2023/10/05

宮崎県

宮崎県にゆかりのある有名漫画家9選!経歴&代表作を紹介

全国トップクラスの快晴日数を誇る宮崎県。

明るい太陽の光が降り注ぎ、豊かな感性を育むのにピッタリな宮崎県は、多くの人気漫画家ゆかりの地でもあります。

この記事では、宮崎県出身の漫画家を9人厳選して紹介!

プロフィールや経歴、代表作品を詳しく解説していきます。

東村 アキコ|宮崎県串間市|海月姫

プロフィール

・名前             東村 アキコ(ひがしむら アキコ)

・生年月日 1975年10月15日

・活動期間 1999年 -

・ジャンル   女性漫画

・公式サイト 東村プロダクション

簡単な経歴

宮崎県串間市出身の東村アキコは、大学卒業後、OLをしながら漫画制作を開始。

1999年「ぶ〜けデラックス NEW YEAR増刊号」に『フルーツこうもり』が掲載され、漫画家デビューしました。

2007年「コーラス」にて自身の育児体験を元にしたエッセイ漫画『ママはテンパリスト』を連載すると、100万部を超える大ヒットを記録!

2008年「Kiss」でシュールなラブコメ『海月姫』を発表するとこちらも人気を博し、2010年には本作で第34回講談社漫画賞を受賞しました。

以降も『主に泣いてます』『東京タラレバ娘』などヒット作品を連発し、2022年6月現在は「Cocohana」で『銀太郎さんお頼み申す』を連載中です。

代表作品

『ママはテンパリスト』『海月姫』『東京タラレバ娘』が代表作品です。

特に『海月姫』は、テレビアニメ化、実写映画化、テレビドラマ化され、作者の知名度を一気に向上させました。

大暮 維人|宮崎県日向市|エア・ギア

プロフィール

・名前             大暮 維人(おおぐれ いと)

・生年月日 1972年2月22日

・活動期間 1995年 -

・ジャンル   少年漫画

・公式Twitter @ohgreatofficial

簡単な経歴

宮崎県日向市出身の大暮維人は、家庭の経済的事情で大学進学を諦め、高校卒業後は画材屋に就職。

しかしうっかりパチンコにハマってしまい、多額の借金を作ってしまいます。

そんなとき、借金を返済するための策として思いついたのが漫画の賞金。

賞金狙いで漫画誌への投稿を始め、1993年には「漫画ホットミルク」で開催されていた漫画大賞に入選、1995年には同誌で漫画家デビューを果たしました。

1997年から始まった初連載作品はわずか2回で打ち切りとなりますが、すぐに「ウルトラジャンプ」で『天上天下』を連載し大ブレイク!

その後、2002年からは「週刊少年マガジン」にて『エア・ギア』を発表し、2006年には本作で第30回講談社漫画賞少年部門を受賞しました。

2018年からは同誌で西尾維新の小説『化物語』のコミカライズを担当し、2022年6月現在も連載中です。

代表作品

『天上天下』『エア・ギア』が代表作品です。

どちらもコミックス累計発行部数は1000万部を超えており、テレビアニメ化されています。

森繁 拓真|宮崎県|となりの関くん

プロフィール

・名前             森繁 拓真(もりしげ たくま)

・生年月日 1978年 -

・活動期間 2000年 -

・ジャンル   少年漫画

・公式Twitter @morisiget

簡単な経歴

宮崎県串間市出身で東村アキコの弟でもある森繁拓真は、2000年に第43回ちばてつや賞で優秀新人賞を受賞。

翌年「週刊ヤングマガジン」に『トークライブレッスン』が掲載され漫画家デビューしました。

デビュー後は読切や短期連載作品を主に手掛けていましたが、2006年に「週刊少年チャンピオン」で発表した『アイホシモドキ』が好評を博し、本格連載を経験します。

2010年からは「月刊コミックフラッパー」にて『となりの関くん』を連載。

2022年6月現在は、本作の10年後の世界を描いた『となりの関くん じゅにあ』を同誌で連載中です。

代表作品

『となりの関くん』が代表作品です。

本作はコミックス累計発行部数350万部を突破し、テレビアニメ化、テレビドラマ化されています。

吉富 昭仁|宮崎県|EAT-MAN(イートマン)

プロフィール

・名前             吉富 昭仁(よしとみ あきひと)

