2023/01/19

福井県

福井県はおこめ県!?知る人ぞ知る福井県のお米にまつわる特産品5選

福井と言えば、日本海側で観光の名所・東尋坊や越前カニなど海の景色を思い浮かべる方も多いと思うのですが、平野部には田園風景が広がる実は「お米の名産地」なのです。

今回の記事では、これまで10都道府県以上に住み、あらためて地元「ふるさと福井」の良さを感じている、筆者(2022 ふくいブランド大使に就任)が、福井のお米にまつわるオススメの特産品を紹介いたします!

<1>コシヒカリだけじゃない!福井発祥のお米

豊かな雪解け水と山々に囲まれた平野から、米作りに適した土壌が整ってる越前平野。秋の実りの時期には、黄金色の風景が広がります。古来から、米作りとともに生活・文化・産業が生まれ成熟してきました。

 

福井県で有名な産業のひとつである「眼鏡産業」。福井県鯖江市では、眼鏡製造の国内シェア96%を占める一大産地となっていますが、もともとは冬季の雪による農閑期に、内職として始まったのが由来と言われています。

 

また、あの有名なお米ブランド「コシヒカリ」の発祥地とも知られています。現在では、コシヒカリだけでなく、「いちほまれ」「華越前」「あきさかり」と、コシヒカリ以外の銘柄も福井県から生まれ、育成されています。

 

全国を転々としている筆者の家では、福井の実家からいつもお米を送ってもらっています。

子ども達はその美味しい味に慣れ親しんでいるようで、県外産のお米を炊いて出すと、「あれ、今日のお米はどこの?」と味の変化に気が付くようです。

 

▽詳しくはコチラの記事
【たまぽん通信】福井発祥の美味しいブランド米4銘柄|いちほまれ・あきさかり・華越前・コシヒカリ、それぞれの特徴とは?

<2>酒米さかほまれ仕込みの日本酒

豊かな土壌で育った美味しいお米とお水で仕込まれたお酒は格別で、日本有数の酒どころである福井県。

 

さかほまれ」という名前を聞いたことがありますか?福井県が、およそ8年の年月をかけて美味しいお酒造りのためだけに開発した美味しいお酒のために生まれたお米です。

2018年に登録されたばかりの新しい品種で、コシヒカリも誕生した福井県農業試験場でおよそ8000種から1つの系統に絞り込まれた品種ということから「奇跡の酒米」とも呼ばれています。

そのさかほまれ使用の日本酒も、県内17の酒蔵で製造されるようになり、それぞれの杜氏が、蔵の特性を活かした酒造りに取組み、多数の品種・味を楽しめるようになりました。

 

▽詳しくはコチラの記事

【たまぽん通信】酒米さかほまれとは?さかほまれ仕込みの純米大吟醸酒おすすめ5選/贈答用ギフトに最適!福井の日本酒

<3>お米を使ったお菓子

お米どころということで、昔からお米を使った加工品のひとつとしてお餅もよく作られていました。
行事があれば親族・ご近所が集まり、一緒に餅つきをするという風景も30年ほど前には多く見られました。
現在でも、減ってはいるものの、伝統の残るご家庭・地域があります。
(2023年正月に筆者が帰省した際には、親戚が杵でついてくれたお餅をいただきました。ちなみに、そばも手打ちの越前そばをいただきました!)
昆布を織り込んだお餅、海老を織り込んだお餅など、様々なお餅も製造・販売されています。


その中でも今回はお土産として人気の定番特産品を2つ紹介します。



・羽二重餅

福井は「繊維の街」として、昔から栄えてきました。羽二重とは、絹織物の一種。
シルクの布のように透き通った見た目とふんわりとした柔らかさを持つ「羽二重餅」が福井のお土産として人気です。もちーっとした伸びのよいお餅が特徴です。

 

定番の白いプレーンなものだけでなく、お餅に何か練りこまれたものや、様々な味の餡のものなど種類も豊富です。

洋菓子の風味も味わえる「羽二重くるみ」が福井県民の間で人気になっています。

最近人気の、シュー生地で羽二重餅を包んだ「羽二重餅くるみ」(はや川)




・おかき

福井の美味しいお米を、美味しいお水で炊き上げて、揚げたおかきやあられも人気のお土産のひとつです。

その中でも筆者のオススメが「よしむらのおかき」。

よしむらのおかきのなかでも定番商品であり、一番オススメなのが「ヒットサラダ」。

・ヒットサラダ

お米の甘みが際立つシンプルな味付けのあられです。この塩味のきいた昆布がクセになるようで、子どもの頃から一袋の中に数の限られた昆布を家族で取り合いしたものです。

福井県内のスーパーでも多く取り扱いされています。

 

<4>昆布など海藻加工品

北前船で、福井県の敦賀から山形、北海道などに寄港しながら貿易していたころから、昆布が取引され、敦賀では昆布の加工などの産業が栄えました。

20年以上前の話になりますが、学校の遠足で「昆布館」を訪問し、大きな昆布の表面を削り、とろろ昆布にする実演を見た記憶があります。

※残念ながら「昆布館」は現在は閉業(令和4年5月末に閉業)



数ある海藻加工品の中で、福井県出身の筆者が数か月に1回は「ひじきのふりかけ」をお取り寄せしております。

子どものお弁当のおにぎりも、いつもひじきのふりかけです!

<5>梅の加工品

福井県の若狭町周辺では、古くから梅の栽培されていたようです。江戸時代の天保の頃には「福井梅」が発祥したと言われています。昭和52年以降、毎年6月に皇室に献上されている梅ブランドとなっています。
明治15年ごろから本格的に梅栽培が進められ、栽培だけでなく、保存のための加工、美味しく食べるための加工も工夫が重ねられてきました。福井の食文化のひとつとして梅は親しまれています。

現在でも若狭町周辺をドライブすると道沿いに梅林を見ることができます。

肉厚な「紅映(べにさし)」、梅酒専用の「剣先(けんさき)」、福井県オリジナル品種の「新平太夫」「福太夫」などの品種が、大切に育てられています。年間約1500トンを生産しており、2020年には都道府県別生産量ランキング、全国第三位となっています。



オススメの立ち寄りスポット!梅の里会館

JA福井県 梅の里会館

実際に福井の嶺南地方・若狭町周辺を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってもらいたいスポット「梅の里会館」。
近隣で収穫された梅の量り売りがされていたり、様々なバラエティ豊かな梅関連商品を取り扱っています。
お土産選びに迷ってしまうほど。梅好きな人には、ぜひ一度は訪問してもらいたい場所です!



美味しいお米と相性抜群の「おとも」が揃う福井県!

北陸新幹線福井・敦賀開業PRキャッチコピー「地味にすごい!福井」。

まさにこの通りで、お米という日常欠かせない身近な存在が、本当に「地味にすごい」のです。

小麦の価格高騰などの社会情勢を背景に、今お米が再び注目されていると耳にします。

ぜひこの機会に福井のお米に注目いただけたら幸いです!

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たまぽん通信編集部 オオガワラ(ふくいブランド大使)

福井県生まれで18年間居住歴のある転勤族の妻。福井県立武生高等学校卒。これまで居住した都道府県は10を超える。都道府県・地域ネタが大好きで、居住地を拠点にあちこち子連れでうろついている。福井県越前市出身ふくいブランド大使。たまぽん通信編集長。




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