2023/08/24

埼玉県

『らき☆すた』聖地巡礼スポット10選!ファン必見の埼玉・京都の舞台を紹介

ほのぼのとした空気感が魅力の日常系アニメとして、今なお愛され続けている『らき☆すた』。

本作は埼玉県が主な舞台であり、県内に実在するスポットが作中に多数登場していることから、アニメファンの間に「聖地巡礼ブーム」をもたらしました。

この記事では、埼玉県を中心に『らき☆すた』の聖地巡礼スポットを紹介します!

『らき☆すた』とは?作品概要をチェック!

・原作 美水 かがみ(よしみず かがみ)

・単行本 KADOKAWAより既刊10巻(2023年6月現在) 

・制作会社  京都アニメーション

・監督 山本 寛(やまもと ゆたか)、武本 康弘(たけもと やすひろ)

・脚本 待田 堂子(まちだ とうこ)

・放送期間  2007年4月~9月

・話数 全24話

・PV: らき☆すたOVA(オリジナルなビジュアルとアニメーション)PV

『らき☆すた』のあらすじ

私立陵桜学園に通う泉こなた(いずみ こなた)は、楽天的な性格のオタク少女です。


「チョココロネの頭は太いほうなのか細いほうなのか」「オタクは食玩の玩具が欲しくてチョコウエハースを大量に買う」など、こなたの日常はゆるいけど刺激的!


こなたは同じ学校に通う柊かがみ・つかさ(ひいらぎ かがみ・つかさ)姉妹や高良みゆき(たから みゆき)らと共に、ほのぼの楽しい高校生活を送ります。

『らき☆すた』原作者・美水 かがみ(よしみず かがみ)さんとは?

美水かがみさんは絵を描くのが好きだったことから、専門学校卒業後はゲーム会社にグラフィッカーとして入社。


会社員をしながら同人活動を行い、角川書店の編集者・加藤剛(かとう ごう)さんと出会います。


その後会社を退職し、加藤さんの紹介でアンソロジーコミックの執筆や雑誌のイラストカットを手掛けるように。

2004年、加藤さんが編集を務めていた雑誌「コンプティーク」で『らき☆すた』の連載を始めました。


2023年6月現在は、同誌で『らき☆すた』『宮河家の空腹(みやかわけのくうふく)』を不定期連載中です。

『らき☆すた』の聖地・埼玉県は美水かがみさんの出身地

『らき☆すた』の聖地である埼玉県は、美水かがみさんの出身地でもあります。


作中ではこなたが埼玉県幸手市(さってし)在住であることが明かされていますが、この設定は美水かがみさんが幸手市出身であることから生まれたもの。


こなたの自宅は美水かがみさんの自宅がモデルになっており、住所だけでなく外観や内部の造り、家具まで忠実に再現されています。


なお、美水かがみさんは『らき☆すた』で人気を博しても、上京することなく幸手市から作品発表を行っていました。

しかし2008年に交通がより便利なさいたま市に転居。

幸手市の旧自宅は『らき☆すた』ファンのため「きまぐれスタジオ美水かがみギャラリー幸手」という名前で一般公開されました。


きまぐれスタジオ美水かがみギャラリー幸手は半年間だけの期間限定公開の予定でしたが、予想をはるかに上回るファンが訪れ人気の聖地となったため公開期間を延長。

2011年まで公開され、多くのファンに惜しまれつつ閉館しました。

『らき☆すた』の聖地巡礼スポット10選

ここからは『らき☆すた』に登場する、聖地巡礼スポットを紹介します。

埼玉県の聖地巡礼スポット

鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)

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鷲宮神社は、かがみとつかさの父・柊ただお(ひいらぎ ただお)が宮司を務める鷹宮神社(たかのみやじんじゃ)のモデルです。