・生年月日 生年月日不明

・活動期間 1996年 -

・ジャンル   少年漫画

・公式Twitter @yoshi_akihito

簡単な経歴

宮崎県出身の吉富昭仁は、中学生のころから付けペンを使って本格的な漫画制作を開始。

高校入学とほぼ同時期に、白夜書房発行のSFアンソロジーで漫画家デビューします。

いくつかのライトノベル作品で挿絵を担当したのち「月刊コミックコンプ」で初のオリジナル連載『ローンナイト』を発表し、読者の注目を集めました。


その後、1996年からは「電撃コミックガオ!」にて『EAT-MAN』を連載。

独特の世界観と台詞まわしが魅力の本作は、連載開始直後から高評価を獲得し人気作品となりました。

本作連載終了後は、青年向け作品から女性向け作品まで幅広く手掛け、読者層を拡大し続けています。

代表作品

『EAT-MAN』が代表作品です。

本作はテレビアニメ化されたほか、2014年から2019年には「月刊少年シリウス」で、新シリーズ『EAT-MAN THE MAIN DISH(いーとまんざめいんでぃっしゅ)』が連載されました。

紗池 晃久|宮崎県日南市|ロザリオとバンパイア

プロフィール

・名前             紗池 晃久(さいけ あきひさ)

・生年月日 1976年10月25日

・活動期間 2002年 -

・ジャンル   少年漫画

・公式Twitter @akissa_saike

簡単な経歴

宮崎県日南市出身の紗池晃久は、幼いころに父が所持していた手塚治虫作品を読んで漫画家になることを決意。

高校卒業後は漫画家・八木教広(やぎ のりひろ)のもとでアシスタントとして腕を磨き、2002年「月刊少年ジャンプ」に『綺流斗(きると)』を連載して漫画家デビューします。

しかしデビュー連載作は残念ながら翌年には打ち切りとなり、2004年からは新連載『ロザリオとバンパイア』をスタート。

本作は掲載誌内でも高い人気を獲得し、連載歴約10年にも渡る長寿作品となりました。

また、デビュー以降ずっと「池田晃久(いけだ あきひさ)」というペンネームを使用していましたが、2020年に現在のペンネームに改名することを発表。

2022年6月現在は紗池晃久名義で「少年ジャンプ+」に『GHOST GIRL ゴーストガール』を連載しています。

代表作品

『ロザリオとバンパイア』が代表作品です。

本作はテレビアニメ化、小説化、ゲーム化とさまざまな形でメディアミックスされ、多くのファンを獲得しました。

赤星 たみこ|宮崎県日之影町|恋はいつもアマンドピンク

プロフィール

・名前             赤星 たみこ(あかぼし たみこ)

・生年月日 1957年5月6日

・活動期間 1979年 -

・ジャンル   ギャグ漫画・エッセイ漫画

・公式ブログ 赤星たみこの戯言・放言・虚言日記

簡単な経歴

宮崎県日之影町出身の赤星たみこは、専門学生だったころから漫画家・森永真理(もりなが まり)のもとでアシスタントを経験。

1979年「mimi」に『タラッタ☆ポン』が掲載され、漫画家デビューしました。

1987年「漫画アクション」で『恋はいつもアマンドピンク』を連載すると、翌年には映画化されるほどの大人気作品に!

本作連載終了後も『エクレア気分』や『別れたら好きな人』など、数々の作品でヒットを飛ばしテレビドラマ化されました。

また、近年はエコロジーに高く関心を寄せており、環境問題を考える作品を多く手掛けるとともに講演会なども行っています。

代表作品

『恋はいつもアマンドピンク』が代表作品です。

本作は2001年に新装版が出版され、新規ファンを獲得し続けています。

棚下 照生|宮崎県延岡市|めくらのお市物語

プロフィール

・名前             棚下 照生(たなか てるお)

