2023/11/20
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ギフト・お土産にもピッタリな岩手県のおすすめクラフトビール4選|岩手の地ビールが美味しいワケとは
今大人気のクラフトビール。「地ビール」とも呼ばれる、大量生産ではなく小さな醸造所(ブルワリー)でこだわって造られたビールのことです。
クラフトビールは全国の幅広い地域で造られていますが、特に岩手県は「クラフトビールがおいしい都道府県ランキング」第2位でもあり、全国屈指のクラフトビール大国なのです。
岩手のクラフトビール(地ビール)はなぜ美味しい? 豊かな自然が、原料となる水・ホップを造り出す
大自然が広がり、森林面積も豊富な岩手県。
国内では北海道に次いで広い森林面積を有しており、全国森林面積の約4.7%を占めています。
この豊かな自然が、ビール造りにも大きく関わっているのです。
まず、岩手県には美味しい水があります。
湧き水や井戸水の水質も良く、環境省の定めた「昭和の名水百選」「平成の名水百選」にも選ばれている箇所も多くなっています。水は酒造りには非常に重要。
「水の質がビールの仕上がりを左右する」
と言われるほど、ビール造りに欠かすことができないものです。
そしてビールの原料でもあるホップの生産量も、岩手県が日本一。中でも内陸部の街・遠野(とおの)市は、民話の里として知られるだけでなく、ホップの栽培面積が日本一で全国的に有名な土地です。
また岩手県は昔から、クラフトビールがとても人気のある土地柄と言えます。
クラフトビールの代表格として非常に有名な『銀河高原ビール』も、実は長年にわたって岩手県で作られていました。現在は長野県の会社に買収されていますが、1996年(平成7年)に岩手県沢内村(さわうちむら)の村おこし事業としてビールの製造・販売が始まったという経緯があります。
遠野市でも行政・企業・農家・地域住民が一体となって「ビールの里」を盛り上げており、「遠野ホップ収穫祭」や「ビアツアーズ」などの催しを積極的に行っています。
美味しい原料と、ビールを使って地域創生を推進してきた背景。
2つが重なり、岩手県のクラフトビールが美味しく人気の商品となっているのではないでしょうか?
ランキング上位の厳選4銘柄をご紹介! 老舗有名店から新進気鋭の有望ショップまで要チェック
この章では、岩手県のクラフトビールランキングで上位に挙げられることの多い4つの銘柄をご紹介します!
① カジュアルギフトにも最適! 色とりどりで種類も豊富な「べアレン」の缶ビール
まず、全国的にも知名度の高い「株式会社べアレン醸造所」のビールから。
べアレンは県庁所在地・盛岡市のビールメーカーで、2001年に設立されました。ドイツから100年以上前の醸造釜を移設し、独マイスター取得のブルワー(ビール職人)が手造りするクラシックブルワリーです。ヨーロッパの伝統的なビール文化を尊重しながらも地元岩手に深く根ざし、手造りの本格ビールを販売しています。
様々な種類が用意されていますが、他社との違いはカラフルで可愛いパッケージも魅力の缶ビール。
『ザ・デイ トラッドゴールド ピルスナー』はのど越しよく余韻も楽しめる仕上がり、『ザ・デイ イノベーション レッドラガー』はホップの風味が効いた飲みごたえある味わい。『レモンラードラー』は2020年6月より新登場の本格フルーツビールです。
伝統と革新の味を体験してみてはいかがでしょうか?
② 『遠野麦酒ZUMONA』(ズモナ)は遠野の酒蔵「上閉伊酒造」(かみへいしゅぞう)の逸品
次に、アンテナショップなどでもお馴染みの『遠野麦酒ZUMONA』、通称ズモナビール。コメとホップの生産地・遠野市(とおのし)で日本酒とビールを製造している「上閉伊酒造(かみへいしゅぞう)株式会社」の代表的なビールです。
ズモナは方言で、標準語では「~そうな」という意味。「遠野にうまい地ビールがあるそうな」と語り伝えられるように、願いを込めて付けられた名前です。
六甲牛山(ろっこうしさん)の伏流水(軟水)で造ることにこだわって試行錯誤を繰り返し、現在のズモナビールが出来上がったとのこと。軟水で仕込んだことによる「やわらかさ、滑らかな舌触り」と独自に調合した麦芽配合による「独特な香り、深いコク」を両立しています。遠野産ホップを存分に利用した贅沢な味です。
③ 『いわて蔵ビール』は国際大会で受賞、日本酒醸造会社の「世嬉の一酒造」(せきのいちしゅぞう)自慢の品
1995年に立ち上げられた『いわて蔵ビール』は多くの国際大会で受賞経験を持ち、評価の高いビールブランドとして有名です。