2023/03/16

tamapon Giftについて

新商品発売『奄美群島にしかないレアなお酒、黒糖焼酎ギフト』|黒糖焼酎の歴史や特徴も徹底解説!

芋や米、麦などさまざまな原料から作られる焼酎。日本酒よりもアルコール度数が高いものが多く、独特な香りやクセもあるため、どこかとっつきにくさを感じる方もいるかもしれません。

そんな方にもぜひ試していただきたいと、たまぽんギフトがご用意したのが「黒糖焼酎」です。 黒糖の甘い香りと米麹のコクが口いっぱいに広がり、焼酎に慣れていない人や女性でも美味しくいただけます。

この記事では、日本で唯一奄美群島のみで製造が認められている「黒糖焼酎」の特徴と魅力を詳しくお伝えします。


奄美群島限定で造られる、その理由とは?

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黒糖焼酎が日本で唯一奄美群島だけで製造を許可されている理由は、奄美の歩んできた歴史と深い関係があります。

奄美でサトウキビ栽培が始まったのは約400年ほど前。当時、薩摩藩はサトウキビを原料とした黒糖の専売で財をなしていました。この時すでに蒸留技術はありましたが、黒糖は幕府に献上する贅沢品でした。庶民の生活は厳しく、さつまいもやソテツの実などを原料とした焼酎が一般的だったそうです。

明治時代になると沖縄より泡盛の製法が伝わり、自家製造も盛んになります。しかし、第2次世界大戦で米不足が深刻になり、米を種原料とする泡盛の製造が困難に。そこで、島民は知恵を絞り、アメリカ軍政統治により移出規制のかかっていた黒糖での焼酎作りをスタートしました。

1953年、奄美は日本に返還されます。そこで問題となったのが、黒糖酒の酒税でした。麹(こうじ)ででんぷんを分解し、ブドウ糖に変えて醗酵させる麦や米の焼酎とは異なり、黒糖焼酎は原料が「黒糖」のため麹が必要ありません。そのため麹を使用していない黒糖酒は、日本の酒税法では「スピリッツ」に分類され高い税率が課せられるのでした。

「戦後復興としての黒糖酒の必要性」を訴える島民の強い要望を受け、政府は振興支援策の一環として、「麹の使用」を条件に奄美群島に限定した黒糖焼酎の製造を認めました。

現在、奄美群島で黒糖焼酎の製造を許可されている酒蔵は約30軒。そのため「希少性の高いお酒」と言えるのです。同時に、奄美とは切っても切れない、生活に根付いたお酒でもあります。


黒糖焼酎の特徴は?どんな方におすすめ?

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奄美だけで作ることのできるお酒、黒糖焼酎は一体どんなお酒なのでしょうか?


その特徴は主に3つあります。

1つ目の特徴は、コクのあるほのかな甘味と軽い口当たりです。サトウキビを加工した黒糖と、米麹を使って造られているので、優しく甘い香りが広がり、米の風味も相まって芳醇な黒糖のコクと甘み・旨みを感じられます。

「黒糖」と言われると甘さが強いように感じますが、くどい甘さではありません。むしろ、爽やかな飲み心地とすっきりとした後口が持ち味です。また、焼酎特有の強い香りが少ないため、初めての方でも比較的飲みやすい焼酎でもあります。

2つ目は、ヘルシーなお酒であること。黒糖焼酎は、蒸溜酒なので糖質はもちろんゼロ、プリン体もゼロです。アルコールを含んでいるため、カロリーは0ではありませんが、健康志向の方や女性も嬉しいお酒なのです。

最後に、さまざまな飲み方が楽しめるのも黒糖焼酎の良さとして挙げられます。ロック・水割り・お湯割りやここ数年で人気が再燃のソーダ割りはもちろん、カクテルベースにも使えます。

奄美の島人(シマッチュ)は、水割りで飲む方が多いようですが、半分に切ったパッションフルーツに焼酎を注ぐという奄美ならではの飲み方も。焼酎の銘柄にあわせて、自分好みの味にアレンジが可能です。


「黒糖焼酎を世界へ」。伝統と新しい技術を掛け合わせて造る町田酒造

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今回、たまぽんギフトでお届けするのは
「町田酒造」の黒糖焼酎。
奄美の日本復帰後すぐに自然豊かな
住用村で酒造りをしていた石原酒造から製造免許を譲り受け、平成3年に創業しました。

町田酒造のこだわりは「原料」と「製造技術」にあります。

町田酒造では、黒糖焼酎の要となる黒糖を一般的な黒糖焼酎の比率より多く使用しています。

そして、雑味がなくまろやかな焼酎にするために必要なのが「減圧蒸留」と「三年貯蔵」という2つの技術。町田酒造は、減圧状態のタンクの中でもろみを蒸留する「減圧蒸留」を黒糖焼酎業界で初めて取り入れました