・生年月日 1934年3月22日

・活動期間 2001年 -

・ジャンル   劇画

簡単な経歴

宮崎県延岡市出身の棚下照生は16歳で単身上京し、アルバイトをしながら漫画を勉強。

17歳だった1951年、鶴書房から漫画家デビューを果たします。

デビュー当初は主に児童向け作品を多く手掛け、1959年「少年ブック」で連載した『ヒマラヤ天兵』が、少年たちから絶大な支持を集め大ヒット。

その後一時期は筆を絶ったものの、芳文社の当時の編集長から声をかけられ、1966年からは青年漫画家として執筆活動を再開します。

翌年には発表作品『めくらのお市物語』が高く評価され、見事な復活劇を遂げました。

代表作品

『ヒマラヤ天兵』『めくらのお市物語』が代表作品です。

特に『めくらのお市物語』は映画化だけでなくテレビドラマ化され、作者の知名度向上に大きく貢献しました。

魔神 ぐり子|宮崎県|楽屋裏

プロフィール

・名前             魔神 ぐり子(まがみ ぐりこ)

・生年月日 1977年8月30日

・活動期間 1995年 -

・ジャンル   4コマ漫画・エッセイ漫画

・公式Twitter @magami_tobazu

簡単な経歴

宮崎県出身の魔神ぐり子は、1993年ごろから『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場』に作品を投稿。

1995年同作11巻で本格的に漫画家デビューし、以降は主にゲームのアンソロジーコミックを手掛けます。

1998年からは「月刊少年ガンガン」にて、漫画家になりたい読者に向けた作品『わくわくマンガ家への道』を連載。

本作は、漫画指導というメインテーマと並行して、漫画家として活躍する作者の日常も描かれており「漫画家のこぼれ話のようでおもしろい」と幅広い層の読者に支持されました。

エッセイ漫画家としての才能を認められた魔神ぐり子は、2006年に作品発表の場を「月刊コミックZERO-SUM(ゼロサム)」に移し、エッセイ漫画『楽屋裏』を発表。

独自の着眼点に自虐ネタをまじえた本作は高く評価され『貧乏暇なし編』『講談社地獄篇』など、10年以上に渡ってシリーズ化しています。

代表作品

『楽屋裏』シリーズが代表作品です。

担当編集者との毒のあるやり取りを切り取ったコミックエッセイは、峰倉かずや(みねくら かずや)や松林悟(まつばやし さとる )など、多くの漫画家たちからも愛されています。

はるな 檸檬|宮崎県|ZUCCA×ZUCA(ヅッカヅカ)

プロフィール

・名前             はるな 檸檬(はるな れもん)

・生年月日 1983年3月23日

・活動期間 2010年 -

・ジャンル   エッセイ漫画

・公式Twitter @haruna_lemon

簡単な経歴

宮崎県出身のはるな檸檬は、美術系大学を卒業後、イラストレーターをめざして上京。

同郷出身で上京前から知り合いだった東村アキコのもとでアシスタントをしたり、アルバイトや派遣OLをしたりして生活する日々を送ります。

2010年、派遣の契約が終了したことをきっかけに漫画家になろうと決意。

同年秋には「モーニング」にて、宝塚歌劇団の熱狂的ファンである自身や周囲のことをコミカルに描いたエッセイ漫画『ZUCCA×ZUCA』を発表し漫画家デビューしました。

以降も、自身の漫画アシスタント経験や読書体験をもとにしたコミックエッセイを多数発表。

2021年からは「文春オンライン」にて『ファッション‼』を手掛け、2022年6月現在も連載中です。

代表作品

『ZUCCA×ZUCA』が代表作品です。

宝塚オタクを題材にした本作は、あらゆるジャンルのオタクから「わかる!」と反響を呼び人気を集めました。

まとめ

宮崎県にゆかりのある人気漫画家を9人紹介しました。

宮崎県出身の漫画家は、女性漫画や青年漫画、コミックエッセイなど、さまざまなジャンルで活躍しています。

この記事で気になる作品や漫画家さんを見つけた方は、よければ作品を読んでみてくださいね。



参考資料

TVアニメ「海月姫」公式サイト

エア・ギア - 東映アニメーション

アニメ「となりの関くん」公式サイト

『EAT-MAN COMPLETE EDITION』|講談社コミックプラス

ロザリオとバンパイア - 池田晃久 | 少年ジャンプ+

漫画家 赤星たみこさん インタビュー★ディノス(dinos)

めくらのお市物語 真赤な流れ鳥 - 松竹株式会社

『楽屋裏 -講談社地獄篇-』(魔神 ぐり子)|講談社コミックプラス

ZUCCA×ZUCA ヅッカヅカ / はるな檸檬 - モーニング公式サイト


ライター:たまぽん通信編集部 ごとう ゆき

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