2024/04/30

熊本県

天草御所浦で愛情込めて育てた魚 とらふぐ鯛養殖・加工販売「ふく成」


熊本のグルメギフトで商品を取り扱っていただいている株式会社ふく成さん。
今回、取締役の平尾有希さんにインタビューさせていただきました!


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(左から代表取締役・平尾優さん、取締役・平尾有希さん)

 

1960年創業、養殖から加工・販売へ

−−養殖業のみならず、加工やEC事業にも力を入れているふく成さん。

いつごろから養殖始められたのですか?

 

私の祖父が漁師をしていましたが、今後天然の魚は漁獲が減るため、これからは育てていかなければ魚が食べられなくなるとの予測から1960年に真鯛の養殖をスタート。

その後、1979年に父が熊本県で初めてとらふぐの養殖を始めました。

熊本地震をきっかけに事業を引き継ぎ、2016年に法人成りし、株式会社ふく成を設立しました。

2018年には、自社養殖とらふぐが天然とらふぐの6倍の旨味を持つというエビデンスから養殖とらふぐ「六福®︎-ROPPUKU-」をブランド化しました。



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(六福®︎-ROPPUKU-)

 

2020年のコロナでの売上減少を機に業態を卸売業専門から消費者へ直接商品をお届けするネット販売でのEC事業に転換。

その年の4月から食べチョクでEC事業を始め、12月には食べチョクアワード「水産部門」全国1位、総合3位を獲得しました。

翌年も2年連続で全国1位を獲得しました。

その後、2021年に六福®︎-ROPPUKU-がチーム・シェフコンクール審査員特別賞(最優秀賞)を、【真鯛の極み】シーフードバラエティセットが肥後もっこすのうまかもんグランプリベストセレクション賞を受賞するなど、怒涛の3年間でした。



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(日本三大カンファレンスと言われるICC FUKUOKA2023クラフテッド・カタパルトで優勝)

 

 

子どもたちにおいしい魚を届けたい

−−子ども食堂への食材の提供など、子どもと食についての思いを強く感じます。

 

私たちふく成は、子どもたちの未来に食をつなぐというミッションを掲げています。

世界中のたんぱく質不足や、子どもたちの栄養不足、
そしてこれからの食糧不足に向けて動いています。

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(子ども食堂に食材を提供)

 


2022
年に事業として立ち上げたSEAFOODTECH

この事業でブランド化したFiresh®︎は、独自の鮮度保持技術により、
高品質な鮮魚を添加物を使わずに長期保存鮮度を保つことができます。


「新鮮な魚をなぜ凍らせるのか」という生産者や市場関係者からの批判もありましたが、

自分達の想いを信じて事業を進めました。

実際に、CRC食品環境衛生研究所の味覚分析結果で、捌きたての新鮮な生魚と比べて「Firesh®」は旨味とコクが127%増すことが分かり、食感も生に限りなく近い状態に再現できました。

この技術によって、世界中の、そして未来の子どもたちに天草・御所浦のおいしい魚を届けることができます。

大切に育てた魚をいかに付加価値をつけて、正当な価格での販売を行えるようにするかを考え、水産業界にイノベーションを起こし、良い循環を作りたいと思っています。

 

 

御所浦の恵みと生産者のキャリアが生む極上養殖魚

――ふく成で養殖される魚のおいしさの秘密はなんですか?

 

まずは養殖職人のキャリアですね。彼らは、まるで魚のお医者さんレベル位凄いんですよ!

見ただけでは誰もが分からないような魚たちの小さな変化にいち早く気づき、水温や気候に合わせて魚たちの体調管理をしています。

えさは独自配合(企業秘密ですが、ヒューマングレードのえさです。)の「ふく成オリジナル飼料」を使用しています。

 

――わあ〜贅沢ですね!私が食べたいくらい(笑)

 

長年培ってきた60年以上の養殖職人の技術に支えられています。

安心安全な養殖魚を生産している養殖業者を認証している「熊本県適正養殖業者認定制度」も取得しています。

そして何と言っても、宝の海と称される御所浦の海の恵です。
球磨川から流れてくるミネラル豊富な水が八代海に流れ込み、おいしい養殖魚たちを育ててくれています。

 

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(御所浦の海)

 

 

うまみが6倍のとらふぐ?!

――いちおし商品は何ですか?

 

熊本の厳選食材のセットに入っているふぐ刺ですね。

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(写真)ふぐ刺

 

この養殖とらふぐ「六福®︎-ROPPUKU-」は天然よりも旨味成分が6倍もあるんです!

分析調査で旨味成分のリジンとグルタミン酸が天然の6倍、グリシンが2倍多いという結果がでました。

プロの料理人にも選ばれ、熊本から全国の飲食店やホテルなどに届けています。

 

養殖のAI化など水産業界のロールモデルに

――常に先を見据え、前に進んでいるふく成さんですが、今後の展望はありますか?

 

今後、養殖をAI化したいと考えています。
えさの開発も企業や大学と協力して進めて行こうと動いています。


また海の清掃などを行い、海を守ることで水産業をサスティナブルにしていかないといけないと考えています。水産業界のロールモデルとなるような動きをしていきます。


直近では、最近発売した「こっぱせん」もたまぽんギフトに入れたいですね。
鯛の骨を使用した商品で、牛乳の約4倍のカルシウムが入ってるんですよ!
保存料など使用していない、安心安全な商品なので、子どもからおじいちゃんおばあちゃんにも人気の商品です。

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(写真)こっぱせん

 

未来の魚を味わって

――最後にひとことお願いいたします!

 

ふく成は、未来の魚を作っている会社です。

まずは、一度食べていただきたいです。

そして、おいしいと思ったらまた食べてほしい。


とらふぐや鯛が味わえるさまざまなセットもありますので、
たまぽんギフトはもちろん、ふく成オンラインショップも見てみてくださいね。

 



現状を見つめ、未来を見据えて新しいことに挑戦をし続けるふく成さん。
その姿とお二人の笑顔にいつも元気をもらっています。

このような企業が熊本にあることが誇らしいです。

 

そして、思いがある商品はとってもおいしい。

たまぽんギフトに入っている真鯛のカマはリピート率の高い商品だそう。

シンプルに塩焼きと煮付けにしたらまあおいしい!

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真鯛のカマ煮付け


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キャンプで塩焼き


身がふっくらぷりぷり。

真鯛のカルパッチョも「え、これ冷凍?」と驚くほどのフレッシュさ。


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キャンプで真鯛のカルパッチョ、贅沢な時間


他にも子どもが食べやすいように骨を抜いた商品もありますよ。

ぜひ、ご家庭で味わってみてくださいね。


そんなふく成さんの商品が当たるたまぽんギフトはこちら

熊本の厳選食材BOX https://tamapongift.com/products/detail/73

熊本のうまいものギフト https://tamapongift.com/products/detail/78

 

 

ライター:たまぽんギフト熊本バイヤー 嘉悦なつ美

 

 




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