柊一家は神社の境内に居住していたことから鷲宮神社は作中に頻繁に登場し、今では「らき☆すたの聖地といえば鷲宮神社」といわれるほどになりました。

アニメに登場した神社のシンボル・大鳥居は老朽化の影響で2018年に倒壊しましたが、2021年には再建されています。


なお、鷲宮神社は『らき☆すた』放送直後から参拝客が急増し、アニメがきっかけで町おこしに成功した例の先駆け的存在。

神社には聖地巡礼に訪れたファンが描いた『らき☆すた』の痛絵馬が多数奉納されています。


また、毎年7月には鷲宮神社通りで「鷲宮八坂祭(わしのみややさかさい)」が開催され、キャラクターが描かれた「らき☆すた神輿」が登場することでも有名です。

住所:〒340-0217

埼玉県久喜市鷲宮1丁目6-1

宮前橋

宮前橋は、9話の通学シーンで登場した橋です。


聖地巡礼に訪れるファンの間では「かがみ橋」とも呼ばれています。

この橋をわたると鷲宮神社に行けるため、鷲宮神社に聖地巡礼する際に一緒に立ち寄るといいでしょう。


また、春には橋から美しい桜が見えるので、お花見シーズンに訪れるのもおすすめです。

住所:〒340-0217

埼玉県久喜市鷲宮中央2丁目6-26

春日部共栄高等学校

春日部共栄高等学校は、こなたたちが通う陵桜学園高等学校のモデルです。


本編でもよく登場したほか、アニメオープニングではみゆきのダンスシーンの背景として使用されました。


建物の細かい作りは異なりますが正門前の風景はそっくりで、『らき☆すた』ファンなら建物を見た瞬間にピンとくるはず。

なお、春日部共栄高等学校は作者である美水かがみさんの出身校でもあります。

住所:〒344-0037

埼玉県春日部市上大増新田213番地

春日部駅

春日部駅は、春日部共栄中学高等学校の最寄り駅として登場した糟日部駅(かすかべえき)のモデルです。


作中には春日部駅西口周辺がよく登場し、アニメオープニングではそこでつかさが踊っていました。

駅のホームにある柱の配色や駅を出てすぐのバス停の雰囲気は、アニメ放送から10年以上が経過してもほぼ同じ姿を保っており、『らき☆すた』ファンなら一見の価値ありです。

住所:埼玉県春日部市

幸手駅

幸手駅は、こなたの自宅の最寄り駅として登場した駅です。

アニメ20話では、こなたが幸手駅から電車に乗る姿が描かれました。

幸手駅は2017年に大規模な改修工事を行ったため、現在の駅舎外観はアニメと大きく異なっています。

ですがこなたを身近に感じられるスポットとして、今なお聖地巡礼するファンが後を絶ちません。

住所:〒340-0115

埼玉県幸手市中1丁目1

大宮駅

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大宮駅は、こなた・柊姉妹・みゆきの待ち合わせ場所としてよく登場した場所です。

大宮駅の西口前の広場で、4人はよく待ち合わせをしていましたね。


作中では西口周辺の施設も多く登場しましたが現在はなくなってしまった店舗も多く、アニメに出てきたそのままの風景を楽しむことはできません。


しかし、こなたたちも歩いたであろう道を歩き作品の世界観を感じることはできるので、時間に余裕があれば駅周辺を散策してみてもいいでしょう。

住所:〒330-0853

埼玉県さいたま市大宮区錦町

幸手権現堂(ごんげんどう)周辺

幸手権現堂周辺は、アニメ10話でこなたと柊姉妹が歩いた場所です。

こなたたちは「権現堂桜堤(ごんげんどうさくらつつみ)」と呼ばれる桜の名所を歩いていました。

なお、近くにある田んぼはこなたがアニメオープニングのダンスを踊った場所でもあるため「こな田んぼ」と呼ばれています。

住所:〒340-0103

埼玉県幸手市内国府間887-3

京都府の聖地巡礼スポット

京都駅

『らき☆すた』の主な舞台は埼玉県ですが、制作会社が京都アニメーションなことも影響して、京都府内のスポットも作中に多数登場しています。


京都駅は、21話で修学旅行に訪れたこなたたちが降り立った場所です。

アニメでは新幹線のホームのほか、在来線中央改札口のコンコースも登場しました。

住所:京都府京都市下京区東塩小路釜殿町

清水寺

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清水寺は、こなたたちが修学旅行で観光した場所の一つです。

アニメでは清水の舞台や本堂などが描かれたほか、周辺の市街も忠実に再現されました。

なお明確な時期は明かされなかったものの、こなたたちが修学旅行に行った際、清水の舞台から見える木々は緑色でした。

そのため、アニメとよく似た景色を堪能したいなら新緑が美しい時期に行くといいでしょう。

住所:〒605-0862

京都府京都市東山区清水1丁目294

三条大橋

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三条大橋は修学旅行中のかがみが物思いにふけった場所です。


実際、橋から見える景色を眺めたり川風で涼んだりする人も多いので、かがみと同じようにのんびり過ごしてみてもいいかもしれません。

かがみも見た景色を眺めつつほっと一息つけば、聖地巡礼に来た喜びもひとしおです。

住所:〒604-8004

京都府京都市東山区大橋町

まとめ

『らき☆すた』に登場する聖地を10か所紹介しました。


アニメ放送から時が過ぎ変わってしまった場所もありますが、今なおアニメと変わらない景色を見せてくれるスポットもたくさんあります。


また、埼玉県では毎年『らき☆すた』キャラクターの誕生日に生誕祭やイベントが開催されており、まだまだ盛り上がりは健在!

ぜひ『らき☆すた』の聖地巡礼に訪れてみてくださいね。

<参考>

「らき☆すた」オフィシャルサイト/「らっきー☆ちゃんねるWEB」/「らきすた」公式サイト

マンガ質問状:「らき☆すた」 ファン、スタッフ、作品の力を強く感じた - MANTANWEB(まんたんウェブ)

初詣は鷲宮神社へ 関東最古の大社・お酉様の本社

春日部共栄高等学校 - Kasukabe Kyoei High School

ホーム - 県営権現堂公園


たまぽん通信編集部 ごとう ゆき

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