子｜徳島県徳島市｜地球へ...

プロフィール

・名前竹宮惠子（たけみやけいこ）

・生年月日 1950年2月13日

・活動期間 1967年 -

・ジャンル少女漫画・SF漫画

・公式Twitter　@trapro2017

簡単な経歴

徳島県徳島市出身の竹宮惠子は、中学生の頃から各出版社の新人賞に自作漫画の投稿を始めます。

そして、高校3年生だった1968年、ついに「週刊マーガレット」に『りんごの罪』が掲載され漫画家デビューを果たしました。
1974年「週刊少女コミック」に古代ロマン漫画『ファラオの墓』を発表すると、耽美な世界観が大ヒットし一躍人気漫画家に！

1977年には「月刊マンガ少年」にSF色の強い『地球へ...（テラへ）』を連載し、女性読者だけでなく多くの男性読者からも支持を集めます。

また、当時は「女性漫画家は少女漫画を描く」のが漫画界の常識で、女性漫画家がSF少年漫画を描くのは画期的でした。

代表作品

『地球へ...』『風と木の詩』が代表作です。

特に『地球へ...』は、第9回星雲賞コミック部門を受賞したほか、2007年にはテレビアニメ化されました。

ヤス｜徳島県鳴門市｜とらドラ！

プロフィール

・名前ヤス

・生年月日 1984年8月3日

・活動期間 2004年-

・ジャンル少年漫画、コメディ漫画

・公式Twitter　@yasu895

簡単な経歴

徳島県鳴門市出身のヤスは、2005年に竹宮ゆゆこ著のライトノベル『わたしたちの田村くん』の挿絵を担当しイラストレーターデビュー。

翌年の2006年には「まんがタイムきらら」に『五日性滅亡シンドローム』を発表し漫画家デビューも果たしました。

以降は『とらドラ！』『迷い猫オーバーラン！』など、人気ライトノベルの挿絵を手掛ける一方で、『じょしらく』『はたらく血小板ちゃん』など漫画作品も精力的に制作。

2021年11月からは漫画アプリ「Palcy」にて柚子れもん（ゆずれもん）原作『冷血竜皇陛下の「運命の番」らしいですが、後宮に引きこもろうと思います〜幼竜を愛でるのに忙しいので皇后争いはご勝手にどうぞ〜』の作画を担当し、2022年2月現在も連載中です。

代表作品

挿絵なら『とらドラ！』、漫画なら『はたらく血小板ちゃん』が代表作です。

キャラクターデザインも手掛けた『とらドラ！』は、テレビアニメ化やノベライズ化、コミカライズ化もされ、今なお多くのファンから愛されています。

柳本光晴｜徳島県徳島市｜響〜小説家になる方法〜

プロフィール

・名前柳本光晴(やなもとみつはる）

・生年月日不明

・活動期間 2013年 -

・ジャンル少年漫画、青年漫画

・公式ブログ　同人サークルTTT

簡単な経歴

徳島県徳島市出身の柳本光晴は、大学入学を機に上京し同人サークル「TTT」を主宰。

その後10年間ほど同人作家として活動したのち、2013年「月刊アクション」に『女の子が死ぬ話』を発表して商業漫画家デビューを果たしました。

2014年「ビッグコミックスペリオール」で『響〜小説家になる方法〜』を連載すると、個性豊かなキャラクターの痛快な生き方に共感が集まり大ブレイク！
本作は、コミックス累計発行部数233万部を突破する人気漫画となりました。

なお、2022年2月現在は「週刊少年サンデー」にて『龍と苺』を連載中です。

代表作品

『響〜小説家になる方法〜』が代表作です。

本作は、2017年に第10回マンガ大賞に輝いたほか、2018年には平手友梨奈主演で実写映画化されました。

山上たつひこ｜徳島県｜羊の木

プロフィール

・名前山上たつひこ（やまがみたつひこ）

・生年月日 1947年12月13日

・活動期間 1965年 -

・ジャンルホラー漫画・SF漫画

簡単な経歴

徳島県出身の山上たつひこは、1965年に『秘密指令0』で漫画家デビュー。

1970年「週刊少年マガジン」に連載したディストピア漫画『光る風』がヒットし、一躍人気漫画家へと上り詰めました。
本作の連載を終えると、これまでのシリアスな作品から一転、型破りなギャグ漫画『喜劇新思想大系』『がきデカ』を手掛けさらに読者層を拡大します。

