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2023/10/02

愛媛県

愛媛県にゆかりのある有名漫画家9選！経歴＆代表作を紹介

穏やかな気候で災害も少なく、豊かな自然があふれる愛媛県。

感性が刺激されるレトロな町並みや文化遺産が多く残される愛媛県は、数々の人気漫画家を輩出しています。
この記事では、愛媛県にゆかりのある漫画家を9人厳選して紹介！

プロフィールや経歴、代表作品を詳しく解説していきます。

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青木琴美｜愛媛県松山市｜僕の初恋をキミに捧ぐ

プロフィール

・名前青木琴美（あおきことみ）

・生年月日 1980年1月7日

・活動期間 1998年 -

・ジャンル少女漫画

・公式サイト　青木琴美公式サイト BlueCloverCafe

簡単な経歴

愛媛県松山市出身の青木琴美は、幼少期に高橋留美子（たかはしるみこ）原作のアニメ『らんま1/2』を視聴し「面白い漫画を自分も描きたい」と思ったことから漫画家を志します。

1998年には「少女コミック増刊号」に『99のナ・ミ・ダ』が掲載され、念願の漫画家デビューを果たしました。
デビューから半年後には『太陽がいっぱい』で初連載を掴み、同誌のなかでも徐々に存在感を現します。

2003年『僕は妹に恋をする』の連載をスタートするとハラハラする展開に人気が集まり大ヒット！

2005年からは『僕は妹に恋をする』のスピンオフ作品『僕の初恋をキミに捧ぐ』を手掛け、第53回小学館漫画賞少女向け部門を受賞しました。

代表作品

『僕は妹に恋をする』『僕の初恋をキミに捧ぐ』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』が代表作品です。

特に『僕の初恋をキミに捧ぐ』は、井上真央と岡田将生主演で実写映画化され、最終興行収入21.5億円を記録する大ヒット映画となりました。

和田ラヂヲ｜愛媛県松山市｜和田ラヂヲのここにいます

プロフィール

・名前和田ラヂヲ（わだラヂヲ）

・生年月日 1964年2月19日

・活動期間 1991年 -

・ジャンル不条理ギャグ漫画

・公式サイト　RADIO WADA -HOME PAGE-

簡単な経歴

愛媛県松山市出身・在住の和田ラヂヲは、1991年「週刊ヤングジャンプ」に『イキナリどうだ』が掲載され漫画家デビュー。

デビュー後は『和田ラヂヲのここにいます』『ロッキン・ラヂヲ』『猫も、オンダケ』など、次々と作品を発表します。

ナンセンスなのにユーモアのある和田ラヂヲの漫画は"不条理ギャグ"と呼ばれ、新たなジャンルを確立するとともに唯一無二の人気を確立しました。

また、漫画家活動と並行して梅干しの種飛ばし大会に出場したり、吉本興業主催のお笑いイベントに参加したりと幅広い活動を見せ、2013年からはラジオパーソナリティとしても活躍中です。

代表作品

『和田ラヂヲのここにいます』が代表作品です。

本作は不条理ギャグ漫画の先駆け的存在として、漫画家の吉田戦車（よしだせんしゃ）や俳句研究者の青木亮人（あおきまこと）など、著名人からも高く評価されています。

樫本学ヴ｜愛媛県西予市｜コロッケ！

プロフィール

・名前樫本学ヴ（かしもとまなぶ）

・生年月日 1967年8月12日

・活動期間 1986年 -

・ジャンル児童漫画

・公式Twitter　@vuvuvumanavu

簡単な経歴

愛媛県西予市出身の樫本学ヴは、小学4年生のときに「コロコロコミック創刊号」と出会い、影響を受けて漫画を描き始めます。

小学5年生からは出版社へ漫画の投稿を始め、1987年、ついに『刑事ボットB.B（デカボットビービー）』という作品が「月刊コロコロコミック」に掲載され漫画家デビューしました。

デビュー直後の人気は思わしくなく連載を5話で打ち切られ、つらい新人時代を過ごしますが、それでもめげずに漫画を発表し続け少しずつ人気を獲得。

『江戸っ子ボーイがってん太助』『学級王ヤマザキ』など人気作を連発し、いつしか「コロコロコミックの看板作家」と呼ばれるまでになりました。

2001年からは同誌で『コロッケ！』の連載をスタートさせ、2022年3月現在は本作の続編『コロッケ！BLACK LABEL（コロッケ！ブラックレーベル）』を「コロコロオンライン」にて連載中です。

代表作品

『学級王ヤマザキ』『コロッケ！』が代表作品です。

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特に『コロッケ！』は、第48回小学館漫画賞児童部門受賞をしたほか、テレビアニメ化やゲーム化もされました。

高須賀由枝｜愛媛県｜グッドモーニング・コール

プロフィール

・名前高須賀由枝（たかすかゆえ）

・生年月日 1973年5月2日

・活動期間 1991年 -

・ジャンル少女漫画

・公式Twitter　@ytakasuka

簡単な経歴

愛媛県出身・在住の高須賀由枝は、1991年「りぼんオリジナル」に『Revolution（レボリューション）』が掲載され漫画家デビュー。

短期連載作品が得意で、デビュー後数年間は人気の有無にかかわらず、連載期間1年未満の作品を多く発表していました。

しかし1997年「りぼん」にて長期連載作品『グッドモーニング・コール』を手掛けると、キャラクターたちの人間模様を丁寧に描く作風に読者人気が殺到！

その後本作は連載歴約5年にも渡る「りぼん」の看板作品となりました。

2022年3月現在は「Cookie」にて『グッドモーニング・コール』の続編『グッドモーニング・キス』を連載中です。

代表作品

『グッドモーニング・コール』が代表作品です。

本作は2001年にテレビアニメ化、2016年にドラマ化され、今なお多くのファンに愛されています。

白石ユキ｜愛媛県｜あのコの、トリコ。

プロフィール

・名前白石ユキ（しらいしユキ）

・生年月日 3月29日

・活動期間 2006年 -

・ジャンル少女漫画

・公式Twitter　@s_yuki329

簡単な経歴

自称「愛媛の田舎」出身の白石ユキは、2006年「Sho-Comi」に『パステル少年』が掲載され漫画家デビュー。

デビュー後は読切作品を多く発表し、徐々に読者人気を獲得していきます。

次第に『プラスチック・ガール』『オオカミどものしつけ方』など連載作品も多く手掛けるようになり、2013年に『あのコの、トリコ。』の連載をスタートさせると人気が爆発！

