北海道の南東部に位置し、NHKの連続テレビドラマ「なつぞら」などの舞台として知られる「十勝地方」。

東京都の約5倍の広さをもつ十勝地方には、15もの個性的な道の駅が揃あり、旬の特産物やお土産品を手に入れることができます。

今回は、道内にある道の駅のうち20施設以上を訪れた筆者が、十勝地方でも特におすすめの上士幌（かみしほろ）町にある道の駅をご紹介します！

上士幌町とは？

十勝平野の北端にある上士幌（かみしほろ）町。面積の70%以上を森林が占め、農業や酪農が盛んな自然豊かな町です。

町内には、大雪山国立公園の東山麓に位置する「ぬかびら源泉郷」や、北海道遺産にも選ばれた旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋梁群など観光スポットがたくさん。

また、上士幌町といえば「気球」の町としても知られています。その理由は、1974年に全国で初めて、熱気球の大会が上士幌町で開催されたからだそう。今年50年目を迎えた『熱気球フェスティバル』には、幻想的な風景を求めて全国から多くの人が訪れています。

上士幌町HP▶︎https://www.kamishihoro.jp

北海道じゃらん・道の駅ランキングで1位にもなった「道の駅かみしほろ」へ

2020年6月にオープンしたばかりの道の駅「かみしほろ」は、ガラス張りの広々とした空間と木の温もりが感じられる内装が特徴です。



施設内には、地元の食材を使用したレストランやパン屋などが併設されており、選べないほどどれも美味しそう......。近くの農家で獲れた新鮮なとうもろこしやじゃがいも、十勝地方で生産されたチーズなど、十勝の魅力的な食べ物がギュッと集まった施設となっています。



授乳室やキッズスペースなども併設されているため、子連れでもゆっくりショッピングも楽しめました！北海道じゃらん４月号「道の駅ランキング2021」を受賞したのも納得です。

ちなみに、旬の野菜を手に入れたいときは、車で15分ほどのところにある「道の駅ピア21しほろ」を訪れるのもおすすめです。



上士幌町に隣接する、士幌町にある「道の駅ピア21しほろ」には、北海道ならではの定番野菜のほか、パクチーなど珍しい野菜も豊富に揃っており、地元のお客さんも多い印象です。

ブランド牛「しほろ牛」や町の特産であるジャガイモを使った「しほろスタイルフライドポテト」など、ドライブに嬉しいテイクアウトグルメも充実。

ポップや展示品が、従業員さんの手作りのものが多く、「士幌町への愛」を感じられる道の駅となっています。

道の駅かみしほろHP▶︎https://karch.jp/michinoeki/

道の駅ピア21しほろHP▶︎https://pia21shihoro.jp

日本一広い公共牧場「ナイタイテラス」にも寄ってみて！

「道の駅かみしほろ」に行ったならぜひ立ち寄ってほしいのが「ナイタイテラス」です。

ナイタイテラスは、日本一広い公共牧場・ナイタイ高原牧場の頂上に2019年に完成した観光施設。入り口の看板から7km車で登った先に、ようやくテラスが見えてきます。

全面ガラス張りの展望カフェでは、広大に広がる牧草地を眺めながら、ナイタイ和牛のローストビーフ丼やハンバーガーなど美味しい食事を堪能できます。デザートには、「うし」と名付けられたミックスソフトがおすすめ。濃厚なのに甘さがすっきりとしているので、ぜひ食べてみてください！

晴れた日には、遠く離れたところに牛達の姿も！屋外に出て、風を感じるのも気持ちいいですよ。テラスは10月いっぱいの営業で、冬季はお休みになるのでご注意ください。



ナイタイテラスHP▶︎https://karch.jp/naitai.php

以上、十勝地方北部に位置する「上士幌町・士幌町」にある道の駅と、ナイタイテラスをご紹介しました。十勝平野は広く、特色のある道の駅が多いので、道の駅を周るだけでも北海道を堪能できると思います。

ぜひ、それぞれの地域の個性が光る道の駅めぐりを楽しんでみてください！

たまぽん通信編集部：いなば

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