2011年からは漫画原作者としても活躍するようになり、いがらしみきおと共作で「イブニング」に『羊の木』を連載し、第18回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞しました。

代表作品

『光る風』『羊の木』が代表作です。

特に『羊の木』は、2018年に錦戸亮主演で実写映画化され、初日2日間で興行収入1億円以上を記録する大ヒット映画となりました。

仲村佳樹｜徳島県｜スキップ・ビート！

プロフィール

・名前仲村佳樹（なかむらよしき）

・生年月日 6月17日

・活動期間 1993年 -

・ジャンル少女漫画

簡単な経歴

徳島県出身の仲村佳樹は、1992年に手掛けた『両手にツキ』で、第17回白泉社アテナ新人大賞新人賞を受賞。

1993年「花とゆめ」に『夢で会うより素敵』が掲載され漫画家デビューします。

1996年、同誌で『東京クレイジーパラダイス』の連載を開始すると、近未来な世界観とほんわかしたキャラクターの魅力で人気を集め、同誌の看板漫画家となりました。

その後、2002年からは『スキップ・ビート！』の連載を手掛け、こちらも瞬く間に大ヒット！
本作は2022年2月現在も連載が続いており、連載歴20年を誇る長期人気作品となっています。

代表作品

『東京クレイジーパラダイス』『スキップ・ビート！』が代表作です。

『スキップ・ビート！』は、日本でテレビアニメ化されたほか、台湾ではテレビドラマ化もされ、国内だけにとどまらない人気を見せています。

水野十子｜徳島県｜遙かなる時空の中で

プロフィール

・名前水野十子（みずのとおこ）

・生年月日 8月7日

・活動期間 1995年 -

・ジャンル少女漫画

簡単な経歴

徳島県出身の水野十子は、1995年「ルナティックララ」に『NIGHT WALK』が掲載され漫画家デビューします。

その後、2000年発売の女性用恋愛ゲーム『遙かなる時空の中で（はるかなるときのなかで）』のキャラクターデザインを手掛け、一気に知名度を高めました。
ゲームの人気を受け、2000年からは「月刊LaLa」で同タイトルの漫画を連載。

本作が持つ和風ファンタジーな世界観はゲームを知らない読者からも支持され、連載歴10年にも及ぶ人気漫画となりました。

代表作品

『遙かなる時空の中で』が代表作です。

本作はテレビアニメ化や舞台化もされ、多くの女性ファンを獲得しました。

水瀬マユ｜徳島県｜むすんでひらいて

プロフィール

・名前水瀬マユ（みなせまゆ）

・生年月日 1981年3月28日

・活動期間 2009年 -

・ジャンル恋愛漫画

・公式Twitter　@minasemayu

簡単な経歴

徳島県出身の水瀬マユは、2008年に手掛けた『鬼が来る』が、プロダクションI.G×マッグガーデンコミック大賞の漫画部門に入選。

2009年Webコミック誌「EDEN」にラブコメ漫画『むすんでひらいて』を発表し、漫画家デビューします。
本作は、デビュー作であるにもかかわらず高い読者人気を獲得し、そのまま人気連載作品となりました。

本作連載終了後も、男女問わず読んだ人をきゅんとさせる恋愛漫画を多く手掛け、2022年2月現在は「漫画アクション」にて『いとなみいとめず』を連載中です。

代表作品

『むすんでひらいて』が代表作です。

本作は2018年にWebアニメ化されました。

近藤るるる｜徳島県｜ハイパーあんな

プロフィール

・名前近藤るるる（こんどうるるる）

・生年月日不明

・活動期間 1990年 -

・ジャンルコメディ漫画

・公式サイト　近藤るるるオフィシャルウェブサイト

簡単な経歴

高知県生まれ、徳島県育ちの近藤るるるは、漫画家・うえやまとちのアシスタントを経て1990年「ファミコン通信」に『愛の砂嵐』を発表し漫画家デビュー。

1993年「月刊アスキーコミック」に『ハイパーあんな』の読切を掲載し好評を博すと、翌年からは同タイトルの連載を開始し人気漫画家となりました。

2021年からは「ヤングキングアワーズ」にて『影姫〜KAGE-HIME〜』を手掛け、2022年2月現在も連載しています。
なお、デビュー後長らくの間、可愛らしい名前の響きと柔らかいタッチの絵柄から女性漫画家だと思われていましたが、近藤るるるは男性漫画家です。