三角関係をテーマにした本作は多くの女性読者を虜にし、2018年には吉沢亮主演で実写映画化もされました。

2020年からは同誌で『窮鼠の契り-偽りのΩ-』（きゅうそのちぎりいつわりのおめが）の連載をスタートさせ、2022年3月現在も連載中です。

代表作品

『あのコの、トリコ。』が代表作品です。

本作は実写映画化のほか、ノベライズ化もされています。

小林有吾｜愛媛県松山市｜アオアシ

プロフィール

・名前小林有吾（こばやしゆうご）

・生年月日非公表

・活動期間 2010年 -

・ジャンル青年漫画

・公式ブログ　1846

簡単な経歴

愛媛県松山市出身の小林有吾は、一般企業に就職したのち24歳で本格的に漫画家を志します。

2010年『HOUSE OF BLUE LIGHT（ハウス　オブ　ブルーライト）』という作品で漫画家デビューすると「月刊少年マガジン」や「月刊！スピリッツ」で精力的に作品を発表。

2015年からは「週刊ビッグコミックスピリッツ」で初の週刊連載作品となる『アオアシ』をスタートさせました。
本作はこれまでになかった「Jリーグのユースを題材とした作品」であり、漫画界になかったテーマが話題を呼ぶとともに高く評価されています。

また、小林有吾はとても筆が速く、2022年3月現在は『アオアシ』の週刊連載と並行して『ショート・ピース』『フェルマーの料理』など、別作品も連載中です。

代表作品

『アオアシ』が代表作品です。

本作はテレビアニメ化され、2022年4月から放送予定です。

柚木 N'｜愛媛県｜魔法科高校の劣等生古都内乱編

プロフィール

・名前柚木 N'（ゆずきエヌダッシュ）

・生年月日 1983年8月1日

・活動期間 2004年 -

・ジャンル成年漫画、少年漫画

・公式サイト　Lv.X+

簡単な経歴

愛媛県出身の柚木N'は、小学生の頃から同人サークル活動を開始。

2003年、月刊メガストア大賞に投稿した作品が奨励賞を受賞し、2004年に成年向け漫画家としてデビューします。

その後、2012年には「電撃マオウ」にてPSPゲーム『フォトカノ Sweet Snap』のコミカライズを担当し一般誌デビュー。
2017年からは一般誌が作品発表のメインとなり、人気ライトノベル『魔法科高校の劣等生』シリーズのコミカライズ作品を発表して一躍知名度を上げました。

2022年3月現在は「ヤングチャンピオン烈」で『カレシがいるのに』を連載中です。

代表作品

『魔法科高校の劣等生』シリーズが代表作品です。

本作は各編に分かれており、柚木N'は『夏休み編』『会長選挙編』『古都内乱編』のコミカライズを手掛けています。

白井弓子｜愛媛県｜天顕祭（てんけんさい）

プロフィール

・名前白井弓子（しらいゆみこ）

・生年月日 1967年3月15日

・活動期間 2007年 -

・ジャンル青年漫画

・公式サイト　弓工房

簡単な経歴

愛媛県出身の白井弓子は、1998年に白泉社の新人漫画賞で奨励賞を受賞するもデビューには至らず、主に同人作家として活動。

2005年には伝奇ロマンファンタジー作品『天顕祭』の制作を開始し、2006年から2007年にかけて自費出版しました。
発行当初は数十部しか売れなかったものの購読者からの評価はよく、2007年、白井弓子は自ら文化庁メディア芸術祭マンガ部門に作品を応募します。

すると同人誌としては初の奨励賞を受賞し、本作の商業出版化が決定、白井弓子は商業漫画家デビューを果たしました。

以後は同人活動と並行して『WOMBS（ウームズ）』『大阪環状結界都市』など商業作品も手掛けています。

代表作品

『天顕祭』が代表作品です。

本作は描き下ろし単行本としては異例の発売から3日で重版が決定し話題になりました。

椎名あゆみ｜愛媛県四国中央市｜ベイビィ★LOVE

プロフィール

・名前椎名あゆみ（しいなあゆみ）

・生年月日 1969年8月29日

・活動期間 1987年 -

・ジャンル少女漫画

簡単な経歴

愛媛県四国中央市出身の椎名あゆみは、高校1年生頃から「りぼん」に漫画を投稿。

1987年に手掛けた『涙のメッセージ』が、りぼんNEW漫画スクール準りぼん賞を受賞し、高校3年生で漫画家デビューしました。

読切作品をいくつか発表したのち『ピーターパンの空』で初連載を経験すると、以後は精力的に連載作品を発表し「りぼん」の主力作家となります。
1995年、同誌で『ベイビィ★LOVE』の連載をスタートさせるとと、何度も表紙を飾るほどの人気作品に！

2022年3月現在は作品発表の主軸を「Cookie」に移し『三日月と流れ星』を連載しています。