減圧蒸留によって、元来ブレやすい黒糖焼酎の品質を安定させ、焼酎特有のクセのある匂いや雑味が取り除かれます。こうして完成したさわやかな焼酎は「三年貯蔵」によって、さらにまろやかで深みのある味わいに仕上がるのです。

町田酒造の使命は、「美味しい酒とともに、奄美の豊かな自然や先人が育んだ文化や歴史を全国へ、世界へ届ける。」こと。

石原酒造から受け継いだ伝統的な知恵や技と、新たな「減圧蒸留」の技術を掛け合わせて、唯一無二のこだわりの黒糖焼酎は造られているのです。



町田酒造から直送「黒糖焼酎ギフト」が新発売

こだわりが詰まった町田酒造の黒糖焼酎が、満を持してたまぽんギフトにも登場しました。

ここでは、"「奄美大島 産地直送」日本でココだけ!奄美群島にしかないレアなお酒黒糖焼酎ギフト"の1部をご紹介します。定番の銘柄からたまぽんギフトオリジナルの組み合わせまで幅広くご用意していますので、ぜひチェックしてみてください。

■住の江三十年貯蔵   ※こちらはスーパーレア商品です。

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住の江」は、町田酒造の前身である石原酒造で造られた最後の原酒です。

昔ながらの製法で造られた焼酎は、
30年以上の熟成を経てさらに深みを増しています。また、外装には奄美を愛した孤高の画家、田中一村(たなかいっそん)の画『奄美の海に蘇鉄とアダン』をラベルに採用。シリアルナンバーもついた高級感のあるデザインは贈答用にもぴったりです。

■里の曙ゴールド&すもも酒・たんかん酒セット ※こちらはレア商品です。

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町田酒造の技術の結晶とも言える
「里の曙ゴールド」と奄美・鹿児島で限定販売されている「すもも酒・たんかん酒」を贅沢に組み合わせました。

里の曙ゴールドは、「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」で3年連続最高金賞を受賞、「国際スピリッツコンペティション」でも「BEST OF SHOCHU」に選ばれるなど世界でも認められた逸品です。「すもも酒・たんかん酒」は、奄美産のすももとたんかんを里の曙に手作業で漬け込んだ至極の果実酒。

たまぽんギフトでのみの取り扱いになる希少なセットです。

里の曙 歌舞伎

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里の曙 歌舞伎」は主原料の黒糖を従来のものよりも豊富に使用し、丁寧に醸した逸品です。松竹株式会社とコラボレーションし、外箱には歌舞伎の演目『菅原伝授手習鑑』「車引」をイメージしたデザイン、ボトルには「車引」に登場する梅王丸・松王丸・桜丸の隈取が描かれています。


"奄美群島にしかないレアなお酒「黒糖焼酎」ギフト"ガチャの中には全6種類の商品。

ご紹介した商品以外にも、魅力的な商品を取り揃えています。


こちらのギフトは、こんな方におすすめです。


・父の日や母の日に感謝をこめて。焼酎に慣れていない方でも安心

・お酒好きの友人へ。自分ではなかなか選ばない、珍しいお酒が喜ばれるはず

・自分へのご褒美として。お家でゆっくりいろいろな飲み方を試したい


400年近くの歴史を持ち、奄美の人々の間で受け継がれてきた黒糖焼酎。奄美群島の歴史と文化、そして自然の恵みがギュッと詰まった唯一無二のお酒をぜひご賞味ください。


▼ギフト詳細ページは、画像をクリック

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ライター:たまぽん通信編集部 いなば

参考記事:

サトアケ物語 | 奄美大島の黒糖焼酎 里の曙 - 町田酒造株式会社

黒糖焼酎の作り方をわかりやすく解説|製造工程を詳しく説明

知ればもっと美味しい「奄美黒糖焼酎豆知識」

黒糖焼酎 奄美群島だけで造られる稀有な酒 | たびらい鹿児島

地域や特産品とのたまたまの出会いを贈る「たまぽんギフト」

たまぽんギフトは、地域をテーマにしたガチャでたまたま出会ったギフトを贈ることができる、これまでにない新しいギフトサービスです。

地域と特産品をテーマにしたギフトカード(ガチャチケット)。

受け取った人がQRコードをスマホで読み取り、ガチャを引くと、いずれかのギフトが実際に手元に届きます!

どんなギフトがあるのか、ぜひチェックしてみてください!

https://tamapongift.com/

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